そのにじゅう
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『トリックオアトリート』
「はいどうぞ」
『……』
「なんスか」
『春ちゃん反応薄い』
「何年付き合わされてると思ってんスか」
『はい指クッキー』
「うわ、今年クオリティヤバいッスね」
『明ちゃん金ちゃん、トリックオアトリート』
「ほら飴」
「俺はゼリーな」
『ねえ゛春ちゃんコイツ等まで反応薄い』
「仕方ないでしょうが駄々こねない」
「お前小学の頃からえげつない悪戯されてたら学ぶだろうが」
『そんなえげつない事した覚え無いザマスけど』
「加地屋、将五、水責めでお前の脳内で検索してみろ」
『あ~!』
「思い出したか」
『ウケる』
「ウケねえよ」
『ところでさ』
「ん?」
『好誠さんが“男出来たらまず連れてこい”って言ってきたんですけどあの馬鹿に余計な事を吹き込んだ奴は誰?』
「俺これから学校行くんで」
「俺これからバイトだから」
「俺もこれから」
『明』
「清広の兄貴……」
『あ゛?!清ピーなんで!!!?』
「俺等も詳しい事は知らねえけど、急にブライアンに二人で来て“名前に変な虫が……”って喋ってたぞ」
『ほぉん、なるほど清ピー今年のハロウィン無し』
「やめたれ……」
「泣くだろが……」
喧しいわ。するとカラン、なんて音がして難波パパと将太さんがやって来た。ブライアンにゃ滅多に顔を出さねえってのに好誠が密かに“妹にクッキー貰ったわ”なんてLINEを清広に送ったので伝わって二人してワクワクしながらブライアンに来たのである。案の定名前は居たのだけど、とんでもねえにこやかな笑顔で見られてるのは何故だろうか。
「えっと名前お菓子」
『ありがと。座って』
「えなにどうしたんだお前」
『座って』
「あの」
『座って』
「はい……」
「座る……」
名前は二人に清広くんになにか言われてないかな、とめちゃくちゃ笑顔で言った。なんの話だろうか、最近清広と話した事と言えば……名前に関する話は………………
「…………あそうだお前彼氏出来た?」
『出来てねえわ!!!!!!』
「男と言わず良い奴とか」
『え難波パパまでそんな事言うわけ?なに?』
「だってお前毎日見舞いに来てたろ、あれ鈴蘭のはら」
『将太さん』
「はい」
『中学二年』
「忘れてくれ」
「名前」
『なに』
「間違ってもお前を泣かすような男とは付き合うなよ」
『も゛~!!!やめてってば!!!!』
「報告楽しみにしてるな……」
『十希夫くんに失礼だからやめて』
「とき」
「十希夫くんだぁ!!?」
「何が失礼だうちの妹とそうなって失礼な奴がいる訳ねェだろうが訂正しろ」
『キレるじゃん』
ガ!と怒り出した二人の口にクッキーを放り込んでブライアンから逃げ出した。キレるんじゃないよそんな事で。
『へいトリックオアトリート』
「嘘だろ何もねえよ」
「おいミイラ来たぞ」
「飴で良いスか」
『良いよ』
みっちょしさん、光政、光法にトリックオアトリート。回るとこ割とあるから鳳仙には行けない。三人で歩いててくれて良かったわ。
何もねえよだの飴で良いスかだの言ってた癖にスッ……と箱を渡してきた。は?なに。開けてみ。
『おわなんで月光キーホルダー?』
「実は作ってた」
「政兄が名前さんに渡すって張り切ってたんスよ」
「コラ光法」
『おわ~、あんがと。え?まぁいっか携帯に付けよ』
「おう良いんか常磐」
『え?私が頭なのに文句言う人居ると思います???』
「ん~正しい職権乱用」
「それ光政徹夜しとったから大事にしてやれ」
「義兄!!!!」
『みちゅまちゃ頑張ったんだねえ~偉いねえ~!!!!』
「スッ殺すわ」
「ステイ」
「ちなみに月光兄弟全員持っとるからそれ」
『結束高すぎて最高』
「でしょ」
『はいこれ指クッキー』
「クオリティたっか」
『信さんと光希と光穂のもあるから食うんじゃないよ』
「解ってるよ」
「お前の菓子独り占めにしたら何されるか解らねえからな」
『月光シスターズ強いからね……色々と……。てかみっちょしさん、真島さんは?』
「鳳仙に居るだろこの時間なら」
