今日は学校おやすみです



『らーんらーんるー。らーんらーんるー。らーんらーんるー。らーんらーんるー。』


変なテンションでブライアンへ入っていき、変なテンションで好誠さんと将五がかけていたサングラスを破壊し、バイバイ☆と颯爽と逃げてます。いやー暇だね。あの鬼共はうまくまきました。


[名前、新しいサングラスはちゃんと渡しておくからあんまり馬鹿しちゃいけません]
『解ったよ柳ママー』



とりあえず直感でラーメン屋に入ります。こじんまりしたお店で、混んでるからか店の中はぎゅうぎゅう。カウンターしかねーもん。


『空いてるー？』
「一個だけ空いてるよー！」
『あーい。おすすめはー？』
「ここ、味噌カツ美味いぜ」
『お、ありがと兄ちゃん。じゃあ味噌カツお願いしまーす』
「あいよー！」


隣の兄ちゃんがおすすめラーメン教えてくれました。やったね！


『にしても狭いね。兄ちゃん密着してごめんよ隣のオッサンが太ってなければ…』
「ば、やめろお前。面白いだろ」


デブで悪かったな！と隣のデブが喚くのなんか無視です。
『ってかその制服鳳仙じゃーん。ハゲじゃないね』
「鳳仙って解かって尚そんな事言う女いねーよ？」
『なに、鳳仙って名前にビビって欲しいなら泣き真似くらいやっちゃるよ？びえーんママぁーハゲちゃん怖いよぉー』
「くっそ腹立つなぁ！」
『笑いながら言うことかよ』


隣の兄ちゃんが先にラーメンきて、次に私。


『う、美味い！！衣が簡単に剥がれずスープによって油っこさが中和されている…！！そのあとのスープがなんとも…』
「食レポかよ」
「ボクもそう思ったようん」
『話に混ざんなデブ。にしても美味いわ、あんがとね兄ちゃん』
「おうよ。兄ちゃんじゃなくて光政な、月本光政」
『苗字名前ちゃんですよー。本名はラッセル・クロウね』
「チョイスが謎なんだよ」



お腹いっぱいです。ラーメン食いながら仲良くなりました。


「じゃあな名前！またなー」
『おー、じゃねー』


ちゃっかりLINEを交換させられてしまった。奴めやりおる。さて、散歩しますか





（「くそ、名前に逃げられた」
「何の為にサングラスを…あの野郎」
「おらよ、好誠、将五。」
「あ？…サングラス？新しいじゃねえか」
「まるきしお前等と同じサングラスで新品ビカビカだ。」
「？なんであるんすか？」
「お前等のサングラス、ガタが来てただかで名前が買い替えた」
「「最初からそう言えよアイツ…」」）