いちねんせい じゅうさん!
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名前と花は眉間に皺が寄りながら何事かを話している。どーしたの?と拓海が話しかけるとぐりん!と振り向いて「お山会議」と答えられた。なんだそれは。
『クマ殺すなってなに?!皆噛まれればいいじゃん!』
「ほんっっっとうにそう」
『鹿が可愛いとかね』
「可愛がるなら奈良だけにして欲しいよな」
『害獣』
「害獣」
「アイツ等なに?」
「ニュース見た途端あれだよ」
今日は名前は梅星に遊びに来ていた。今日天地お迎え来る?来ない?そう。じゃ遊ぼと誘拐犯のプロみてーな手口で拓海が連れてきたのだ。ちなみに天地はずっとメッセージでキレてる。
ド田舎出身の花と山と海に挟まれた田舎民の名前、拓海経由で知り合った山口の善次郎くんなどはめちゃくちゃ気が合った。たま~に田舎あるあるを話してキャッキャしたりしている。今日はたまたま殺意の日。
散歩していた老人が冬眠に入れなかったクマと遭遇し死亡、なんてニュースが流れた瞬間名前と花は『殺しな?』「射殺一択」と息ピッタリだった。目がガチ。問題はその後流れたテロップ。人間が食べ物や場所を奪ったせいで冬眠出来なかったのに殺すのは可哀想!殺さないで!なんて文句。
『タンチョウみたいに天然記念物に指定されてないんだから殺しても良くない?』
「あれも酷いのか?」
『アイツ等舞い降りた牧場では牛がびっくりして網にぶつかったり撒いたばっかのとうもころし食べたりする』
「は?害しかない」
『ホントね。でも天然記念物だからなんやかんやしたら捕まる』
「せめて鹿とクマは殺そ」
『こっちツキノワだっけ』
「おう!そっちヒグマだから余計酷いよな」
「どう違うんだ?」
『ツキノワよりヒグマのが大きくて凶暴』
「ツキノワはデカくても150cmくらいだけどヒグマ2mいくよな」
『行く』
「デカイな」
『ツキノワは臆病だから人襲うの稀だけどヒグマは会ったら死ぬの。生還した例がまずまず無い』
「コワ」
「山菜採りしてる時足跡見っけたら死を覚悟しない?」
『わかる~!!!』
「この話天地にした方が良い?」
「辞めとけ、要らぬ闇見つけちまうから」
『山菜って生で食べれるのもあるから良いよねー!』
「なー!!!」
「もしもし天地か?この子昔生で山菜食べるような環境にあったのか?え?雑草も食べ、マジ?解った美味いものを食わせる」
そんな事ァどうでもいいからはよ帰せという怒鳴り声は聞こえなかった事にして静か~に拓海は名前の前に大福を置いた。モチモチと花と食ってる姿はちょっと癒し。
「最近天地元気か?」
『げん.......元気』
「なんで言い直した?」
『いや寿くんいつもテンションがローだから振れ幅少ない』
「まぁハイな天地とか考えられねえわな」
『ハイな寿くんってなに?名前ちゃん今日のご飯は俺が作るよ!とかする?』
「やめて」
「腹筋死ぬ」
『大抵家で暇な時とか口開けてボーッとしてるから私よりヤド〇似合うと思うのよね』
「この世で最も似合わねえ男だろ」
『見てクマちゃん着てる寿くん』
「あ゛ッ」
「ヒッ」
消せと言われていたけど消してなかった天地(クマVer.)。名前は気に入ってるのになんでそんなに嫌なのかしらと思っているけど、普通に高校生の男がクマの着ぐるみパジャマは嫌だろ。拓海と迫田と蓮次の腹筋は大崩壊。花は俺も似合うかなと聞いて寅にいやガチの熊じゃんと言われてしょんもりしている。
送るよ、と帰る名前の横を歩く。後ろからマリ姉に手出すなよ!とドデカい声を出されて苦笑いしちまった。マリ姉俺の事なんだと思ってんだろ。
「名前ちゃん今日晩御飯何食べるの?」
『今日ねえ。どうしよっかなぁ』
「昨日は?」
『なんかお鍋』
「美味そうだね」
『汁残ってるからラーメンか雑炊かで悩んでるの』
「どっちも美味そうだからねえ」
