そのにじゅうよん
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さて、黒澤家に泊まった次の日。山田くんにジャージとTシャツ借りて学校へ。置き勉してるから困らない。
問題はどう家に帰るかだ、多分拓海には伝わっているだろうから逃げようがない。潔く帰ろう。
学校が終わると、校門に九里虎がいた。麻美のお迎えかな?いや、麻美は今日休んでたから、
「名前ちゃん」
『おー九里虎。久しぶり』
「…そん怪我、麻美ちゃん庇ってくれたとね」
『そんなんじゃないよ。』
「…どんな男やった?」
『黒ずくめ、蠍ワッペン。左目尻に星のだっさい刺青の男。』
「ほぉか…すまんな」
『じゃ、帰るわ』
九里虎が私に湿布やら飲み物やら渡してどっかに走って行った。
『もしもし拓海ー?』
《お前、昨日蓮次達から聞いたぞ!》
『お願いあるんだけど』
《言わないでってのは聞かねーからな!》
『…一緒に帰ってくれない?』
《…。………今どこだ》
『黒工』
《今行く》
拓海と一緒に帰りました。十三と将五はもう帰っていて、おかえりーという声が聞こえてくる。…お腹痛くなってきた。拓海が手を引く。
茶の間に入ると、空気が凍り付いた
「誰にやられた!」
頭に血が上ったのだろう、将五が私の肩を揺らした。相当怒ってる。時々コイツ怒りすぎて血圧上がるんじゃないかって気になるんだけど今言ったら怒りが倍増するから言えない。
ドン!!!!
音の発生源を3人で見ると、十三がテーブルを叩いた音だった。お前ヒビが入ったらどうすんだよ。
「名前」
『、はい』
「お前嘘吐いたな?」
『…』
「その傷、見たところ今日じゃねえ。…昨日だな?」
『…うん』
「なんで嘘吐いた」
『怒られる、と思って、』
「当たり前だろうが馬鹿が」
叩かれる!と思って目を瞑るが、頭に乗せられたのは大きい温かい掌だった。
「さぁ、誰にやられたか吐きやがれ」
マジギレした十三にかなうわけがない。渋々と、話す事になった。
問題はどう家に帰るかだ、多分拓海には伝わっているだろうから逃げようがない。潔く帰ろう。
学校が終わると、校門に九里虎がいた。麻美のお迎えかな?いや、麻美は今日休んでたから、
「名前ちゃん」
『おー九里虎。久しぶり』
「…そん怪我、麻美ちゃん庇ってくれたとね」
『そんなんじゃないよ。』
「…どんな男やった?」
『黒ずくめ、蠍ワッペン。左目尻に星のだっさい刺青の男。』
「ほぉか…すまんな」
『じゃ、帰るわ』
九里虎が私に湿布やら飲み物やら渡してどっかに走って行った。
『もしもし拓海ー?』
《お前、昨日蓮次達から聞いたぞ!》
『お願いあるんだけど』
《言わないでってのは聞かねーからな!》
『…一緒に帰ってくれない?』
《…。………今どこだ》
『黒工』
《今行く》
拓海と一緒に帰りました。十三と将五はもう帰っていて、おかえりーという声が聞こえてくる。…お腹痛くなってきた。拓海が手を引く。
茶の間に入ると、空気が凍り付いた
「誰にやられた!」
頭に血が上ったのだろう、将五が私の肩を揺らした。相当怒ってる。時々コイツ怒りすぎて血圧上がるんじゃないかって気になるんだけど今言ったら怒りが倍増するから言えない。
ドン!!!!
音の発生源を3人で見ると、十三がテーブルを叩いた音だった。お前ヒビが入ったらどうすんだよ。
「名前」
『、はい』
「お前嘘吐いたな?」
『…』
「その傷、見たところ今日じゃねえ。…昨日だな?」
『…うん』
「なんで嘘吐いた」
『怒られる、と思って、』
「当たり前だろうが馬鹿が」
叩かれる!と思って目を瞑るが、頭に乗せられたのは大きい温かい掌だった。
「さぁ、誰にやられたか吐きやがれ」
マジギレした十三にかなうわけがない。渋々と、話す事になった。