えー、皆さんおはこんばんちわ。苗字名前こと、ジェイソン・ステイサムです。

今回、私生まれて初めての経験をしています。ナンパしてるのに目の前で違う女とも話すという素晴らしいことをしてらっしゃる方が。目の前に。


『あのー、行っていいかね』
「！！ちょ、ちょい待ち！あ、エリエリばい？後でかけ直すけん、な！？じゃあ、」
『切ったところでさよならー』
「お茶でもええんよ、お姉さんと落ち着いてお話したかね」
『ちょっと日本語話してほしいっすね』
「ばってん、これ日本語とよ」
『管理人のエセ方言が丸見えなんだよ喋り方が面倒なんだよ！』
「メタい事言ったらいかんばい！」


なんとなくノリが良すぎて乗せられて喫茶店に入りました。そこでパフェ奢って貰って色々話してたら、この人将五や拓海、寿が"近付いちゃいけないリスト"に任命してた花木九里虎じゃん。やらかした。まぁいいけど。
しばらく話してたらなんか傷のあるお兄さんがやって来て九里虎になんか怒鳴ってる。


「テメェ、LINEも返さねーで何してるかと思えば…！！」
「クロサーしつこかばってん」
「飯食いに行くって言ってただろうが！」
「なして男２人で飯食わにゃいかん、むさ苦しくて適わん」
『ん？クロサー？』
「ん？」
『もしかして黒澤和光さん？』
「あ、あぁ。そうだけど」
『いつも弟さんにお世話になってます 』
「アイツと知り合いなのか？」
『っす。昨日一緒にケーキバイキング行きましたよ』
「家で胸焼けして死んでたのそれか」
「ちょ、クロサーなにわしより名前ちゃんとなかよーなっとるん！！」
『まぁ九里虎と仲良くなった覚えなんて微塵もないけども』
「ブフッ」
「グリグリ、ショックばい… 」
『あと身内に花木九里虎とはお知り合いになるなとお達しが来てまして』
「身内？」
『幼馴染み連中っす。』



その後無理矢理LINE交換させられた。即座に名前を《全身性殖器》にしといた。解り易すぎる。