ただいま私、ファミレスでパフェ待ちであります。

隣の席で「バナナパフェだろう！」「甘ったりーんだよ！コーヒーパフェ！」みたいなくだらない論争してたからジャンボパフェ頼みました。30cmくらいあるパフェ。



「お、おいコメ。あのパフェでかくねーか？」
「でかいな。ジャンボパフェだな。」
「お待たせしましたー」
『案外小さいな』
「「（なに？！）」」


甘い物に関しては底無しである。


「…」
「…」
『すみませーん。コーンスープと抹茶パフェ追加でー』
「なにあの子？！底無し？！」
「すげえ…ブッチャーよか食うんじゃねーか」


完食しました。隣の不毛な争いしてた強面のお兄さん達が拍手してくれたのでうぇーーいとかなんとか言いながらハイタッチしときました。


『あ、もしもし』
《テメー今日家で鍋やるって言ってただろーが！なんも具ねぇぞ！！》
『あー、具？豚肉と牛肉と鶏肉でいい？』
「「まだ食うの」」
《白菜とネギと餃子忘れんな》
『餃子？！！』
《餃子。さっさと帰ってこいよ》
『待って十三さん、鍋に餃子だけは早まらないで』
《スープ餃子買ってくりゃ良いだろうが。他の具は将五と拓海に買わせに行ったからいい。10分以内にこねーと好誠呼ぶからな》

ブチッ



『…10分以内とか無理だろがぁ…』
「な、なんかわかんねーけど頑張れ姉ちゃん」
『あんがとおっきい人…じゃあね』