そのきゅう
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「花くん、久しぶり 」
「あ、山田だ!久しぶりだな!!どうしたんだ?銀次の首根っこなんか掴んで」
「あぁ、これからやる事教えたらビビりやがったから3階から落としてやろうかと思って」
「勘弁してください友哉さんいやマジ」
「山田お前優しい顔して物騒だよな……」
はは、そうでもないよと笑って銀次を掴む手を離す。連れてこい、と手で指示すればダッシュして行った。なんだ?と首を傾げる花。
「……で、黒澤友哉さんよ。花に何の用だよ名前とも一緒じゃねーで」
「はは、勿論名前の件で来たんだよ武藤蓮次。花にじゃない、お前に用があって来たんだ」
「あ?」
「解らない?俺、今ここで、今すぐにでもお前を殺したい気持ちを抑えてるんだって、言ってんだよ」
「あぁ!!?」
「おーおー兄ちゃんいきなり来て何言ってやがるか!?あー!!?」
「……山田?」
「花、お前にも関わる話だ。聞いてほしい」
山田の目が花を突き刺す。おちゃらけた笑いはすべて引っ込んでいる。その目を見た花は真面目な顔で解った、と頷いた。迫田や蓮次が花!!と咎めるように言うが山田が「銀次」と声を上げるとドアから2人の男がぐるぐる巻きにされた姿で投げ入れられた。
蓮次には見覚えがあった。だってそれは花組の1年坊主、まぁ入りたてのというのがつくが、勢力を密かに広める為自分が勧誘した男達だった。何故ここに、こんな姿で?
徐ろに山田が片方の男の胸ポケットに入ったスマホを取り出し、操作して武藤蓮次に突き出した。
そこには名前の写真。加工されて苗字名前、とフルネームが書かれており、次にLINEを見せられた。“今鳳仙から出た”“二度と外を出歩けない位可愛がってやれ”“程々に痛めつける?”“何日か監禁してやればおとなしくなるんじゃねーの?”等という恐ろしい文章。蓮次の回転の早い頭脳は一瞬にして警報を鳴らす。彼の脳裏にいつだか黒澤和光から「名前が関わると無差別テロ、いやサイコパスに成りかねないのが俺の弟だ」と言われた光景が浮かぶ。無論、名前とは割と交流がある為皆に「この女に手を出すなよ」と忠告したりもし、てい……た……
その時、自分は画像を回さなかったか?この写真はそれに似ていないか?
思うや否や蓮次の顔面には山田の拳が飛んでいた。
数メートル吹っ飛んだ蓮次に迫田が叫ぶが一緒に見ていた花が止める。
「気遣ってくれたんだなありがとう、セキュリティなってねーなガバガバだな!!!あ゛ぁ!!?俺の相棒が、ただの女がテメェ等の後輩にヤられかけていい気味か!!?あ??!!管理も出来ねーなら大所帯構えてんじゃねーぞコラ!!!!!」
「黒澤、黒澤。……ごめん、ごめんな、悪かった。何も考えてなかった、俺が」
「テメェだけじゃねーんだよ花!!!蓮次くんよぉ、テメーが誘った口くらいちゃんと管理しろよ。なぁ。アイツ、逃げれなかったら、なぁ、ヤラれてたよなぁ?リンチされてたかもだよなぁ?一生消えねー傷だったかもだよなぁ!!!?」
「、」
「お前明日までに反省文50枚黒澤和光に提出な」
その発言にその場全員が「は?」となる。普通にこのままボッコボココースだと思い込んでた迫田や蓮次は呆然とする。
「えっと、山田。……それって」
「いや、お前のせいで危なくなった可能性もあるんやでって話。知らないまんまは嫌だからよ」
ボッコボココースはこちらでーす、と語尾にハートが付きそうな程甘く言って向けられた視線はぐるぐる巻きの2人組だった
「あ、山田だ!久しぶりだな!!どうしたんだ?銀次の首根っこなんか掴んで」
「あぁ、これからやる事教えたらビビりやがったから3階から落としてやろうかと思って」
「勘弁してください友哉さんいやマジ」
「山田お前優しい顔して物騒だよな……」
はは、そうでもないよと笑って銀次を掴む手を離す。連れてこい、と手で指示すればダッシュして行った。なんだ?と首を傾げる花。
「……で、黒澤友哉さんよ。花に何の用だよ名前とも一緒じゃねーで」
「はは、勿論名前の件で来たんだよ武藤蓮次。花にじゃない、お前に用があって来たんだ」
「あ?」
「解らない?俺、今ここで、今すぐにでもお前を殺したい気持ちを抑えてるんだって、言ってんだよ」
「あぁ!!?」
「おーおー兄ちゃんいきなり来て何言ってやがるか!?あー!!?」
「……山田?」
「花、お前にも関わる話だ。聞いてほしい」
山田の目が花を突き刺す。おちゃらけた笑いはすべて引っ込んでいる。その目を見た花は真面目な顔で解った、と頷いた。迫田や蓮次が花!!と咎めるように言うが山田が「銀次」と声を上げるとドアから2人の男がぐるぐる巻きにされた姿で投げ入れられた。
蓮次には見覚えがあった。だってそれは花組の1年坊主、まぁ入りたてのというのがつくが、勢力を密かに広める為自分が勧誘した男達だった。何故ここに、こんな姿で?
徐ろに山田が片方の男の胸ポケットに入ったスマホを取り出し、操作して武藤蓮次に突き出した。
そこには名前の写真。加工されて苗字名前、とフルネームが書かれており、次にLINEを見せられた。“今鳳仙から出た”“二度と外を出歩けない位可愛がってやれ”“程々に痛めつける?”“何日か監禁してやればおとなしくなるんじゃねーの?”等という恐ろしい文章。蓮次の回転の早い頭脳は一瞬にして警報を鳴らす。彼の脳裏にいつだか黒澤和光から「名前が関わると無差別テロ、いやサイコパスに成りかねないのが俺の弟だ」と言われた光景が浮かぶ。無論、名前とは割と交流がある為皆に「この女に手を出すなよ」と忠告したりもし、てい……た……
その時、自分は画像を回さなかったか?この写真はそれに似ていないか?
思うや否や蓮次の顔面には山田の拳が飛んでいた。
数メートル吹っ飛んだ蓮次に迫田が叫ぶが一緒に見ていた花が止める。
「気遣ってくれたんだなありがとう、セキュリティなってねーなガバガバだな!!!あ゛ぁ!!?俺の相棒が、ただの女がテメェ等の後輩にヤられかけていい気味か!!?あ??!!管理も出来ねーなら大所帯構えてんじゃねーぞコラ!!!!!」
「黒澤、黒澤。……ごめん、ごめんな、悪かった。何も考えてなかった、俺が」
「テメェだけじゃねーんだよ花!!!蓮次くんよぉ、テメーが誘った口くらいちゃんと管理しろよ。なぁ。アイツ、逃げれなかったら、なぁ、ヤラれてたよなぁ?リンチされてたかもだよなぁ?一生消えねー傷だったかもだよなぁ!!!?」
「、」
「お前明日までに反省文50枚黒澤和光に提出な」
その発言にその場全員が「は?」となる。普通にこのままボッコボココースだと思い込んでた迫田や蓮次は呆然とする。
「えっと、山田。……それって」
「いや、お前のせいで危なくなった可能性もあるんやでって話。知らないまんまは嫌だからよ」
ボッコボココースはこちらでーす、と語尾にハートが付きそうな程甘く言って向けられた視線はぐるぐる巻きの2人組だった