そのきゅう
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「他の奴等は?」
「し、しらねーよ」
「あらそう」
「ごへっ」
どうしてもこの2人しか見付けられなかった。鈴蘭以外にも三生高などの奴等はまだいて全て殴り、残りが8人と聞いていたのに2人、とは。
片方がしらばっくれる度にもう片方を殴りつける。殴る。殴る殴る。もうやめてくれ!殴る。
「アイツを襲った残りを言え」
「し、しらねえ!本当だ!!!」
「コイツ終わったら次はお前だからな」
「本当に知らねえんた!皆覆面被ってから会ったし、」
「じゃあ誰に命令された?」
「……それは……」
「あぁぁああぁぁああ゛!!!!やめ、やめろ!やめてくれ!!!!」
「うるせーなたかが小指折ろうとした位で喚くな」
「……おい黒澤、あのよ」
「コイツ名前監禁したら指折ってみたいとかなんとか言ってたしこれくらいセーフ」
「ならいっか」
「よくねーよな!!?」
「なーに真面目なこと言ってんのさ迫田くーんははは」
山田は焦っていた。どれだけ痛め付けても、他を吐かない。……相当、頭の回る奴が裏にいる。ここまでとは思わなかった、そんな頭の回る奴が名前を狙うとは考えられないからだ。
何故なら名前を襲うのにはデメリットが多い。戸亜留市の大半の勢力と仲良くなっているアイツだ、藤代の仲間である花達は無論名前の味方になるだろうがなにより鈴蘭には名前を(不本意ながら)可愛がってる原田十希夫がいる。兄貴は名前に感謝してはいるが今の鈴蘭でアイツが唯一懐いているのは原田十希夫だ。薄らとだが原田十希夫もそれを理解している。ちなみに蠍の一件でも原田十希夫は名前を殴った男潰しに参加してたりする。
鳳仙はやばい。名前は鳳仙は基本的に敵視しないので鳳仙も名前を可愛がる傾向がある。月本兄弟と仲良くなったのがデカかった。鳳仙の頭を敵に回すのは鳳仙を敵に回すも同じ、頭がいいなら絶対に狙わない。
更にだ、武装がいる。それも歴代武装だ。鈴蘭や鳳仙でも歴代幹部で可愛がって貰った人はいたが、武装は3代目以外だ。全てだ。普通に考えてみろ、あの真っ黒い皮ジャン着た厳つい集団に囲まれて無事でいられるか?今の頭はあの歴代武装きっての問題児である河内鉄生だ。河内鉄生は自らの妹と同等なレベルで名前を可愛がってる。名前も河内家では長女扱いである。他の6代目もなんだかんだ可愛がってるし、ヤンデレレベルの幼馴染み組。親代わりである4代目や兄代わりの5代目。それら全て敵に回せる奴なんか頭いいやつになんかいない、そう思ってる。思っていた。
いや、頭が回るからこそだ、だから今の時期なんだ。アイツが周りに相談出来ない時期だ、歴代幹部に相談?もう仕事もある連中にあの馬鹿がそんな事出来るはずもはい。
苛立ちを隠さずにもう片方の野郎も踏み潰し、2階からにも関わらず紐なしバンジーさせてそのまま3年の教室へ向かった。
「よぉ十希夫せーんーぱーいー?おひさっすー」
「……黒澤の。今日はゴリラいねーのか」
「何も言わずにこれ見てもらえます?」
巻き込んでやれ。名前が出来ないことは俺の仕事だ、一気に鋭くなる目を見てニヤリと笑った。
「し、しらねーよ」
「あらそう」
「ごへっ」
どうしてもこの2人しか見付けられなかった。鈴蘭以外にも三生高などの奴等はまだいて全て殴り、残りが8人と聞いていたのに2人、とは。
片方がしらばっくれる度にもう片方を殴りつける。殴る。殴る殴る。もうやめてくれ!殴る。
「アイツを襲った残りを言え」
「し、しらねえ!本当だ!!!」
「コイツ終わったら次はお前だからな」
「本当に知らねえんた!皆覆面被ってから会ったし、」
「じゃあ誰に命令された?」
「……それは……」
「あぁぁああぁぁああ゛!!!!やめ、やめろ!やめてくれ!!!!」
「うるせーなたかが小指折ろうとした位で喚くな」
「……おい黒澤、あのよ」
「コイツ名前監禁したら指折ってみたいとかなんとか言ってたしこれくらいセーフ」
「ならいっか」
「よくねーよな!!?」
「なーに真面目なこと言ってんのさ迫田くーんははは」
山田は焦っていた。どれだけ痛め付けても、他を吐かない。……相当、頭の回る奴が裏にいる。ここまでとは思わなかった、そんな頭の回る奴が名前を狙うとは考えられないからだ。
何故なら名前を襲うのにはデメリットが多い。戸亜留市の大半の勢力と仲良くなっているアイツだ、藤代の仲間である花達は無論名前の味方になるだろうがなにより鈴蘭には名前を(不本意ながら)可愛がってる原田十希夫がいる。兄貴は名前に感謝してはいるが今の鈴蘭でアイツが唯一懐いているのは原田十希夫だ。薄らとだが原田十希夫もそれを理解している。ちなみに蠍の一件でも原田十希夫は名前を殴った男潰しに参加してたりする。
鳳仙はやばい。名前は鳳仙は基本的に敵視しないので鳳仙も名前を可愛がる傾向がある。月本兄弟と仲良くなったのがデカかった。鳳仙の頭を敵に回すのは鳳仙を敵に回すも同じ、頭がいいなら絶対に狙わない。
更にだ、武装がいる。それも歴代武装だ。鈴蘭や鳳仙でも歴代幹部で可愛がって貰った人はいたが、武装は3代目以外だ。全てだ。普通に考えてみろ、あの真っ黒い皮ジャン着た厳つい集団に囲まれて無事でいられるか?今の頭はあの歴代武装きっての問題児である河内鉄生だ。河内鉄生は自らの妹と同等なレベルで名前を可愛がってる。名前も河内家では長女扱いである。他の6代目もなんだかんだ可愛がってるし、ヤンデレレベルの幼馴染み組。親代わりである4代目や兄代わりの5代目。それら全て敵に回せる奴なんか頭いいやつになんかいない、そう思ってる。思っていた。
いや、頭が回るからこそだ、だから今の時期なんだ。アイツが周りに相談出来ない時期だ、歴代幹部に相談?もう仕事もある連中にあの馬鹿がそんな事出来るはずもはい。
苛立ちを隠さずにもう片方の野郎も踏み潰し、2階からにも関わらず紐なしバンジーさせてそのまま3年の教室へ向かった。
「よぉ十希夫せーんーぱーいー?おひさっすー」
「……黒澤の。今日はゴリラいねーのか」
「何も言わずにこれ見てもらえます?」
巻き込んでやれ。名前が出来ないことは俺の仕事だ、一気に鋭くなる目を見てニヤリと笑った。