いちねんせい ろく!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
天地の機嫌は最悪だった。聞かなかったのはテメーだってのに拓海とかと遊ぶなんて聞いてねーぞとモヤモヤした気持ちを抱えて買い物中も無言であった。
名前はそんな事なんにも気にしない。だって遊びに行くって言ったもん。
家に着いても天地はムス……とした面で座っていた。名前は淡々とエビフライを揚げている。出来たよ~と言えばもう後ろに立っていた。軽く壁。
『どしたの?』
「……」
『ねえ機嫌悪いの?』
「……」
尚もムスっとしたまんまで天地はエビフライを持ってった。名前は首を傾げてご飯を盛る。するとまたのそ……と後ろに立っていた。無言で米を奪うからもう一度どうしたの、と言えば顎でご飯を指すので大人しく座る。
『いただきます』
「……」
『ねえ機嫌悪いの?』
「うるせー」
それでももさくさエビフライを食べてるのでご飯が気に食わない訳では無いらしい。先に食べ終わると皿を洗って風呂へ。天地にお風呂入るね、と言うとちらりとこちらを見てまたすぐご飯を見た。
タオルを持って着替えを持って脱衣場へ。さて入るかぁと脱ごうとした瞬間脱衣場の戸がガラリと開いた。は?と見れば無表情の天地が名前の腕を掴む。
『なに?』
「……」
『お風呂入れないんだけど』
「おい」
『なに?』
「なんでアイツ等と一緒に居た」
『拓海くんと水族館行ってたら後から会った』
ピン!と天地の片眉が跳ね上がる。腕を掴む手に力が入って痛いよと言えば少し緩んだけれど、離す気はないらしい。
『拓海くんと仲悪いの?』
「やめろ」
唸るように言う。なにが、と言えばまた無言になるから名前は困惑しっぱなしであった。
『なにを辞めて欲しいの?』
「……」
『ねえ、言ってくれなきゃ解らない』
「…………」
『拓海くんと遊んだの、』
く、と腕を掴む力が増した。痛いんだってば。最早名前ですら拓海と何かあったんだなと察せざるを得ない。と、いうか。
『天地くん、もしかして私が拓海くんの名前呼んでるので怒ってる訳じゃないよね』
「ンな訳ねーだろ」
そう、別に怒ってなんかいない。ただちょっと腹の辺りがモヤモヤして、どうにもこうにも出来ないような気分になって名前のおじゃま虫をしているだけ。
「それはそれとしてなんで名前で呼んでる」
『拓海って呼んでって言われたし名前で呼ばれたから』
「よし殺す」
『天地くんは名前で一切呼んでくれないからヤダ』
「ング」
別にいいけど。名前で呼ばれなくたって良いけど。名前がほら早く出てって!と天地の腹ら辺を押すけれどまぁビクともしない。
『も゛~なに!!?お風呂一緒に入りたいの!!!!?』
「おい」
『あい』
「二度と言うな」
『早く出てって脱げないから』
天地が渋々腕を離す。全くもう、と名前がジト目で見てくるので脱衣場の戸を開ける。
「名前」
『えっ』
「長風呂は辞めろよ」
なんて言って天地は脱衣場から出ていった。唐突に名前で呼ばれた名前はポカン、として……名前で呼ばれた!!!!!と一気にテンションがハイになり服を脱ぐのも忘れて天地の元へ走っていったのだった。
天地の機嫌は最悪だった。聞かなかったのはテメーだってのに拓海とかと遊ぶなんて聞いてねーぞとモヤモヤした気持ちを抱えて買い物中も無言であった。
名前はそんな事なんにも気にしない。だって遊びに行くって言ったもん。
家に着いても天地はムス……とした面で座っていた。名前は淡々とエビフライを揚げている。出来たよ~と言えばもう後ろに立っていた。軽く壁。
『どしたの?』
「……」
『ねえ機嫌悪いの?』
「……」
尚もムスっとしたまんまで天地はエビフライを持ってった。名前は首を傾げてご飯を盛る。するとまたのそ……と後ろに立っていた。無言で米を奪うからもう一度どうしたの、と言えば顎でご飯を指すので大人しく座る。
『いただきます』
「……」
『ねえ機嫌悪いの?』
「うるせー」
それでももさくさエビフライを食べてるのでご飯が気に食わない訳では無いらしい。先に食べ終わると皿を洗って風呂へ。天地にお風呂入るね、と言うとちらりとこちらを見てまたすぐご飯を見た。
タオルを持って着替えを持って脱衣場へ。さて入るかぁと脱ごうとした瞬間脱衣場の戸がガラリと開いた。は?と見れば無表情の天地が名前の腕を掴む。
『なに?』
「……」
『お風呂入れないんだけど』
「おい」
『なに?』
「なんでアイツ等と一緒に居た」
『拓海くんと水族館行ってたら後から会った』
ピン!と天地の片眉が跳ね上がる。腕を掴む手に力が入って痛いよと言えば少し緩んだけれど、離す気はないらしい。
『拓海くんと仲悪いの?』
「やめろ」
唸るように言う。なにが、と言えばまた無言になるから名前は困惑しっぱなしであった。
『なにを辞めて欲しいの?』
「……」
『ねえ、言ってくれなきゃ解らない』
「…………」
『拓海くんと遊んだの、』
く、と腕を掴む力が増した。痛いんだってば。最早名前ですら拓海と何かあったんだなと察せざるを得ない。と、いうか。
『天地くん、もしかして私が拓海くんの名前呼んでるので怒ってる訳じゃないよね』
「ンな訳ねーだろ」
そう、別に怒ってなんかいない。ただちょっと腹の辺りがモヤモヤして、どうにもこうにも出来ないような気分になって名前のおじゃま虫をしているだけ。
「それはそれとしてなんで名前で呼んでる」
『拓海って呼んでって言われたし名前で呼ばれたから』
「よし殺す」
『天地くんは名前で一切呼んでくれないからヤダ』
「ング」
別にいいけど。名前で呼ばれなくたって良いけど。名前がほら早く出てって!と天地の腹ら辺を押すけれどまぁビクともしない。
『も゛~なに!!?お風呂一緒に入りたいの!!!!?』
「おい」
『あい』
「二度と言うな」
『早く出てって脱げないから』
天地が渋々腕を離す。全くもう、と名前がジト目で見てくるので脱衣場の戸を開ける。
「名前」
『えっ』
「長風呂は辞めろよ」
なんて言って天地は脱衣場から出ていった。唐突に名前で呼ばれた名前はポカン、として……名前で呼ばれた!!!!!と一気にテンションがハイになり服を脱ぐのも忘れて天地の元へ走っていったのだった。