いちねんせい なな!
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『拓海くんから遊ぼってきた』
「貸せ」
『なんで』
「ブロックする」
『なんで?』
「一度だけで調子乗りやがってあのガキャ」
『寿くん?????』
天地の家でクーラーで涼んでる時に藤代から連絡が来て名前も馬鹿正直に言ったもんだから天地の機嫌は急降下。今日は名前がたこ焼き食べたい!なんて言うからわざわざたこ焼きパーティーする日なのだ。天地はたこ焼き器持ってるなんて言うから名前は素直にやろ!やろ!と言ったけれど天地は友達なんて居ないどころか駒としか見てないのでたこ焼き器なんて持ってるわけが無い。こっそり安いのを買ったのだ。
「ブロックするか殺すか断れ」
『流石に今日タコパするんだから行かないわよ』
「そうか」
『てかさ』
「ん」
『たこ焼き器でアヒージョとかホットケーキ焼けるらしい』
「ほー、やりたいんか」
『……』
「……」
『……』
「……そんな目で見たってダメだ」
『なんで!』
「たこ焼きで腹いっぱいになって食えなくなるからだ」
『アヒージョ良いよね』
「海老」
『ブロッコさん!』
「ベーコン」
『じゃがいも!!』
「今日オリーブオイル買ってねえから今度な」
『はぁい!!』
テーブルに新聞紙を敷いて油を器に多めに入れる。寿くんたこ焼き粉混ぜといとね!と渡され虚無顔で混ぜる。名前はタコやらウインナーやらを切って、出来たよ!と元気に持ってきた。
温めた鉄板に油をしいてジュワ!といい音をたてて生地を落としていく。入れる順番は重い物から。揚げ玉とチーズも忘れずに。
「いつひっくり返すんだこれ」
『溢れた生地ちょっと剥がしていい感じならそのまま溢れたやつも巻き込んで丸めるの』
「こういう事は詳しいな」
『たこ焼き屋の息子に教えてもらったの昔』
「そうか」
『寿くんもやろ』
「おー」
普段不器用な癖に綺麗にくるくるたこ焼きを回す名前をジ……と見詰めてから自分も回す。いっぱつで上手く出来るのズルい!と喚かれるけど天地はただ鼻で笑うだけだった。
『ソース持った!?』
「お前要らねーのか」
『そのまま食べる』
「冷ませよ」
『熱いの好き』
「お前毎度熱いの好きとか言って火傷してんだろが」
『あっづ!!!!』
「言わんこっちゃねえ」
やれやれと天地が麦茶を渡すとごくごく飲んでプハ……とビールを飲んだオッサンみたいな声を出している。そのまま言うと拗ねられるので言わないけれど。それでも懲りずに名前はたこ焼きを一口で食うので天地も冷ましてから食べる。まぁ美味い。
『ぐ』
「あ?」
『んぐ』
「……あ゛お前、」
二人してテーブル挟んで床で食ってたのだけどテーブルの向こう側で名前が胸をポコスカ叩いてるので喉詰まらせやがった!と天地が瞬時に名前の隣に移動して背を叩く。あいがと……とけほけほ咳をしながら言うのでバカヤロ……と麦茶を飲ませた。
「急いで食うな」
『逃げるもん』
「逃げねえよ」
『熱さが逃げるもん……』
「馬鹿女」
『拓海くんから遊ぼってきた』
「貸せ」
『なんで』
「ブロックする」
『なんで?』
「一度だけで調子乗りやがってあのガキャ」
『寿くん?????』
天地の家でクーラーで涼んでる時に藤代から連絡が来て名前も馬鹿正直に言ったもんだから天地の機嫌は急降下。今日は名前がたこ焼き食べたい!なんて言うからわざわざたこ焼きパーティーする日なのだ。天地はたこ焼き器持ってるなんて言うから名前は素直にやろ!やろ!と言ったけれど天地は友達なんて居ないどころか駒としか見てないのでたこ焼き器なんて持ってるわけが無い。こっそり安いのを買ったのだ。
「ブロックするか殺すか断れ」
『流石に今日タコパするんだから行かないわよ』
「そうか」
『てかさ』
「ん」
『たこ焼き器でアヒージョとかホットケーキ焼けるらしい』
「ほー、やりたいんか」
『……』
「……」
『……』
「……そんな目で見たってダメだ」
『なんで!』
「たこ焼きで腹いっぱいになって食えなくなるからだ」
『アヒージョ良いよね』
「海老」
『ブロッコさん!』
「ベーコン」
『じゃがいも!!』
「今日オリーブオイル買ってねえから今度な」
『はぁい!!』
テーブルに新聞紙を敷いて油を器に多めに入れる。寿くんたこ焼き粉混ぜといとね!と渡され虚無顔で混ぜる。名前はタコやらウインナーやらを切って、出来たよ!と元気に持ってきた。
温めた鉄板に油をしいてジュワ!といい音をたてて生地を落としていく。入れる順番は重い物から。揚げ玉とチーズも忘れずに。
「いつひっくり返すんだこれ」
『溢れた生地ちょっと剥がしていい感じならそのまま溢れたやつも巻き込んで丸めるの』
「こういう事は詳しいな」
『たこ焼き屋の息子に教えてもらったの昔』
「そうか」
『寿くんもやろ』
「おー」
普段不器用な癖に綺麗にくるくるたこ焼きを回す名前をジ……と見詰めてから自分も回す。いっぱつで上手く出来るのズルい!と喚かれるけど天地はただ鼻で笑うだけだった。
『ソース持った!?』
「お前要らねーのか」
『そのまま食べる』
「冷ませよ」
『熱いの好き』
「お前毎度熱いの好きとか言って火傷してんだろが」
『あっづ!!!!』
「言わんこっちゃねえ」
やれやれと天地が麦茶を渡すとごくごく飲んでプハ……とビールを飲んだオッサンみたいな声を出している。そのまま言うと拗ねられるので言わないけれど。それでも懲りずに名前はたこ焼きを一口で食うので天地も冷ましてから食べる。まぁ美味い。
『ぐ』
「あ?」
『んぐ』
「……あ゛お前、」
二人してテーブル挟んで床で食ってたのだけどテーブルの向こう側で名前が胸をポコスカ叩いてるので喉詰まらせやがった!と天地が瞬時に名前の隣に移動して背を叩く。あいがと……とけほけほ咳をしながら言うのでバカヤロ……と麦茶を飲ませた。
「急いで食うな」
『逃げるもん』
「逃げねえよ」
『熱さが逃げるもん……』
「馬鹿女」