いちねんせい いち!
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さて朝である。名前は英明高校に初登校する為に永田駅に来ていた。ただでさえ一日皆と入学がズレているのだし、絶対遅刻しないぞと早めに出たのだけど。
『あ゛の゛ね゛』
「うん」
『かおこわい゛』
「おいお前等の面が怖ぇってよ!!!」
「テメーもだろ!!!」
昨日天地に言われてたってのに名前は向かいのホーム、鈴蘭連中が蔓延る方へ行っちまった。女が居るもんだから鈴蘭の奴等だってなんも言えずにどしたの……と声をかけるけどなにせ顔が怖い。名前はあ゛~……と馬鹿みてえに涙目になった。
すると急に背中に手を当てられる。何事?と見れば天地であった。
『あ!!!!天地くんだ!!!!!』
「ボリューム」
『おはよ!!!!!!!』
「ボリューム」
『あのね!!!!!』
「ボリューム下げろっつってんだろ」
『あでっ』
怖い顔に囲まれてる時に知ってる顔見りゃ安心もする。天地は眉間にとんでもねえ深さの皺を刻みながら女の背を押した。
「次の電車」
『ありがと!!!!!!!』
「ボリューム」
『あのね!!!!』
「ボリューム」
『この街でね……知ってる人ね……天地くんしか知らないからね……嬉しくてね……声大きくなっちゃったの……』
「ング」
昨日会っただけだろが、とかいきなりボリューム下げんなやとか色々言いたい事はあったのに言葉に詰まっちまった。解った。解ったから泣きそうな面辞めろ。ほら電車来たぞと送り出す。この数分で育児疲れみてえな顔をした天地に名前は元気に手を振った。
『ありがとおもちくんまたね!!!!』
「おい今なんつった?」
さて朝である。名前は英明高校に初登校する為に永田駅に来ていた。ただでさえ一日皆と入学がズレているのだし、絶対遅刻しないぞと早めに出たのだけど。
『あ゛の゛ね゛』
「うん」
『かおこわい゛』
「おいお前等の面が怖ぇってよ!!!」
「テメーもだろ!!!」
昨日天地に言われてたってのに名前は向かいのホーム、鈴蘭連中が蔓延る方へ行っちまった。女が居るもんだから鈴蘭の奴等だってなんも言えずにどしたの……と声をかけるけどなにせ顔が怖い。名前はあ゛~……と馬鹿みてえに涙目になった。
すると急に背中に手を当てられる。何事?と見れば天地であった。
『あ!!!!天地くんだ!!!!!』
「ボリューム」
『おはよ!!!!!!!』
「ボリューム」
『あのね!!!!!』
「ボリューム下げろっつってんだろ」
『あでっ』
怖い顔に囲まれてる時に知ってる顔見りゃ安心もする。天地は眉間にとんでもねえ深さの皺を刻みながら女の背を押した。
「次の電車」
『ありがと!!!!!!!』
「ボリューム」
『あのね!!!!』
「ボリューム」
『この街でね……知ってる人ね……天地くんしか知らないからね……嬉しくてね……声大きくなっちゃったの……』
「ング」
昨日会っただけだろが、とかいきなりボリューム下げんなやとか色々言いたい事はあったのに言葉に詰まっちまった。解った。解ったから泣きそうな面辞めろ。ほら電車来たぞと送り出す。この数分で育児疲れみてえな顔をした天地に名前は元気に手を振った。
『ありがとおもちくんまたね!!!!』
「おい今なんつった?」