昨日なんだが、将五と柳さんから電話があった。


《好誠兄貴が倒れた。めまいとか言ってるけど何回も…》
《病院行きたがらねーんだよあの馬鹿。どうにかしてくれ》


それで、わざわざ家に乗り込むと母ちゃんと姉ちゃんと喧嘩してる好誠さんが居た。姉ちゃんと母ちゃんに「名前！取り押さえなさい！」と指令を頂いたので絞め落としました。

めまいの件で、病院行こう行かないの話になっていたらしい。「行かねーっつってんだろ！！」とか抜かしていたら母ちゃんに「名前、やりな！」と言われたのでヘッドロックかけて、ギブ頂いてから仕方ないと今日、今頃行ってる筈。

結果は姉ちゃんから直接来る筈なので待ちます。



昼休み終わって、授業中に電話が。


『先生ー、腹が頭痛なのでお花摘んでくるわー』
「おーいってこーい」
「「「いいの！！？」」」



『もしもし姉ちゃん？うん、どうだった？…そっか。好誠さんは？あー。うん。LINEはしとくわ。…え"？ま、マジすか？…へーい』


とりあえず好誠さんに鬼LINEします。

スタンプ50

[おい]

スタンプ150

[うるせぇ]

スタンプ999＋

[お前何がしたいの？]

いつ東京いくの

[情報早いな、まだ行かねえよ]

スタンプ999＋

[なんだよ！！]

それ柳さんに言ったら殺されんよ

[うるせ]


その後はスタンプいくら送ろうが帰って来なかった。通知OFFにしやがったなあの野郎。


『もしもし柳さん？多分あの馬鹿いつもん所いるから。話ついたら教えて』


好誠さんが、不安なのは仕方ないのだ。
でもその分姉ちゃんや母ちゃん、…周りの人間も不安で心配な事を解って欲しい。


『アイツいつもなら解る筈なのにね。頑固だから』


もう授業受ける気しなくてそのまま帰った。