そのはち
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鳳仙から出て、少し歩く。光政には事情を聞きたかっただけなのだ、それ以上の迷惑はかけない。何故か?……光政も今、大事な時期だから。
武装が大変な時期に他の学校も割りと色々被ったりする。毎度の事だが。
『なんだお前等』
覆面の集団。うーむ、そんな狙われるような事したかなぁ?……あぁ、割りとしてるわ。こんなん企んだのどこのどいつだよ?はて……
「苗字名前だな」
『えっ、違うけど?』
「えっ」
『え、なに、人違いで人のこと囲んでるの???通報していい?』
「え、待って」
「え、コイツじゃなかったか」
「あれ?でも違うって」
コイツ等馬鹿だ。
にしてもちょっとこれは危ないぞ。流石の私でも団体さん女ならまだしも男だ。無理。山田がいなけりゃ即座に死ぬ。
『なん、わたし、なにもしてないのに……っ!』
「ま、待て待て!泣くなって!」
「人違いだったんだ!ごめんな!」
『うう、うっ……』
女の涙に弱いとかどこの雑魚キャラだお前等。まぁ私の嘘泣きは高レベルだと柳さんにお墨付き貰ってるんで???
じゃあ行くわ、といそいそ歩き始めた。すぐに逃げるような事はしない、今逃げたらすぐ追われるし私逃げ足しか早くない。逃げ足より迎撃派だし。
ある程度離れたら辺で立ち上がり、足音をたてないように後ずさる。
「……待て!やっぱりアイツが苗字だ!!」
おせえよばぁーーーか!!!!
とっくに隠れてます。ついでに言えば君らのすぐそこにいるんだけどね!
勝手に走ってってくれたので帰る。あぁ危ない。対策考えなきゃ。アイツ等に、迷惑かけないようにしなきゃ。
「いたぞ!!!」
げ、1人残ってたか。まぁ、こっからなら逃げれる。そう思い走ると前に覆面が1人現れた。
「逃がさねえぞ!!!」
『うるせぇダボが!!オラァ!!!!』
飛び蹴りは隙が大きくなるので九里虎直伝消える蹴りだ。思い切り耳を蹴り付け倒す。さ、逃げましょう。
ガゴッ!!と嫌な音が頭から聞こえた。遅れて激しい痛み。なんで?後ろからは大分離れて、
足元に転がった石を見てブチンと何かがキレる音がした。
『テメェ死んだらどうすんだゴルァ!!!』
そこらにあった太めの木の棒拾って手当り次第殴った。ちょこちょこ殴られたけどアドレナリン全開なので気にしない。
気付けば頭を抱えて蹲る男共。自分の息は荒々しく鳴っていた。
こんな怪我では家にも帰れん。しゃーない、
『もしもし山田』
《山田くんですぅ》
『救急セット用意しといて』
《は、》
武装が大変な時期に他の学校も割りと色々被ったりする。毎度の事だが。
『なんだお前等』
覆面の集団。うーむ、そんな狙われるような事したかなぁ?……あぁ、割りとしてるわ。こんなん企んだのどこのどいつだよ?はて……
「苗字名前だな」
『えっ、違うけど?』
「えっ」
『え、なに、人違いで人のこと囲んでるの???通報していい?』
「え、待って」
「え、コイツじゃなかったか」
「あれ?でも違うって」
コイツ等馬鹿だ。
にしてもちょっとこれは危ないぞ。流石の私でも団体さん女ならまだしも男だ。無理。山田がいなけりゃ即座に死ぬ。
『なん、わたし、なにもしてないのに……っ!』
「ま、待て待て!泣くなって!」
「人違いだったんだ!ごめんな!」
『うう、うっ……』
女の涙に弱いとかどこの雑魚キャラだお前等。まぁ私の嘘泣きは高レベルだと柳さんにお墨付き貰ってるんで???
じゃあ行くわ、といそいそ歩き始めた。すぐに逃げるような事はしない、今逃げたらすぐ追われるし私逃げ足しか早くない。逃げ足より迎撃派だし。
ある程度離れたら辺で立ち上がり、足音をたてないように後ずさる。
「……待て!やっぱりアイツが苗字だ!!」
おせえよばぁーーーか!!!!
とっくに隠れてます。ついでに言えば君らのすぐそこにいるんだけどね!
勝手に走ってってくれたので帰る。あぁ危ない。対策考えなきゃ。アイツ等に、迷惑かけないようにしなきゃ。
「いたぞ!!!」
げ、1人残ってたか。まぁ、こっからなら逃げれる。そう思い走ると前に覆面が1人現れた。
「逃がさねえぞ!!!」
『うるせぇダボが!!オラァ!!!!』
飛び蹴りは隙が大きくなるので九里虎直伝消える蹴りだ。思い切り耳を蹴り付け倒す。さ、逃げましょう。
ガゴッ!!と嫌な音が頭から聞こえた。遅れて激しい痛み。なんで?後ろからは大分離れて、
足元に転がった石を見てブチンと何かがキレる音がした。
『テメェ死んだらどうすんだゴルァ!!!』
そこらにあった太めの木の棒拾って手当り次第殴った。ちょこちょこ殴られたけどアドレナリン全開なので気にしない。
気付けば頭を抱えて蹲る男共。自分の息は荒々しく鳴っていた。
こんな怪我では家にも帰れん。しゃーない、
『もしもし山田』
《山田くんですぅ》
『救急セット用意しといて』
《は、》