いちねんせい ご!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
天地の家に場所が変わっても?やる事はあんまり変わらない。強いて言うなら天地の家のテレビが名前の家より大きいのでふんふん言いながら天地と少し距離を置いてソファに座って揺れている。いつも昼間から再放送のドラマや時代劇を見ている。何が面白いのかは解らんけれど名前は楽しそうである。ただ最近ドラマとかから変な知識を覚えてくるので要注意。
クーラーで部屋の温度が下がり名前的には丁度いいのだけど天地的には肌寒い。ジ……と名前を見るとなに?という顔でこちらを見る。天地は少し考えてからポン、と隣を叩く。はいはいなんですかと犬みてえに隣に来る。天地が名前を自分に寄りかからせるように首に腕を回すと名前が待ってと手を掴んだ。
「ンだよ」
『こっちがなんだよなんだけど』
「あ?」
『それ体勢キツいの』
「そうかよ」
『あ、膝もやだよ』
「……」
『スキンシップ激しくない?』
「……」
『……』
「……」
『……膝枕で』
「おー」
無の顔で天地の太腿に頭を置いた名前を天地が撫でる。ちょっと考えて、いや暖かくねえなとぼそり。人の事湯たんぽにしようとしてたな?と名前が頭を上げる。
「おいこっち来い」
『ね』
「あ」
『おなかいっぱい』
「お前眠くなったんだな?」
『ん』
「寝室」
ぽそぽそ目を閉じそうになる名前が寝ないうちにベッドに連れていく。飛び込んでいい?と言うからダメだと返して座らせる。
「煙草吸ってくるから寝てろ」
『ん゛』
リビングで煙草を吸う。ベッドの方からゴソゴソ聞こえるのがなんだか妙な気分になりながらボケ……とテレビを見て、少ししてからゴソゴソが無くなった。寝たのかと見てみるとベッドの上が鎌倉みたいになっていた。
「なにしてんだ」
『巣作り……』
「人のベッドで巣を作るな」
『最早私のベッドみたいなものでは』
「出て来い」
『もう寝る』
巣作りしてたら俺が寝れねえだろがと名前から布団を引き剥がした。悲しい顔で何するの!と言うけれど無視。俺のベッドだ。
「もう少ししたら来るから巣作るなよ」
『む゛……』
「真っ直ぐ寝ろ」
『はぁい』
「お前の寝相じゃ無駄だろうが」
『そんな悪い?』
「悪い」
『なんだと』
無言でリビングに戻ってテレビを消してもう一服。俺何してんだろう……とちょっと考えながら。
灰皿で煙草を揉み消して寝室に行くと丸まってぴすぴす眠っているのは良いのだけど、名前はベッドから落ちかけていた。そのまま仰向けになったら確実に落ちる。馬鹿野郎……とちょっと片手で顔を覆ってドデカい溜め息を吐いてからずりずり名前を引き寄せる。落ちられても面倒だから抱いて寝るだけ、だって落ちたら絶対コイツ泣くから。畜生。
天地の家に場所が変わっても?やる事はあんまり変わらない。強いて言うなら天地の家のテレビが名前の家より大きいのでふんふん言いながら天地と少し距離を置いてソファに座って揺れている。いつも昼間から再放送のドラマや時代劇を見ている。何が面白いのかは解らんけれど名前は楽しそうである。ただ最近ドラマとかから変な知識を覚えてくるので要注意。
クーラーで部屋の温度が下がり名前的には丁度いいのだけど天地的には肌寒い。ジ……と名前を見るとなに?という顔でこちらを見る。天地は少し考えてからポン、と隣を叩く。はいはいなんですかと犬みてえに隣に来る。天地が名前を自分に寄りかからせるように首に腕を回すと名前が待ってと手を掴んだ。
「ンだよ」
『こっちがなんだよなんだけど』
「あ?」
『それ体勢キツいの』
「そうかよ」
『あ、膝もやだよ』
「……」
『スキンシップ激しくない?』
「……」
『……』
「……」
『……膝枕で』
「おー」
無の顔で天地の太腿に頭を置いた名前を天地が撫でる。ちょっと考えて、いや暖かくねえなとぼそり。人の事湯たんぽにしようとしてたな?と名前が頭を上げる。
「おいこっち来い」
『ね』
「あ」
『おなかいっぱい』
「お前眠くなったんだな?」
『ん』
「寝室」
ぽそぽそ目を閉じそうになる名前が寝ないうちにベッドに連れていく。飛び込んでいい?と言うからダメだと返して座らせる。
「煙草吸ってくるから寝てろ」
『ん゛』
リビングで煙草を吸う。ベッドの方からゴソゴソ聞こえるのがなんだか妙な気分になりながらボケ……とテレビを見て、少ししてからゴソゴソが無くなった。寝たのかと見てみるとベッドの上が鎌倉みたいになっていた。
「なにしてんだ」
『巣作り……』
「人のベッドで巣を作るな」
『最早私のベッドみたいなものでは』
「出て来い」
『もう寝る』
巣作りしてたら俺が寝れねえだろがと名前から布団を引き剥がした。悲しい顔で何するの!と言うけれど無視。俺のベッドだ。
「もう少ししたら来るから巣作るなよ」
『む゛……』
「真っ直ぐ寝ろ」
『はぁい』
「お前の寝相じゃ無駄だろうが」
『そんな悪い?』
「悪い」
『なんだと』
無言でリビングに戻ってテレビを消してもう一服。俺何してんだろう……とちょっと考えながら。
灰皿で煙草を揉み消して寝室に行くと丸まってぴすぴす眠っているのは良いのだけど、名前はベッドから落ちかけていた。そのまま仰向けになったら確実に落ちる。馬鹿野郎……とちょっと片手で顔を覆ってドデカい溜め息を吐いてからずりずり名前を引き寄せる。落ちられても面倒だから抱いて寝るだけ、だって落ちたら絶対コイツ泣くから。畜生。