そのご
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突然ですがうちの幼馴染みの大魔王様はモテます。果てしなくモテます。
あんな大きい真一文字の傷を鼻頭に拵えて置きながら、お姉さん方にとっっっっても、モテます。
なんでだ?紫オーラ的な物でも出てるのかね?ワイルド系な感じがいいって前言ってた先輩がいたが、辞めておけ、あれは人類にはまだ早すぎる生物だ。むしろ生物と言うより魔王だから。大魔王ね。悪魔悪魔。
つまり何が言いたいかというと
「十三は私の物よ!!」
『いや違うね、姉ちゃんが十三兄のモノなんだって。弄ばれてんの。OK?』
「そんな訳ないじゃない!!十三は私を大事にしてくれるわ!何よりも優先してくれるし!」
『(は?あの魔王が優先?あしらわれてるだけじゃねーの?アイツ身内な人間には独裁的なクソ大魔王なんだぞ)』
「この前なんてこんな大きな人形を買ってきてくれたのよ!」
『あ、あぁ綺麗で大きな可愛らしいお人形でございますね(うわー!!その人形数ヶ月前に十三が買ってきたけどクソキモい!!って将五と抗議したら渋々持ち帰ったやつだうわー!!!)』
うざい。
あ、なんで今十三兄の彼女?ペット?奴隷?に責められてるかと言いますと、将五と遊ぼうと村田家に行ったら玄関前で出くわして、十三の浮気相手だと勘違いされたからである。
『あのねぇー何回目か知らねぇーけどー、私十三の浮気相手でもなんでもねーから。ただの幼馴染みだから。』
「ただの幼馴染みがなんで十三を呼び捨てにしてるのよ!」
『何コイツまじめんどい。大人しく山へ帰れ』
「アンタこそ帰りなさいよ!」
『うるせー土に還れ土に』
終わりのない言い合いにガチャリと開く村田家の扉。そこには見慣れた悪魔がいた。
「うるせぇーんだけど?」
真顔の兄に軽く冷や汗をかく。あ、これあれだ。寝起きだ。兄の後ろで俺しーらねってやってる将五が見える。お前後で生贄にすっからな。
「十三っ!この人、なんなのよ!」
『十三兄、さっさとこのケバブ追い返せやタリィ』
「なんですって?!」
「名前、中に入っとけ」
「ちょ、?!」
『へーい』
「…お前、別れた筈だよな?」
「え?」
「何ヶ月も前に。…俺の大事な妹に何してんだ?」
『うぇぇぇこわいよぉ…』
「まじきめぇ」
『将五目を閉じて。鉄生さん並な傷にしてやんよ』
「やめろ痛い」
『つーか大分酷くね?彼女さん酷くね?濡れ衣だよぉー』
「あれ彼女じゃねーよ」
『え、違うの?』
「ありゃストーカーだ。あまりにしつけーから兄貴が別れた後も彼女面で付きまとってる奴」
『…ちょっとデスソース持ってこいや』
「やめとけ、巻き添えくうぞ」
『まぁあの人に任せておけば万事解決か。』
「そーいうこった。朝飯は?」
『一応今13時だからね?寝起きのお前ら兄弟と一緒にしないでもらえる?』
「今起きたのは兄貴だけだ。拓海もうすぐ来るってよ」
『おっけ。あ、天地は?』
「まじ死ねや」
『アンタ等本当に仲悪いな』
「お前自分の顔に傷付けた奴と仲良く出来んのか?」
『私のおデコの傷は誰に付けられたものだったかなー?あれれー?おっかしいぞぉー』
「申し訳ございませんでしたいえ本当に」
『解ればよろしい。』
「おはよ、外で十三さんが悪魔になってたんだけど」
『「いつもだろ」』
「そうだったね」
「飯は」
「ファミレスいこーぜ」
『チキン食べたいチキン』
「とりあえず兄貴の朝飯…」
「実は俺…ホモなんだ」
『「「ぶっふぉ!!!」」』
「え、なに?何があった?」
『十三』
「多分女だから怒鳴れねーから」
『協力してやろ。』
電話帳から龍信さんの電話番号を引き出す。
『もっしー?おはよー龍信さーん。久しぶりっす。あのね十三がね元カノに付きまとわれて怒鳴れなくて困ってるから一芝居うってくださーい。話し合わせてねー』
『十三ー、彼氏から電話だよー』
「お、おう(彼氏?!俺受け?!)」
《(俺十三の彼氏なの?)》
「「(黙祷)」」
「嘘よ!!十三がホモなわけないじゃない!!!」
『好きな人ならどんな趣味でも受け止めてやれってーww』
「あぁ、龍ちゃん?ん、信じてくれなくてよ。…はい」
やめろ馬鹿一般人に龍信さんのダミ声は恐怖だから。私も初めて聞いた時マジ恐怖だったから。
「もしもし?!」
《…俺の恋人になに付きまとってんだ?》
『…ッ、…』
「やめ、笑うな」
「う、嘘よ!!」
《もう金輪際俺の恋人に付きまとわないでくれ》
「、」
女は私のスマホを村田家の植木に投げ付けて走って行きました。っておい。
『テメェェェェエエエエ!!!!壊れてたら弁償しろよコルァァァアアアアア!!!!!』
「テメーよくも俺をホモ扱いしたな万死に値するぞ」
《十三、やめてやれ。助けてくれたんだろーが》
「龍ちゃんも悪ノリすんなよ!めっ!」
