いちねんせい きゅう!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
「クソ女」
『あ゛い』
「俺はお前になんて言った?」
『声落とせって言った……』
「クソ女」
あの後テンションが爆上げした名前はバスボール持ってニコニコして歩いていた。これねえ帰ったらお風呂に入れるの!そうか。ボリューム落とせな。寿くんも楽しみ!!!?解ったから声を落とせ。早めに上がるから寿くんも泡風呂してね!!!!お風呂掃除お願いね!!!!クソ女。
ギョ!と周りが二人を見遣った。なに?あの子達どうみても高校生くらいなのに同棲かなにか?
そんな注目欠片も要らない天地は頭がキリキリ痛みながら名前の腕を引いて急いで雑貨屋から出た。誤解を招くような事言うんじゃねー。
『でも毎日一緒に寝泊まりしてるのに?』
「……」
『ほぼ一緒に住んでるのと変わらなくない?服とかも箪笥作っちゃったのに』
「………………そうだな……」
なんでだろな……。なんてとんでもねえ溜め息を吐く。そういやそうだったわ。もう名前の家に天地の箪笥を拵えているし最近なんてどんだけ遅くなっても一人で寝ることなんぞ無かったわ。どうしてこうなった。
『見て!!!!泡すご、待ってヤバくない?』
「おいお湯止めろ溢れるぞ」
『これから私入ったら溢れるくない?』
「その前にお前泡に埋もれるぞ」
『……』
「……」
『えい』
「ンのクソ女」
Tシャツに泡をぶん投げられた天地の額には青筋が浮かんでいる。やりやがったなと名前の頭に泡を付けてやると酷く楽しそうに笑うのでまぁいっか……と深呼吸。おいだからと言ってもっと付けようとすんな。
『あ、泡と同化してる……ッ!』
「埋めるぞ」
さっさと入れやと急かして風呂に入らせる。天地もせっせか泡まみれの服を脱いで着替えて一息。クソガキめ。
『あがった!』
「ん」
『まだ泡あるよ!!』
「……そうか」
俺は泡は要らねえんだが、と思いながら大人しく風呂へ。言うて時間も経ってるからそんなに泡もねえだろと戸を開けた瞬間後悔した。あの女どうやったのか泡を増量させてやがる。頑張って泡を掻き分けてみれば湯船は天地の腹くらいまでしか残ってなかった。とうとう天地はカリカリ頭を掻いて秒速でクソ女!!!と叫んだのだった。
「クソ女」
『あ゛い』
「俺はお前になんて言った?」
『声落とせって言った……』
「クソ女」
あの後テンションが爆上げした名前はバスボール持ってニコニコして歩いていた。これねえ帰ったらお風呂に入れるの!そうか。ボリューム落とせな。寿くんも楽しみ!!!?解ったから声を落とせ。早めに上がるから寿くんも泡風呂してね!!!!お風呂掃除お願いね!!!!クソ女。
ギョ!と周りが二人を見遣った。なに?あの子達どうみても高校生くらいなのに同棲かなにか?
そんな注目欠片も要らない天地は頭がキリキリ痛みながら名前の腕を引いて急いで雑貨屋から出た。誤解を招くような事言うんじゃねー。
『でも毎日一緒に寝泊まりしてるのに?』
「……」
『ほぼ一緒に住んでるのと変わらなくない?服とかも箪笥作っちゃったのに』
「………………そうだな……」
なんでだろな……。なんてとんでもねえ溜め息を吐く。そういやそうだったわ。もう名前の家に天地の箪笥を拵えているし最近なんてどんだけ遅くなっても一人で寝ることなんぞ無かったわ。どうしてこうなった。
『見て!!!!泡すご、待ってヤバくない?』
「おいお湯止めろ溢れるぞ」
『これから私入ったら溢れるくない?』
「その前にお前泡に埋もれるぞ」
『……』
「……」
『えい』
「ンのクソ女」
Tシャツに泡をぶん投げられた天地の額には青筋が浮かんでいる。やりやがったなと名前の頭に泡を付けてやると酷く楽しそうに笑うのでまぁいっか……と深呼吸。おいだからと言ってもっと付けようとすんな。
『あ、泡と同化してる……ッ!』
「埋めるぞ」
さっさと入れやと急かして風呂に入らせる。天地もせっせか泡まみれの服を脱いで着替えて一息。クソガキめ。
『あがった!』
「ん」
『まだ泡あるよ!!』
「……そうか」
俺は泡は要らねえんだが、と思いながら大人しく風呂へ。言うて時間も経ってるからそんなに泡もねえだろと戸を開けた瞬間後悔した。あの女どうやったのか泡を増量させてやがる。頑張って泡を掻き分けてみれば湯船は天地の腹くらいまでしか残ってなかった。とうとう天地はカリカリ頭を掻いて秒速でクソ女!!!と叫んだのだった。