そのにじゅうさん
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
「OK任せな」
「名前っち行くよお出かけタイムだよ」
『私より張り切るじゃん』
明日は卒業式である。名前は卒業祝いに十希夫に財布でも買ってあげたいなと思って山田とタケに相談した。秒で笑って立ち上がった。行動力の権化。
『とっきー持ってるの古そうだったから。どんなんが良いだろね』
「物持ち良さそうだよね」
「仕事始まるんだし小銭入れとかあっても良いかもね」
『小銭入れ?』
「そ。名前っちが持ってるブサ猫みてーなもんよ」
『真喜雄兄ちゃんのセンス馬鹿にしてやるなよ』
「確かに竜也さんのセンスもまぁまぁ酷かったしなぁ」
「あぁ、自分の普段着は良いのに寝る時の服“絶対働きません”って書いてたもんね」
『寝巻きは雑でいいが美藤家の家訓だから』
「これ革だね、外仕事なら革はどうだろ」
「ん~微妙かもね。あ、名前っち気になるのあった?」
『う~んこれは?』
「いいじゃん」
「それにしよ」
『したら明日渡そっかな』
「ぁに言ってんの今日呼びな?」
「会え会え畜生呼ぶぞ」
『いや行動力』
その頃十希夫、というか卒業生達は鰐男退治に来てみたら九里虎が飛び出したところであった。嘘だろ勘弁しろよといったところで十希夫の携帯が鳴る。
「んだよこんな時に!!?あ待って名前」
「「あ゛ァ゛!!!?」」
名前という単語に清広と難波、真島の顔に青筋が浮かぶ。なにせこの三人十希夫と名前が付き合ったのをチラッと聞いただけで暴れ回るレベルの過保護兄貴共なので。お兄ちゃんは認めませんよ鈴蘭なんて。
黒澤が思わず九里虎に「馬鹿九里虎名前から電話だ止まれ!」と叫ぶ。流石に頭に血が上った九里虎でも名前もとい可愛い後輩の名前を出されたらちょっと落ち着く。野郎だったら無理だけど。
「おー、え!?おう。解ったすぐ行く……」
「なんて?」
「卒業祝いしてくれるから今から会おうって」
「ッシャオラ九里虎扉開けろお前なら蹴り開けれるだろ」
「待て待て待て」
「は?卒業祝い?俺はして貰ってねーのに?は?」
「俺の妹だぞコラ」
「あ、どうもお義兄さん方(笑)」
「殺す」
「真島お前やめろって……」
「止めるな光義ッ!名前は鳳仙の子だぞッ!」
「まぁそれは確かに」
「あ゛!?ざけんな武装の子だわ!!!!」
「歴代武装の子だぞ」
「うるせー!!!名前は立派な月光なんだよ!!!!!!」
「いやそれを言うならアイツほぼ黒澤家だが」
「十希夫。名前チャンば待たすな。行け」
「おー」
結局邪魔しようとした連中は全員九里虎の蹴りが決まった。哀れ。
「OK任せな」
「名前っち行くよお出かけタイムだよ」
『私より張り切るじゃん』
明日は卒業式である。名前は卒業祝いに十希夫に財布でも買ってあげたいなと思って山田とタケに相談した。秒で笑って立ち上がった。行動力の権化。
『とっきー持ってるの古そうだったから。どんなんが良いだろね』
「物持ち良さそうだよね」
「仕事始まるんだし小銭入れとかあっても良いかもね」
『小銭入れ?』
「そ。名前っちが持ってるブサ猫みてーなもんよ」
『真喜雄兄ちゃんのセンス馬鹿にしてやるなよ』
「確かに竜也さんのセンスもまぁまぁ酷かったしなぁ」
「あぁ、自分の普段着は良いのに寝る時の服“絶対働きません”って書いてたもんね」
『寝巻きは雑でいいが美藤家の家訓だから』
「これ革だね、外仕事なら革はどうだろ」
「ん~微妙かもね。あ、名前っち気になるのあった?」
『う~んこれは?』
「いいじゃん」
「それにしよ」
『したら明日渡そっかな』
「ぁに言ってんの今日呼びな?」
「会え会え畜生呼ぶぞ」
『いや行動力』
その頃十希夫、というか卒業生達は鰐男退治に来てみたら九里虎が飛び出したところであった。嘘だろ勘弁しろよといったところで十希夫の携帯が鳴る。
「んだよこんな時に!!?あ待って名前」
「「あ゛ァ゛!!!?」」
名前という単語に清広と難波、真島の顔に青筋が浮かぶ。なにせこの三人十希夫と名前が付き合ったのをチラッと聞いただけで暴れ回るレベルの過保護兄貴共なので。お兄ちゃんは認めませんよ鈴蘭なんて。
黒澤が思わず九里虎に「馬鹿九里虎名前から電話だ止まれ!」と叫ぶ。流石に頭に血が上った九里虎でも名前もとい可愛い後輩の名前を出されたらちょっと落ち着く。野郎だったら無理だけど。
「おー、え!?おう。解ったすぐ行く……」
「なんて?」
「卒業祝いしてくれるから今から会おうって」
「ッシャオラ九里虎扉開けろお前なら蹴り開けれるだろ」
「待て待て待て」
「は?卒業祝い?俺はして貰ってねーのに?は?」
「俺の妹だぞコラ」
「あ、どうもお義兄さん方(笑)」
「殺す」
「真島お前やめろって……」
「止めるな光義ッ!名前は鳳仙の子だぞッ!」
「まぁそれは確かに」
「あ゛!?ざけんな武装の子だわ!!!!」
「歴代武装の子だぞ」
「うるせー!!!名前は立派な月光なんだよ!!!!!!」
「いやそれを言うならアイツほぼ黒澤家だが」
「十希夫。名前チャンば待たすな。行け」
「おー」
結局邪魔しようとした連中は全員九里虎の蹴りが決まった。哀れ。