そのにじゅうろく
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私が誤って手を滑らせた箸が偶然にもチンピラの1人の頭に偶然見事にクリーンヒットしたもので、チンピラさんはぷんぷんしてます。可愛くない。
『すみませーん、謝りますんで許してつかーさーい』
「舐めてんのかテメェ!!」
「おい待てよ、コイツ…武田とか武装連中とよく絡んでるあの1年の」
『やだー私有名人ですかぁ?』
「名前、ダメだって。行くよ 」
「ほー?お前武田の。良かったなあの馬鹿無事に帰ってこれてよ」
『…』
「武田も可哀想だな、病気で引退だったか?」
『…ご心配ありがとうございます先輩。』
ダメだ、これ以上相手にしてたら私が馬鹿みたいだ。元々だけど。そのままくるっと方向転換して弁当を拾おうとした。山田くんが良かった、と溜め息を吐いた。
「なんだこの弁当、随分お洒落だな?」
『おー先輩私のライフラインなんですわその弁当。…返して貰えませんかね?』
「確かお前、武装以外にも色々知り合いだったな」
弁当を下に置いた。何をするかは解った。急いで手を伸ばすが、
「俺等、鈴蘭も武装も鳳仙も…クソだと思ってるからよ。デカイ顔すんなって伝えとけや」
十三が朝早くから頑張って作ってくれた無駄に綺麗な、お花が。3年の1人の足下にあった。山田くんが前に出る、その前に私の足が出た。
的確にその先輩の腹に膝を入れ、怯んだ所に頭を押さえつけ膝に。仕方ないこれはやるしかない。他の3年もなんだ、とかかって来るがこちらには山田くんもとい黒澤友哉がいる。そんなもん楽勝で蹴散らせた。
ごーめんごめん山田くん、と言うと屋上のドアが開いた。
「なんの騒ぎだ!!」
『おー教頭先生ぇー。』
「お前等、なにしてるんだ!」
「勝手に仲間割れしたんですよ教頭先生。」
「…いや、しかし、」
『なんです?黒澤くんが喧嘩するとでも思ってるんですか?』
「名前」
『なんです?』
「お前なら有り得るだろう。」
「…あ?」
『(待ってやめろやめろ山田くん抑えろ)』
「お前は親がいない上に暴走族達とよく絡んでるそうじゃないか。お前なら」
『待って待ってよ教頭ー。親いないとか関係ないでしょ。私の素行不良は別にチームと絡んでるからとかじゃ』
「とにかく苗字、お前のことは職員会議で取り上げさせてもらう。然るべき処分も心得ておくんだな」
『マジでか』
「ちょっと待てって」
『山田くんやめなー』
「でも、」
「黒澤も、こんなのと一緒にいたら頭が悪くなるぞ」
『「あ?」』
流石にこの言葉にはイラついた。2人でハゲ教頭を睨むと、なんだその目は、と私を叩いた。それに激怒した山田くんが教頭の手をミシミシ言わせながら掴んだ。流石に怯んだのか、
「お前等2人共退学にしてやるからな!」
と捨て台詞を残して出て行った。私と山田くんはイラつきを抑えることが出来ないまま、学校から出て行った。
『すみませーん、謝りますんで許してつかーさーい』
「舐めてんのかテメェ!!」
「おい待てよ、コイツ…武田とか武装連中とよく絡んでるあの1年の」
『やだー私有名人ですかぁ?』
「名前、ダメだって。行くよ 」
「ほー?お前武田の。良かったなあの馬鹿無事に帰ってこれてよ」
『…』
「武田も可哀想だな、病気で引退だったか?」
『…ご心配ありがとうございます先輩。』
ダメだ、これ以上相手にしてたら私が馬鹿みたいだ。元々だけど。そのままくるっと方向転換して弁当を拾おうとした。山田くんが良かった、と溜め息を吐いた。
「なんだこの弁当、随分お洒落だな?」
『おー先輩私のライフラインなんですわその弁当。…返して貰えませんかね?』
「確かお前、武装以外にも色々知り合いだったな」
弁当を下に置いた。何をするかは解った。急いで手を伸ばすが、
「俺等、鈴蘭も武装も鳳仙も…クソだと思ってるからよ。デカイ顔すんなって伝えとけや」
十三が朝早くから頑張って作ってくれた無駄に綺麗な、お花が。3年の1人の足下にあった。山田くんが前に出る、その前に私の足が出た。
的確にその先輩の腹に膝を入れ、怯んだ所に頭を押さえつけ膝に。仕方ないこれはやるしかない。他の3年もなんだ、とかかって来るがこちらには山田くんもとい黒澤友哉がいる。そんなもん楽勝で蹴散らせた。
ごーめんごめん山田くん、と言うと屋上のドアが開いた。
「なんの騒ぎだ!!」
『おー教頭先生ぇー。』
「お前等、なにしてるんだ!」
「勝手に仲間割れしたんですよ教頭先生。」
「…いや、しかし、」
『なんです?黒澤くんが喧嘩するとでも思ってるんですか?』
「名前」
『なんです?』
「お前なら有り得るだろう。」
「…あ?」
『(待ってやめろやめろ山田くん抑えろ)』
「お前は親がいない上に暴走族達とよく絡んでるそうじゃないか。お前なら」
『待って待ってよ教頭ー。親いないとか関係ないでしょ。私の素行不良は別にチームと絡んでるからとかじゃ』
「とにかく苗字、お前のことは職員会議で取り上げさせてもらう。然るべき処分も心得ておくんだな」
『マジでか』
「ちょっと待てって」
『山田くんやめなー』
「でも、」
「黒澤も、こんなのと一緒にいたら頭が悪くなるぞ」
『「あ?」』
流石にこの言葉にはイラついた。2人でハゲ教頭を睨むと、なんだその目は、と私を叩いた。それに激怒した山田くんが教頭の手をミシミシ言わせながら掴んだ。流石に怯んだのか、
「お前等2人共退学にしてやるからな!」
と捨て台詞を残して出て行った。私と山田くんはイラつきを抑えることが出来ないまま、学校から出て行った。