いちねんせい じゅういち!
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『かわい~~~~~~~!!!!!!』
「……」
『やば!めちゃくちゃ可愛い!似合うね!』
「……」
『クマちゃん抱っこ!』
「………………」
結局天地はクマのパジャマを着させられた。というか帰って風呂に入ってたら着替えがそれしか無かったのである。別にパンイチでも良いわと脱衣所から出ようとしたらつっかえ棒か何かで抑えられて出れやしねえ。めちゃくちゃ渋々、渋々パジャマを着る。なんでこの歳になってこんなモン着なきゃならんのだ。着る音が聞こえたのかガラリと名前が戸を開けてずっとこの調子。ニコニコニコニコ笑って抱っこを強請る始末。ちなみに名前はとっくに風呂を済ませてヤド〇を着ていた。黙って抱くけど顔は虚無。
「お前よ」
『なぁにクマちゃん』
「リング〇とヤド〇どっちの方が強いと思う」
『技とレベルによる』
「ガチな答えしてんじゃねえ」
『レベルを上げて物理で殴った方が早いよね』
「……」
『あっ噛むのはちょっと無理待って、あ゛~~~!!!!!!』
コイツうるせえな……と半ギレでパジャマをずり下げて肩をあぐあぐ。暴れんな黙ってろヤド〇。
『ご飯抜き』
「そうか」
『うん』
「じゃあ風呂上がりの爪磨きするか」
『やだ』
「よし」
『やだ!!!』
「やるぞ」
『やだ~!!!!!』
そりゃもう滅多に使わない表情筋が緩々になりながら天地は磨く準備をした。名前はヤダヤダと天地の足を叩くけれどもう遅い。
『や!!いじめっ子きらい!』
「ハハ」
『なんで笑うの゛!!!?』
名前の爪はツルツルになったけど顔はずっとしわくちゃだった。そんなに怒んなよといつもより上機嫌の天地が言うととんでもねえ顰めっ面でそっぽを向かれた。
「おい」
『ちらい』
「おいって」
『家庭内別居』
「お前それで一回寝れなくなったろ」
『寿くんがずっと一緒に寝てくれるからでしょ゛!!!』
「おう……?」
感謝されてんだか怒ってんだか解らねえな、と静か~にご機嫌取り。苦しゅうないといった顔になるまで撫でるかたまに頬っぺたをくっ付けてやればいつも通りのえへえへ笑う名前の出来上がり。ちなみに天地は一人でも寝れる。一人だと寝付きが悪くなってきたのが最近の悩み。
『あーるーぷーすーいちまんじゃーくーこーやーぎーのーうーえーで』
「お前山羊の上で踊るんか」
『え山羊じゃないの』
「小槍だ」
『なにそれ』
「知らね」
『知らないの』
「お前が子山羊の上で踊るような女とは知らなかったな」
『ねえ゛言い間違いだってば』
「おっかねえ女」
『ねえ゛ってば』
「おっかねえから別に寝るかな」
『や゛た゛!一緒に寝る゛!!!!!!』
「ング」
その言葉を引き出そうとして言ったけど、実際言われたらなんかムズムズして居心地が悪い。
『早く!!!寝んね!!!!』
「寝んねにゃ早いだろが」
『寝んねって言うの可愛いね』
「喧しい」
『寝んね……』
「眠いのか」
『うん』
「横になってろ」
『寿くんは?』
「もう行く」
『じゃまだ居る』
「我儘女」
『かわい~~~~~~~!!!!!!』
「……」
『やば!めちゃくちゃ可愛い!似合うね!』
「……」
『クマちゃん抱っこ!』
「………………」
結局天地はクマのパジャマを着させられた。というか帰って風呂に入ってたら着替えがそれしか無かったのである。別にパンイチでも良いわと脱衣所から出ようとしたらつっかえ棒か何かで抑えられて出れやしねえ。めちゃくちゃ渋々、渋々パジャマを着る。なんでこの歳になってこんなモン着なきゃならんのだ。着る音が聞こえたのかガラリと名前が戸を開けてずっとこの調子。ニコニコニコニコ笑って抱っこを強請る始末。ちなみに名前はとっくに風呂を済ませてヤド〇を着ていた。黙って抱くけど顔は虚無。
「お前よ」
『なぁにクマちゃん』
「リング〇とヤド〇どっちの方が強いと思う」
『技とレベルによる』
「ガチな答えしてんじゃねえ」
『レベルを上げて物理で殴った方が早いよね』
「……」
『あっ噛むのはちょっと無理待って、あ゛~~~!!!!!!』
コイツうるせえな……と半ギレでパジャマをずり下げて肩をあぐあぐ。暴れんな黙ってろヤド〇。
『ご飯抜き』
「そうか」
『うん』
「じゃあ風呂上がりの爪磨きするか」
『やだ』
「よし」
『やだ!!!』
「やるぞ」
『やだ~!!!!!』
そりゃもう滅多に使わない表情筋が緩々になりながら天地は磨く準備をした。名前はヤダヤダと天地の足を叩くけれどもう遅い。
『や!!いじめっ子きらい!』
「ハハ」
『なんで笑うの゛!!!?』
名前の爪はツルツルになったけど顔はずっとしわくちゃだった。そんなに怒んなよといつもより上機嫌の天地が言うととんでもねえ顰めっ面でそっぽを向かれた。
「おい」
『ちらい』
「おいって」
『家庭内別居』
「お前それで一回寝れなくなったろ」
『寿くんがずっと一緒に寝てくれるからでしょ゛!!!』
「おう……?」
感謝されてんだか怒ってんだか解らねえな、と静か~にご機嫌取り。苦しゅうないといった顔になるまで撫でるかたまに頬っぺたをくっ付けてやればいつも通りのえへえへ笑う名前の出来上がり。ちなみに天地は一人でも寝れる。一人だと寝付きが悪くなってきたのが最近の悩み。
『あーるーぷーすーいちまんじゃーくーこーやーぎーのーうーえーで』
「お前山羊の上で踊るんか」
『え山羊じゃないの』
「小槍だ」
『なにそれ』
「知らね」
『知らないの』
「お前が子山羊の上で踊るような女とは知らなかったな」
『ねえ゛言い間違いだってば』
「おっかねえ女」
『ねえ゛ってば』
「おっかねえから別に寝るかな」
『や゛た゛!一緒に寝る゛!!!!!!』
「ング」
その言葉を引き出そうとして言ったけど、実際言われたらなんかムズムズして居心地が悪い。
『早く!!!寝んね!!!!』
「寝んねにゃ早いだろが」
『寝んねって言うの可愛いね』
「喧しい」
『寝んね……』
「眠いのか」
『うん』
「横になってろ」
『寿くんは?』
「もう行く」
『じゃまだ居る』
「我儘女」