『鳳仙行く時間無いから渡しといて、光政は小野達の、法くんこれ福助達のね』
「おー」
「あざっす」
『トリックオアトリート』
「はいどうぞ」
『……』
「なんスか」
『春ちゃん反応薄い』
「何年付き合わされてると思ってんスか」
『はい指クッキー』
「うわ、今年クオリティヤバいッスね」
『明ちゃん金ちゃん、トリックオアトリート』
「ほら飴」
「俺はゼリーな」
『ねえ゛春ちゃんコイツ等まで反応薄い』
「仕方ないでしょうが駄々こねない」
「お前小学の頃からえげつない悪戯されてたら学ぶだろうが」
『そんなえげつない事した覚え無いザマスけど』
「加地屋、将五、水責めでお前の脳内で検索してみろ」
『あ~!』
「思い出したか」
『ウケる』
「ウケねえよ」
『ところでさ』
「ん?」
『好誠さんが“男出来たらまず連れてこい”って言ってきたんですけどあの馬鹿に余計な事を吹き込んだ奴は誰?』
「俺これから学校行くんで」
「俺これからバイトだから」
「俺もこれから」
『明』
「清広の兄貴……」
『あ゛?!清ピーなんで!!!?』
「俺等も詳しい事は知らねえけど、急にブライアンに二人で来て“名前に変な虫が……”って喋ってたぞ」
『ほぉん、なるほど清ピー今年のハロウィン無し』
「やめたれ……」
「泣くだろが……」
喧しいわ。するとカラン、なんて音がして難波パパと将太さんがやって来た。ブライアンにゃ滅多に顔を出さねえってのに好誠が密かに“妹にクッキー貰ったわ”なんてLINEを清広に送ったので伝わって二人してワクワクしながらブライアンに来たのである。案の定名前は居たのだけど、とんでもねえにこやかな笑顔で見られてるのは何故だろうか。
「えっと名前お菓子」
『ありがと。座って』
「えなにどうしたんだお前」
『座って』
「あの」
『座って』
「はい……」
「座る……」
名前は二人に清広くんになにか言われてないかな、とめちゃくちゃ笑顔で言った。なんの話だろうか、最近清広と話した事と言えば……名前に関する話は………………
「…………あそうだお前彼氏出来た?」
『出来てねえわ!!!!!!』
「男と言わず良い奴とか」
『え難波パパまでそんな事言うわけ?なに?』
「だってお前毎日見舞いに来てたろ、あれ鈴蘭のはら」
『将太さん』
「はい」
『中学二年』
「忘れてくれ」
「名前」
『なに』
「間違ってもお前を泣かすような男とは付き合うなよ」
『も゛~!!!やめてってば!!!!』
「報告楽しみにしてるな……」
『十希夫くんに失礼だからやめて』
「とき」
「十希夫くんだぁ!!?」
「何が失礼だうちの妹とそうなって失礼な奴がいる訳ねェだろうが訂正しろ」
『キレるじゃん』
ガ!と怒り出した二人の口にクッキーを放り込んでブライアンから逃げ出した。キレるんじゃないよそんな事で。
『へいトリックオアトリート』
「嘘だろ何もねえよ」
「おいミイラ来たぞ」
「飴で良いスか」
『良いよ』
みっちょしさん、光政、光法にトリックオアトリート。回るとこ割とあるから鳳仙には行けない。三人で歩いててくれて良かったわ。
何もねえよだの飴で良いスかだの言ってた癖にスッ……と箱を渡してきた。は?なに。開けてみ。
『おわなんで月光キーホルダー?』
「実は作ってた」
「政兄が名前さんに渡すって張り切ってたんスよ」
「コラ光法」
『おわ~、あんがと。え?まぁいっか携帯に付けよ』
「おう良いんか常磐」
『え?私が頭なのに文句言う人居ると思います???』
「ん~正しい職権乱用」
「それ光政徹夜しとったから大事にしてやれ」
「義兄!!!!」
『みちゅまちゃ頑張ったんだねえ~偉いねえ~!!!!』
「スッ殺すわ」
「ステイ」
「ちなみに月光兄弟全員持っとるからそれ」
『結束高すぎて最高』
「でしょ」
『はいこれ指クッキー』
「クオリティたっか」
『信さんと光希と光穂のもあるから食うんじゃないよ』
「解ってるよ」
「お前の菓子独り占めにしたら何されるか解らねえからな」
『月光シスターズ強いからね……色々と……。てかみっちょしさん、真島さんは?』
「鳳仙に居るだろこの時間なら」
『鳳仙行く時間無いから渡しといて、光政は小野達の、法くんこれ福助達のね』
「おー」
「あざっす」