いちねんせい じゅう!
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学校帰り、天地は用事があるので気をつけてさっさと早く帰れと言われ、名前はぴょこぴょこ跳ねながら帰っていた。永田駅でトイレに行きたくなってトイレに行ったあと、男子トイレのとこに財布が落ちてるのを見付けた。あ!お財布だ!危ない危ない。駅員さんに渡そうと思ったのだけど、永田駅の駅員さんは治安が悪すぎるからか全然見当たらないもんで仕方ないなと財布をぱかり。
『?すずらんだんしこうこう』
鈴蘭と言ったらこの間、夏休みに花ちゃん達にここが俺達の高校~!と教えてもらったばかりだ。うむ。行けないことも無い。迫ちゃんとかが居たら渡せばいいもんね。そんなこんなで名前の大冒険が始まった。
『こんにちは!!!!!』
「ん゛?おうこんにちは」
『花ちゃんか蓮次くんか迫ちゃんかえっとねえ、誰かいませんか!!!!!!!』
「声でっか」
元気に声を出した名前に金髪な原田十希夫くんは苦笑い。なんでこんな子がこんな所に居るんだか。まぁ知り合いならば別に連れてってやるくらいは吝かでもない。呼びに行くのも面倒だし。連れてってやるよと言えばお兄さんあんがと!!!!!!とスペシャルクソデカボイスで言われて一瞬耳が痛かった。
「え!名前!なんで居るんだ!?」
『こんにちは!!!!!!』
「こんにちは!!!!!!」
「馬鹿馬鹿馬鹿」
「原田さん耳大丈夫スか」
「大丈夫に見えるか?」
「聞こえてるならセーフです」
「畜生が」
『あのねえ!!!駅でねえお財布拾ってねえ!!!鈴蘭って書いてたから持ってきた!!!』
「そうなのか?」
『えらい!!!!!?』
「偉いからボリューム下げてくんねーかな」
「誰の?」
『えっとねえ!!なんかさぶろうみたいな名前だった!!!!』
「ん゛!?」
三郎ったら超有名な人が居ますが。三年ですけど。見せてもらっていーかと去るタイミングを逃した十希夫が聞くと財布を見せてくれた。開けて保険証見てみりゃ見事に花澤三郎。おめでとう、ゼットンです。
こりゃ俺が持ってった方が無難かな、と思う十希夫。だが持ってきた女はふんすふんすと褒められるのを期待してるような面で十希夫を見上げている。う゛、と言葉に詰まるのを蓮次達はですよね、みたいな顔でニッコリ。俺等もそれには弱いんで。
「……こっちだ……」
『あい!!!!』
「名前~気を付けてな~」
「お前天地に鈴蘭行くってちゃんと言ったか?」
「言ってない!!!!!!」
「天地……?」
学校帰り、天地は用事があるので気をつけてさっさと早く帰れと言われ、名前はぴょこぴょこ跳ねながら帰っていた。永田駅でトイレに行きたくなってトイレに行ったあと、男子トイレのとこに財布が落ちてるのを見付けた。あ!お財布だ!危ない危ない。駅員さんに渡そうと思ったのだけど、永田駅の駅員さんは治安が悪すぎるからか全然見当たらないもんで仕方ないなと財布をぱかり。
『?すずらんだんしこうこう』
鈴蘭と言ったらこの間、夏休みに花ちゃん達にここが俺達の高校~!と教えてもらったばかりだ。うむ。行けないことも無い。迫ちゃんとかが居たら渡せばいいもんね。そんなこんなで名前の大冒険が始まった。
『こんにちは!!!!!』
「ん゛?おうこんにちは」
『花ちゃんか蓮次くんか迫ちゃんかえっとねえ、誰かいませんか!!!!!!!』
「声でっか」
元気に声を出した名前に金髪な原田十希夫くんは苦笑い。なんでこんな子がこんな所に居るんだか。まぁ知り合いならば別に連れてってやるくらいは吝かでもない。呼びに行くのも面倒だし。連れてってやるよと言えばお兄さんあんがと!!!!!!とスペシャルクソデカボイスで言われて一瞬耳が痛かった。
「え!名前!なんで居るんだ!?」
『こんにちは!!!!!!』
「こんにちは!!!!!!」
「馬鹿馬鹿馬鹿」
「原田さん耳大丈夫スか」
「大丈夫に見えるか?」
「聞こえてるならセーフです」
「畜生が」
『あのねえ!!!駅でねえお財布拾ってねえ!!!鈴蘭って書いてたから持ってきた!!!』
「そうなのか?」
『えらい!!!!!?』
「偉いからボリューム下げてくんねーかな」
「誰の?」
『えっとねえ!!なんかさぶろうみたいな名前だった!!!!』
「ん゛!?」
三郎ったら超有名な人が居ますが。三年ですけど。見せてもらっていーかと去るタイミングを逃した十希夫が聞くと財布を見せてくれた。開けて保険証見てみりゃ見事に花澤三郎。おめでとう、ゼットンです。
こりゃ俺が持ってった方が無難かな、と思う十希夫。だが持ってきた女はふんすふんすと褒められるのを期待してるような面で十希夫を見上げている。う゛、と言葉に詰まるのを蓮次達はですよね、みたいな顔でニッコリ。俺等もそれには弱いんで。
「……こっちだ……」
『あい!!!!』
「名前~気を付けてな~」
「お前天地に鈴蘭行くってちゃんと言ったか?」
「言ってない!!!!!!」
「天地……?」