『おう楠木、お前ちょっとおいで』
「えぇっ、な、なんですか苗字せんぱぁい……？」


1年の教室に行けばそのクラスの男共が睨んでくる。私の知ってる後輩ズと女子達はキラキラした目で見てるが知らん。やめろ山田睨み返すな


「おうお前等誰にガン付けてんだコラ」
『やめろ山田お前顔は優等生なんだから。楠木、来いって早く』
「恵里菜に何すんだよ！！」
『は？』
「知ってんだぞアンタ苗字名前と黒澤友哉だろ！！」
「恵里菜虐めてんのお前等だろうが！！」
「何言ってんのアンタ等！！名前先輩がそんな事するわけないでしょ！！」
「うるせー部外者は黙ってろよ！」
『え、何この展開。久しぶりに更新したと思ったらちょっとよく解らない展開なんだけど』
「メタ発言しないの名前。多分あれでしょ、ぇりなぁ実はぃじめられててぇ……ふぇええみたいな」
『きんも。まあまず言えるのはね』
「そうね」


ギャーギャー喚く男子達目掛けてそこらから椅子を借りて２人で投げ付ける。窓割ってないからセーフセーフ。一気に静まったので薄ら笑いを浮かべた。


『先輩には敬語使おうね』
「名前違うでしょ。早く来い楠木恵里菜この野郎」
『もし周りの奴等口挟まないならここでもいいけど、つーかここにする？』


投げ付けた椅子を元に戻して持ち主の子に「あ、ごめん」って言ってから座る。さて本題だ。


『お前の彼氏に三生高のやついる？』
「えっ？」
「何言ってんだよ！恵里菜の彼氏は……」
「１年諸君取り巻きを抑えろ」
「「「イエッサー」」」
『山田お前いつの間に1年飼い慣らした？』
「この前」
『わぉ』


んでどーなの、と聞けば知りませぇんと腑抜けた声が返ってきたのでプランＢ。


『お前昨日将五と寿に告ったろ』
「……」
「んで振られただろ」
「……」
『一気に2人に告ってどーしたんだい楠木。なんか思惑でもあったぁ？』
「、テメェ好き勝手言うんじゃ、」
『山田』
「抑えろ１年ズ」
「うーっす！！」


話が進まない。