いちねんせい ご!
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「花、蓮次」
「どーした拓海」
「最近出来た友達から写真送られてきたから一緒に見て」
「写真?」
パッと拓海が見せたのは天地が大量の花火を持たされて放心している写真だった。思わず花は吹き出して笑っちまった。蓮次は嘘だろ?とニヤニヤしちまって迫田や寅もなんだなんだと近付いて見ちまって笑った。拓海は一人で抱えきれなくて道連れにしたのである。
「アイツ花火なんてするタマかよ」
「俺の友達はそんな天地にも花火させるような子なんだよ」
「一体どんな奴なんだ……」
「声が花並にデカくてちょこまか動いてるハムスターみたいな女の子」
「女ァ!?」
『天地くん゛』
「あ」
『ふーってしないでって言った』
「くっつけるなとしか言われてねえな」
花火も無くなってきて最後に線香花火で競走ね……なんて真面目な顔で言ってきた名前に天地は笑っちまった。随分平和な競走である。くっつけたらダメだからね!と言われたので軽く息を吹いてやると凄いジト目で見られてくつくつ笑う。
『私が勝ったら帰りおんぶしてね』
「寝るから他にしろ」
『じゃあアイス買ってね』
「俺が勝ったら?」
『ん゛~明日のポークチャップめちゃくちゃ美味しく作る……』
「ふは」
『とにかく今の無効試合だから』
「解った解った」
名前が大きくなる火の玉をジ……と真剣な顔で見ている。よくまぁこんな物に真剣になれるもんだとちょっと呆れながら見ているとぼと……と名前の方の火の玉が落ちた。
『……』
「……」
『今の風吹いたから無し』
「ハハ」
どうやら決着は着きそうにないらしい。
「花、蓮次」
「どーした拓海」
「最近出来た友達から写真送られてきたから一緒に見て」
「写真?」
パッと拓海が見せたのは天地が大量の花火を持たされて放心している写真だった。思わず花は吹き出して笑っちまった。蓮次は嘘だろ?とニヤニヤしちまって迫田や寅もなんだなんだと近付いて見ちまって笑った。拓海は一人で抱えきれなくて道連れにしたのである。
「アイツ花火なんてするタマかよ」
「俺の友達はそんな天地にも花火させるような子なんだよ」
「一体どんな奴なんだ……」
「声が花並にデカくてちょこまか動いてるハムスターみたいな女の子」
「女ァ!?」
『天地くん゛』
「あ」
『ふーってしないでって言った』
「くっつけるなとしか言われてねえな」
花火も無くなってきて最後に線香花火で競走ね……なんて真面目な顔で言ってきた名前に天地は笑っちまった。随分平和な競走である。くっつけたらダメだからね!と言われたので軽く息を吹いてやると凄いジト目で見られてくつくつ笑う。
『私が勝ったら帰りおんぶしてね』
「寝るから他にしろ」
『じゃあアイス買ってね』
「俺が勝ったら?」
『ん゛~明日のポークチャップめちゃくちゃ美味しく作る……』
「ふは」
『とにかく今の無効試合だから』
「解った解った」
名前が大きくなる火の玉をジ……と真剣な顔で見ている。よくまぁこんな物に真剣になれるもんだとちょっと呆れながら見ているとぼと……と名前の方の火の玉が落ちた。
『……』
「……」
『今の風吹いたから無し』
「ハハ」
どうやら決着は着きそうにないらしい。