いちねんせい じゅうに!
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「帰ったぞ」
『ぉえ゛』
「おいおいおいおい吐くならトイレ」
『はかない゛!!!!』
「じゃ今のなんだ」
『痛すぎて内臓出そうな声゛!!!!』
「そ、そうか」
『むり゛』
「買ってきたぞ」
『トイレ……』
「おー」
そそくさナプキンを取ってトイレに向かった名前を尻目にお湯を沸かす。さっさと食わせて痛み止め飲ませて寝かせよう。どんだけ痛いかなんて解らねえけれど、あそごまで具合悪そうなら寝かせとくのが一番である。
ずず……としわくちゃな顔で麺を啜る女を見遣る。やはり顔色が悪い。生理ってーのはこんなになるもんなのか、普通は毎月。いやもしかしたら何ヶ月か来なかったからかも知れないし。
「……お前毎度こうなのか」
『今日より酷い日もある』
「スッ」
思わず言葉に詰まっちまった。今日以上に酷い日もあるのか。は?意味が解らない。今でさえゼェゼェ言って死にかけてるってのに。
「……死なないか……?」
『こういう知識に疎い寿くんにいい事教えてあげるね』
「あ」
『世の中には酷すぎて気絶する人もいるのよ』
「嘘だろ」
『ホント』
月一で目の前で気絶されたら気が気じゃない。天地は目を某キツネみてーにさせてズルズル麺を啜って考える事を辞めた。
「寝るか」
『横なる』
「そうか」
早く、と名前がぺちぺち天地の肩を叩く。俺もか。片付けてから行くと言えば私が……とか言うので黙って押し退けた。痛み止めまだ効いてねーんだろ。
片付けてる最中に背中にとんでもねえ視線がぶつかって来るのを無視して、座って煙草に火をつける。後ろからう゛~!!!と唸る声も無視。もうちょい待ってろ。
『まだ……?』
「今行ったら火事になるぞ」
『火を消してからって頭無いわけ?』
「ねえな」
『名前ちゃんがこんなに苦しんでるのに゛……?』
「明日にゃ楽になるのか」
『時と場合、いつもは二日目もキツい』
「そうか」
『あっ』
「あ?」
『起きる』
「なに」
『血酷いから……トイレに血垂れてたらごめんだから見てくる……』
「それは見てこい」
『へへ……前ね実家でね……』
「血垂らして怒られたって?」
『なんで解ったの』
「テメーの父親がクソなのは解りきってるからな」
言うて天地は血なんて見慣れてるけれど、ちょっとそれは種類が違うので。なんも知らねーでトイレの床に血があったら固まっちまうかもしれない。
トイレから戻ってきた頃にゃ煙草も吸い終わったので一緒に布団へ。お昼寝なら幾らでも出来る天地が言う前に名前が引っ付いて来たので静かに腰を撫でる。
『う゛~……』
「痛いか」
『痛い……子宮雑巾絞り……』
「解らねえな」
『当たり前でしょ男子の「~より痛くねえだろ」なんて台詞言われたら世界の女性陣敵に回すと思って』
「キレんな」
『言った男子のちんちん永遠に蹴り続けてやる……』
「やめろ。おい。色んな意味でやめろ」
「帰ったぞ」
『ぉえ゛』
「おいおいおいおい吐くならトイレ」
『はかない゛!!!!』
「じゃ今のなんだ」
『痛すぎて内臓出そうな声゛!!!!』
「そ、そうか」
『むり゛』
「買ってきたぞ」
『トイレ……』
「おー」
そそくさナプキンを取ってトイレに向かった名前を尻目にお湯を沸かす。さっさと食わせて痛み止め飲ませて寝かせよう。どんだけ痛いかなんて解らねえけれど、あそごまで具合悪そうなら寝かせとくのが一番である。
ずず……としわくちゃな顔で麺を啜る女を見遣る。やはり顔色が悪い。生理ってーのはこんなになるもんなのか、普通は毎月。いやもしかしたら何ヶ月か来なかったからかも知れないし。
「……お前毎度こうなのか」
『今日より酷い日もある』
「スッ」
思わず言葉に詰まっちまった。今日以上に酷い日もあるのか。は?意味が解らない。今でさえゼェゼェ言って死にかけてるってのに。
「……死なないか……?」
『こういう知識に疎い寿くんにいい事教えてあげるね』
「あ」
『世の中には酷すぎて気絶する人もいるのよ』
「嘘だろ」
『ホント』
月一で目の前で気絶されたら気が気じゃない。天地は目を某キツネみてーにさせてズルズル麺を啜って考える事を辞めた。
「寝るか」
『横なる』
「そうか」
早く、と名前がぺちぺち天地の肩を叩く。俺もか。片付けてから行くと言えば私が……とか言うので黙って押し退けた。痛み止めまだ効いてねーんだろ。
片付けてる最中に背中にとんでもねえ視線がぶつかって来るのを無視して、座って煙草に火をつける。後ろからう゛~!!!と唸る声も無視。もうちょい待ってろ。
『まだ……?』
「今行ったら火事になるぞ」
『火を消してからって頭無いわけ?』
「ねえな」
『名前ちゃんがこんなに苦しんでるのに゛……?』
「明日にゃ楽になるのか」
『時と場合、いつもは二日目もキツい』
「そうか」
『あっ』
「あ?」
『起きる』
「なに」
『血酷いから……トイレに血垂れてたらごめんだから見てくる……』
「それは見てこい」
『へへ……前ね実家でね……』
「血垂らして怒られたって?」
『なんで解ったの』
「テメーの父親がクソなのは解りきってるからな」
言うて天地は血なんて見慣れてるけれど、ちょっとそれは種類が違うので。なんも知らねーでトイレの床に血があったら固まっちまうかもしれない。
トイレから戻ってきた頃にゃ煙草も吸い終わったので一緒に布団へ。お昼寝なら幾らでも出来る天地が言う前に名前が引っ付いて来たので静かに腰を撫でる。
『う゛~……』
「痛いか」
『痛い……子宮雑巾絞り……』
「解らねえな」
『当たり前でしょ男子の「~より痛くねえだろ」なんて台詞言われたら世界の女性陣敵に回すと思って』
「キレんな」
『言った男子のちんちん永遠に蹴り続けてやる……』
「やめろ。おい。色んな意味でやめろ」