いちねんせい じゅういち!
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『でねえ、九里虎兄ちゃんとねえ顔怖お兄さんも送ってくれた』
「スーーーーーーーーッ……」
どっから突っ込めばいいか解らなくて天地は思わず天を仰いじまった。天地が迎えに行けない日は絶対何かやらかす女である。今度から行けない日は誰かに迎えに……とまで考えて頭を振る。なんかやだ。
「それはそれとして花木九里虎は駄目だ」
『なんで?』
「…………女が八人居るらしい」
『こわ』
「何人もの女を泣かせている変態だから駄目だ」
『でも寿くん知ってる男の人皆そう言わない?』
「ング」
今回は本当なんだってば。狼少年みてーな心境だけれど普段から言ってるから名前もまたかという顔である。
『ねえ寿くん良いから早く鍋見てきて』
「テメーで見に行きゃ良いだろ」
『ヤダよあっついもん』
「クソ女」
『味見もお願いね』
「クソ女」
『切るのも煮込むまでもやったじゃん!褒めてくれてもいいじゃん』
「ハイハイ」
『料理に何も言わなくなる夫の図』
「結婚してねえな」
『熟年離婚』
「してねえな」
『そうやって段々寿くんも私のご飯に美味しいともなんとも言わなくなるんでちょ……』
「不味かったら食わねえ」
『は?なら美味しいってちゃんと言ってよ』
「……」
『別居』
「クソがよ」
素早く大の字になった名前を無視して天地はのそのそキッチンへ。後ろからギャン!と喚く声が聞こえるけどこれも無視。喋る度揚げ足を取られるのは解ってるので。
「おい火止めるぞ」
『ご飯盛るから盛ってね』
「…………」
『最近寿くん多く盛るんだもん』
「じゃあこの肉じゃがは」
『あ待って少なめにね』
「盛るか……」
『少なめ!少なめだからね!』
「ハイハイ」
『多い!!!!』
「聞こえねー」
『余ったら食べてね』
「うるせえあと5キロは増やしてやるからな」
『こっちに来てから5キロ太ってんのに!!!?』
そりゃ元々ストレスで痩せてたンだからそうだろう。こっちに来た当初は飯を食わずに不健康な痩せ方をしていた名前は天地の監視下の元毎日飯を食うようになったらちょっと肉づいた。これには抱き心地が良くなって天地もニッコリ(無表情)。
でも女にとっちゃ体重ってのはデリケートである。不健康な痩せ方だったとしても5キロも増えたとなっとゃ名前だって悩む。
『体重落とす』
「やめろ」
『今日から炭水化物抜く』
「食え」
『じゃが……じゃがいもも……抜く……』
「ただの肉と白滝じゃねえかよ」
良いから食えやといつも通り多めに盛る。そうすりゃ盛った物は名前はちゃんと食おうとするので。ちくしょ……と顔をくしゃくしゃさせてるのを見てホ、と一息。
『クラスの子みたいにスタイル良くなりたい……』
「じゃ飯抜くんじゃなくて運動しろ」
『……』
「あぁ運動音痴だったな?」
『ちらい』
「飯抜くのは駄目だ」
『でも寿くん私に太って欲しいんでしょ』
「抱き心地が良い」
『じゃ良くなるまで別で寝れば』
「おい今が悪いとは言ってねえだろ膨れんなおい」
『でねえ、九里虎兄ちゃんとねえ顔怖お兄さんも送ってくれた』
「スーーーーーーーーッ……」
どっから突っ込めばいいか解らなくて天地は思わず天を仰いじまった。天地が迎えに行けない日は絶対何かやらかす女である。今度から行けない日は誰かに迎えに……とまで考えて頭を振る。なんかやだ。
「それはそれとして花木九里虎は駄目だ」
『なんで?』
「…………女が八人居るらしい」
『こわ』
「何人もの女を泣かせている変態だから駄目だ」
『でも寿くん知ってる男の人皆そう言わない?』
「ング」
今回は本当なんだってば。狼少年みてーな心境だけれど普段から言ってるから名前もまたかという顔である。
『ねえ寿くん良いから早く鍋見てきて』
「テメーで見に行きゃ良いだろ」
『ヤダよあっついもん』
「クソ女」
『味見もお願いね』
「クソ女」
『切るのも煮込むまでもやったじゃん!褒めてくれてもいいじゃん』
「ハイハイ」
『料理に何も言わなくなる夫の図』
「結婚してねえな」
『熟年離婚』
「してねえな」
『そうやって段々寿くんも私のご飯に美味しいともなんとも言わなくなるんでちょ……』
「不味かったら食わねえ」
『は?なら美味しいってちゃんと言ってよ』
「……」
『別居』
「クソがよ」
素早く大の字になった名前を無視して天地はのそのそキッチンへ。後ろからギャン!と喚く声が聞こえるけどこれも無視。喋る度揚げ足を取られるのは解ってるので。
「おい火止めるぞ」
『ご飯盛るから盛ってね』
「…………」
『最近寿くん多く盛るんだもん』
「じゃあこの肉じゃがは」
『あ待って少なめにね』
「盛るか……」
『少なめ!少なめだからね!』
「ハイハイ」
『多い!!!!』
「聞こえねー」
『余ったら食べてね』
「うるせえあと5キロは増やしてやるからな」
『こっちに来てから5キロ太ってんのに!!!?』
そりゃ元々ストレスで痩せてたンだからそうだろう。こっちに来た当初は飯を食わずに不健康な痩せ方をしていた名前は天地の監視下の元毎日飯を食うようになったらちょっと肉づいた。これには抱き心地が良くなって天地もニッコリ(無表情)。
でも女にとっちゃ体重ってのはデリケートである。不健康な痩せ方だったとしても5キロも増えたとなっとゃ名前だって悩む。
『体重落とす』
「やめろ」
『今日から炭水化物抜く』
「食え」
『じゃが……じゃがいもも……抜く……』
「ただの肉と白滝じゃねえかよ」
良いから食えやといつも通り多めに盛る。そうすりゃ盛った物は名前はちゃんと食おうとするので。ちくしょ……と顔をくしゃくしゃさせてるのを見てホ、と一息。
『クラスの子みたいにスタイル良くなりたい……』
「じゃ飯抜くんじゃなくて運動しろ」
『……』
「あぁ運動音痴だったな?」
『ちらい』
「飯抜くのは駄目だ」
『でも寿くん私に太って欲しいんでしょ』
「抱き心地が良い」
『じゃ良くなるまで別で寝れば』
「おい今が悪いとは言ってねえだろ膨れんなおい」