「誰だゴルァァァアアア！！！俺の妹分に手ぇ出したのどこのどいつだオルァアアアア！！！」
『うるっせーよクソスカーフェイス。ドッキリだって言ってんだろ』
「名前、冗談にしてはたちが悪すぎる。怒るぞ」
「怒るぞ！！」
『ごめん柳ママー』
「俺は！！？」
『お前少し頭冷やせよ。つーか今からそんなんじゃ私がいざ誰かと付き合うって言ったらどーなんだよ』
「スーツにサングラスで会うぞ」
「俺は普通に柄シャツ着るぞ」
『なんでなの？！！』
「ただのチンピラとヤクザじゃねーか」
「つーか好きな奴の役は誰にする予定だったんだよ」
『隣の光政くん』
「ファッ！！？」
「鳳仙と戦争になるな」
「間違いねえな」
「待ってくれよ俺…無理…立場的に…」
「ならテメェもドッキリに加担してんじゃねーよ」
『加担じゃねーよ光政が元凶だよ』
「言ってんじゃねーよ！！」


２人して拳骨落とされました。


『将五、起きなさい将五』
「う、うう…」
『神は言っている、ここで死ぬ定めではないと』
「はっ！！俺は一体！」
「なんなんだこの幼馴染み組」
「あっ！名前！！誰だ！誰と付き合ったんだ！！誰だ！！お前が選ぶ奴なんかどうせろくでもねー野郎だろ！！？」
『どーいう意味だあぁん？！付き合ってねーよ！！ドッキリだよ！！』
「あ、なら良かった。相手が」
『相手がってどーいう事だコラァァァアアア！！！』



その後とっきーとクロサーさんにドッキリと伝えるとアイツ等が秀吉さんとマサさんにまで教えていて、鈴５からのLINEが鳴り止まなかった。



家に帰ると鮫パパが物凄い顔で男の名前聞き出そうとするわ十三は飲みすぎてトイレで吐いてるわ大惨事だった。二度とこーいうドッキリはやらない。





「光政ァ、頭にたんこぶ作ってどうした。」
「……義兄、俺もう名前関連でドッキリやらねーって誓うわ」
「何してんだお前」
「名前に好きな人出来ましたー！って言わせたら武装に瞬く間に伝言ゲーム形式で伝わって名前の幼馴染みが倒れた」
「なにそれこわい」