いちねんせい ご!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
天地の家に着いた瞬間名前はぐで……と溶けちまった。これから本格的に暑くなるのに大丈夫なのかこの女は。冷蔵庫に物をしまうと名前がのそのそソファに座って丸まった。
『天地くんクーラー』
「天地くんはクーラーじゃねえ」
『ウケるもしかして夏バテしてる?』
「お前が言うな」
ぴ、とリモコンを操作すると少しして涼しい風が出てくる。おあ゛……なんて謎の鳴き声を発しながら名前がソファにごろんと転がるので蹴るなよと言いながら天地も名前の足側に座る。
『膝枕してくれるのかと思った』
「ふざけんな」
『してくれないの?』
「しない」
『わたしはあそびだったっていうのね……』
「サスペンスか」
『クラスメイトが何かあったら言ってみって言ってた』
「畜生」
『あとね、こんな所に居られるか!部屋に戻るぞ!ってやつ』
「死ぬ気か?誰」
『光義さん言ってた』
「グ」
余計な事教えるな月光兄弟。あと怪我させてきた奴と仲良くなってんじゃねー。色々言いたい事はあるけれど天地の口からはドデカい溜め息しか出てこなかった。のそりと名前が起き上がる。そのまま天地の方に倒れようとするから待てと頭を抑えるとなんで?みたいな面をした。
『膝枕……』
「しねえって」
『一回だけ』
「ダメだ」
『なんだっけ』
「やめろ」
『さきっ』
「誰が教えた殺してやる」
『怒るじゃん』
「二度と言うな」
『クラスメイトが先っちょだけって言う男に気を付けなさいねって言ってた』
「畜生、あ゛お前」
えいや、と名前が天地の膝に頭を乗せる。全く仕方ねえな……と頭に手を乗せてやると少し頭を膝にぐりぐり押し付けた後に起き上がった。
『固いからいい』
「クソ女」
『思った以上に固かった』
「二度とすんなよ」
『やっぱりもう一回』
「クソ女」
『なんでこんな固いの?』
「筋肉」
『はは……喧嘩にしか使わないのにね……』
「俺今日何かしたか????」
随分当たりが強いなと気にはしないけど膝の上の名前の頭をぐしゃぐしゃと撫でる。あ゛~と嫌がってんのか喜んでんのか解らない声を出して居るけれど笑ってるから多分喜んでる。
「飯何作るんだ」
『アボカド』
「と?」
『豚のねえ、なんか適当に焼くヤツ』
「そうか」
『ご飯炊きます』
「おー」
『思ったけど天地くんお皿二枚とかあるの?』
「……」
『……』
「適当に」
『なるほどね』
「おい目付き悪いぞ」
『鏡って知ってる?』
「おい本当にどうした今日」
『……』
「……」
『女の子には情緒が不安定になる時があるのよ』
「生理か」
『もういい寝る』
「おいって……」
天地の家に着いた瞬間名前はぐで……と溶けちまった。これから本格的に暑くなるのに大丈夫なのかこの女は。冷蔵庫に物をしまうと名前がのそのそソファに座って丸まった。
『天地くんクーラー』
「天地くんはクーラーじゃねえ」
『ウケるもしかして夏バテしてる?』
「お前が言うな」
ぴ、とリモコンを操作すると少しして涼しい風が出てくる。おあ゛……なんて謎の鳴き声を発しながら名前がソファにごろんと転がるので蹴るなよと言いながら天地も名前の足側に座る。
『膝枕してくれるのかと思った』
「ふざけんな」
『してくれないの?』
「しない」
『わたしはあそびだったっていうのね……』
「サスペンスか」
『クラスメイトが何かあったら言ってみって言ってた』
「畜生」
『あとね、こんな所に居られるか!部屋に戻るぞ!ってやつ』
「死ぬ気か?誰」
『光義さん言ってた』
「グ」
余計な事教えるな月光兄弟。あと怪我させてきた奴と仲良くなってんじゃねー。色々言いたい事はあるけれど天地の口からはドデカい溜め息しか出てこなかった。のそりと名前が起き上がる。そのまま天地の方に倒れようとするから待てと頭を抑えるとなんで?みたいな面をした。
『膝枕……』
「しねえって」
『一回だけ』
「ダメだ」
『なんだっけ』
「やめろ」
『さきっ』
「誰が教えた殺してやる」
『怒るじゃん』
「二度と言うな」
『クラスメイトが先っちょだけって言う男に気を付けなさいねって言ってた』
「畜生、あ゛お前」
えいや、と名前が天地の膝に頭を乗せる。全く仕方ねえな……と頭に手を乗せてやると少し頭を膝にぐりぐり押し付けた後に起き上がった。
『固いからいい』
「クソ女」
『思った以上に固かった』
「二度とすんなよ」
『やっぱりもう一回』
「クソ女」
『なんでこんな固いの?』
「筋肉」
『はは……喧嘩にしか使わないのにね……』
「俺今日何かしたか????」
随分当たりが強いなと気にはしないけど膝の上の名前の頭をぐしゃぐしゃと撫でる。あ゛~と嫌がってんのか喜んでんのか解らない声を出して居るけれど笑ってるから多分喜んでる。
「飯何作るんだ」
『アボカド』
「と?」
『豚のねえ、なんか適当に焼くヤツ』
「そうか」
『ご飯炊きます』
「おー」
『思ったけど天地くんお皿二枚とかあるの?』
「……」
『……』
「適当に」
『なるほどね』
「おい目付き悪いぞ」
『鏡って知ってる?』
「おい本当にどうした今日」
『……』
「……」
『女の子には情緒が不安定になる時があるのよ』
「生理か」
『もういい寝る』
「おいって……」