《「『きめぇ』」》
「おう名前と将五と拓海そこに並べや」
「俺何も言ってないスよね?!」
あんな大きい真一文字の傷を鼻頭に拵えて置きながら、お姉さん方にとっっっっても、モテます。
なんでだ?紫オーラ的な物でも出てるのかね?ワイルド系な感じがいいって前言ってた先輩がいたが、辞めておけ、あれは人類にはまだ早すぎる生物だ。むしろ生物と言うより魔王だから。大魔王ね。悪魔悪魔。
つまり何が言いたいかというと
「十三は私の物よ!!」
『いや違うね、姉ちゃんが十三兄のモノなんだって。弄ばれてんの。OK?』
「そんな訳ないじゃない!!十三は私を大事にしてくれるわ!何よりも優先してくれるし!」
『(は?あの魔王が優先?あしらわれてるだけじゃねーの?アイツ身内な人間には独裁的なクソ大魔王なんだぞ)』
「この前なんてこんな大きな人形を買ってきてくれたのよ!」
『あ、あぁ綺麗で大きな可愛らしいお人形でございますね(うわー!!その人形数ヶ月前に十三が買ってきたけどクソキモい!!って将五と抗議したら渋々持ち帰ったやつだうわー!!!)』
うざい。
あ、なんで今十三兄の彼女?ペット?奴隷?に責められてるかと言いますと、将五と遊ぼうと村田家に行ったら玄関前で出くわして、十三の浮気相手だと勘違いされたからである。
『あのねぇー何回目か知らねぇーけどー、私十三の浮気相手でもなんでもねーから。ただの幼馴染みだから。』
「ただの幼馴染みがなんで十三を呼び捨てにしてるのよ!」
『何コイツまじめんどい。大人しく山へ帰れ』
「アンタこそ帰りなさいよ!」
『うるせー土に還れ土に』
終わりのない言い合いにガチャリと開く村田家の扉。そこには見慣れた悪魔がいた。
「うるせぇーんだけど?」
真顔の兄に軽く冷や汗をかく。あ、これあれだ。寝起きだ。兄の後ろで俺しーらねってやってる将五が見える。お前後で生贄にすっからな。
「十三っ!この人、なんなのよ!」
『十三兄、さっさとこのケバブ追い返せやタリィ』
「なんですって?!」
「名前、中に入っとけ」
「ちょ、?!」
『へーい』
「…お前、別れた筈だよな?」
「え?」
「何ヶ月も前に。…俺の大事な妹に何してんだ?」
『うぇぇぇこわいよぉ…』
「まじきめぇ」
『将五目を閉じて。鉄生さん並な傷にしてやんよ』
「やめろ痛い」
『つーか大分酷くね?彼女さん酷くね?濡れ衣だよぉー』
「あれ彼女じゃねーよ」
『え、違うの?』
「ありゃストーカーだ。あまりにしつけーから兄貴が別れた後も彼女面で付きまとってる奴」
『…ちょっとデスソース持ってこいや』
「やめとけ、巻き添えくうぞ」
『まぁあの人に任せておけば万事解決か。』
「そーいうこった。朝飯は?」
『一応今13時だからね?寝起きのお前ら兄弟と一緒にしないでもらえる?』
「今起きたのは兄貴だけだ。拓海もうすぐ来るってよ」
『おっけ。あ、天地は?』
「まじ死ねや」
『アンタ等本当に仲悪いな』
「お前自分の顔に傷付けた奴と仲良く出来んのか?」
『私のおデコの傷は誰に付けられたものだったかなー?あれれー?おっかしいぞぉー』
「申し訳ございませんでしたいえ本当に」
『解ればよろしい。』
「おはよ、外で十三さんが悪魔になってたんだけど」
『「いつもだろ」』
「そうだったね」
「飯は」
「ファミレスいこーぜ」
『チキン食べたいチキン』
「とりあえず兄貴の朝飯…」
「実は俺…ホモなんだ」
『「「ぶっふぉ!!!」」』
「え、なに?何があった?」
『十三』
「多分女だから怒鳴れねーから」
『協力してやろ。』
電話帳から龍信さんの電話番号を引き出す。
『もっしー?おはよー龍信さーん。久しぶりっす。あのね十三がね元カノに付きまとわれて怒鳴れなくて困ってるから一芝居うってくださーい。話し合わせてねー』
『十三ー、彼氏から電話だよー』
「お、おう(彼氏?!俺受け?!)」
《(俺十三の彼氏なの?)》
「「(黙祷)」」
「嘘よ!!十三がホモなわけないじゃない!!!」
『好きな人ならどんな趣味でも受け止めてやれってーww』
「あぁ、龍ちゃん?ん、信じてくれなくてよ。…はい」
やめろ馬鹿一般人に龍信さんのダミ声は恐怖だから。私も初めて聞いた時マジ恐怖だったから。
「もしもし?!」
《…俺の恋人になに付きまとってんだ?》
『…ッ、…』
「やめ、笑うな」
「う、嘘よ!!」
《もう金輪際俺の恋人に付きまとわないでくれ》
「、」
女は私のスマホを村田家の植木に投げ付けて走って行きました。っておい。
『テメェェェェエエエエ!!!!壊れてたら弁償しろよコルァァァアアアアア!!!!!』
「テメーよくも俺をホモ扱いしたな万死に値するぞ」
《十三、やめてやれ。助けてくれたんだろーが》
「龍ちゃんも悪ノリすんなよ!めっ!」
《「『きめぇ』」》
「おう名前と将五と拓海そこに並べや」
「俺何も言ってないスよね?!」