『チーズ.......チーズは世界を救う.......』
「救っちゃったかぁ」
名前と花は眉間に皺が寄りながら何事かを話している。どーしたの?と拓海が話しかけるとぐりん!と振り向いて「お山会議」と答えられた。なんだそれは。
『クマ殺すなってなに?!皆噛まれればいいじゃん!』
「ほんっっっとうにそう」
『鹿が可愛いとかね』
「可愛がるなら奈良だけにして欲しいよな」
『害獣』
「害獣」
「アイツ等なに?」
「ニュース見た途端あれだよ」
今日は名前は梅星に遊びに来ていた。今日天地お迎え来る?来ない?そう。じゃ遊ぼと誘拐犯のプロみてーな手口で拓海が連れてきたのだ。ちなみに天地はずっとメッセージでキレてる。
ド田舎出身の花と山と海に挟まれた田舎民の名前、拓海経由で知り合った山口の善次郎くんなどはめちゃくちゃ気が合った。たま~に田舎あるあるを話してキャッキャしたりしている。今日はたまたま殺意の日。
散歩していた老人が冬眠に入れなかったクマと遭遇し死亡、なんてニュースが流れた瞬間名前と花は『殺しな?』「射殺一択」と息ピッタリだった。目がガチ。問題はその後流れたテロップ。人間が食べ物や場所を奪ったせいで冬眠出来なかったのに殺すのは可哀想!殺さないで!なんて文句。
『タンチョウみたいに天然記念物に指定されてないんだから殺しても良くない?』
「あれも酷いのか?」
『アイツ等舞い降りた牧場では牛がびっくりして網にぶつかったり撒いたばっかのとうもころし食べたりする』
「は?害しかない」
『ホントね。でも天然記念物だからなんやかんやしたら捕まる』
「せめて鹿とクマは殺そ」
『こっちツキノワだっけ』
「おう!そっちヒグマだから余計酷いよな」
「どう違うんだ?」
『ツキノワよりヒグマのが大きくて凶暴』
「ツキノワはデカくても150cmくらいだけどヒグマ2mいくよな」
『行く』
「デカイな」
『ツキノワは臆病だから人襲うの稀だけどヒグマは会ったら死ぬの。生還した例がまずまず無い』
「コワ」
「山菜採りしてる時足跡見っけたら死を覚悟しない?」
『わかる~!!!』
「この話天地にした方が良い?」
「辞めとけ、要らぬ闇見つけちまうから」
『山菜って生で食べれるのもあるから良いよねー!』
「なー!!!」
「もしもし天地か?この子昔生で山菜食べるような環境にあったのか?え?雑草も食べ、マジ?解った美味いものを食わせる」
そんな事ァどうでもいいからはよ帰せという怒鳴り声は聞こえなかった事にして静か~に拓海は名前の前に大福を置いた。モチモチと花と食ってる姿はちょっと癒し。
「最近天地元気か?」
『げん.......元気』
「なんで言い直した?」
『いや寿くんいつもテンションがローだから振れ幅少ない』
「まぁハイな天地とか考えられねえわな」
『ハイな寿くんってなに?名前ちゃん今日のご飯は俺が作るよ!とかする?』
「やめて」
「腹筋死ぬ」
『大抵家で暇な時とか口開けてボーッとしてるから私よりヤド〇似合うと思うのよね』
「この世で最も似合わねえ男だろ」
『見てクマちゃん着てる寿くん』
「あ゛ッ」
「ヒッ」
消せと言われていたけど消してなかった天地(クマVer.)。名前は気に入ってるのになんでそんなに嫌なのかしらと思っているけど、普通に高校生の男がクマの着ぐるみパジャマは嫌だろ。拓海と迫田と蓮次の腹筋は大崩壊。花は俺も似合うかなと聞いて寅にいやガチの熊じゃんと言われてしょんもりしている。
送るよ、と帰る名前の横を歩く。後ろからマリ姉に手出すなよ!とドデカい声を出されて苦笑いしちまった。マリ姉俺の事なんだと思ってんだろ。
「名前ちゃん今日晩御飯何食べるの?」
『今日ねえ。どうしよっかなぁ』
「昨日は?」
『なんかお鍋』
「美味そうだね」
『汁残ってるからラーメンか雑炊かで悩んでるの』
「どっちも美味そうだからねえ」
『チーズ.......チーズは世界を救う.......』
「救っちゃったかぁ」