『聞いてよ十希夫てんぱーい！今日帰ってくんなってさー』
「ほー」
『聞けやクソリーゼントコラァ！！』
「俺もうそろリーゼントやめんだ」
『は？トレードマークでしょやめるなよ』
「俺の勝手だ」
『寝てる間に元に戻すから』
「おう俺の家泊まる前提の話やめろや」
「ブフッ」
「ブッチャー頼むから変な勘違いはやめろよ違うから」
『やっだー十希夫パイセンやーらしーいー』
「59＋68」
『は、え、まっ、ちょ、』
「127だバァーカ！！」
『ひいいい腹立つううう！！』
「なに騒いでんだお前等…げっ名前」
『オッスお兄さんオッスオッス。げって酷くないスか？』
「昨日も会っただろうが。もううちでケーキパーティーすんのやめろよ。胸焼けする。」
『弟さんの胃拡張は私が原因です』
「知ってた！」
「んで？お前どーすんだよ、今日」
『んー、帰ってくんなって事は実家の方とかも帰ったらヤバい感じだろうから幼馴染み組の家は駄目………駄目？ハラキヨ先輩』
「うちは却下」
『はい。あ、月本家行きますわ』
「月本家」
『光政ん家！』
「「却下」」
『なんでや！！』
「他は」

『……………。あ、花ちゃんとこの下宿ある！』
「下宿か。」
「ならいいな」
『幼馴染み１人いますし』
「そうしろ帰れ」
『やっだ十希夫てんぱいそんなに私と話すの嫌？ねえ嫌？私は嫌じゃないよ楽しいよからかうのが』
「表出ろ」
『なに俺の家泊まれって？ん？』
「言ってねえ死ね」
『じゃあ花ちゃんとこ行ってきまーす』
「おーもう帰ってくんなー！」
「頼むから帰ってくんなよー！！」


後で帰ってくるねーと大声で叫ぶとやめてくれー！と返ってきた。酷い。


『へい花ちゃん！今日梅星に泊まる！』
「おう来いよー」
「「軽いな！！？」」