いちねんせい ご!
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「迷子になったら?」
『天地くんに言う!!!』
「すぐに?」
『LINEする!!』
「今回は?」
『忘れてた!!!!』
「馬鹿野郎」
『あでっ』
あの後女は駅まで佐々木春に送ってもらい、ありがとね!またね!と別れた。佐々木春はまた迷子になる気か?と思いながら貰ったドーナツを食いながら帰った。その日の夜に今日ね!迷子になってね!年下の子に助けてもらった!と天地にLINEをすると次の日の朝お泊まりセットを持ってやって来た。泊まる気満々ね。
『今日ご飯どしよ!』
「中」
『じゃあね~麻婆豆腐』
「買い物」
『花火もね!!!!』
「解った解った」
そう言えばお肉焼きたくない?BBQか?二人だと無理?七輪なら良いんじゃねえか。そんな会話しながら買い物へ。
『これは!?』
「デカすぎる」
『駄目?』
「駄目だ」
『これは?手持ち花火』
「おー」
『ねえ家豆板醤あったっけ?』
「知らねえよ」
『山椒は?』
「嫌いじゃねー」
『じゃ買お』
「甜麺醤」
『ない!』
「ん」
『待って豆腐買ってなくない?』
「買うぞ」
『行こ』
花火と食材を買い終えて家へ。夏なのでお肉が傷むと大変なので早く帰りましょう。
『花火!』
「飯の後だ」
『はぁい』
パッパと挽き肉を炒めて麻婆豆腐を作る。天地とかいう男はある程度辛くても大丈夫。ねえ゛片栗粉ダマになっちゃった!良いから早く。
『丼にする?』
「おー」
『洗い物楽だものね』
「お前スープ作るっつってなかったか」
『忘れてた!!!!!!』
「良いから盛れ」
天地はおかわりもしてご馳走様。いつもならすぐ眠くなるけど今日は花火なので眠くない。水ヨシ、ライター係の天地ヨシ。
『天地くん後ろ虫除けスプレーして!!!』
「後ろ向け」
『しゃっこ!!!!!』
「なに?」
『冷たい!!!!!!!!!』
「解ったから動くな」
じゃあ行こ!とてくてく近くの公園へ。はしゃいで跳ねちゃう名前をなんとか抑える天地は完全に犬と飼い主である。跳ねるンじゃねー、先に行くんじゃねーとちょっと疲れ気味に天地が言うけれど名前は全く聞こえていない。
公園に着いて付属の小ちゃなバケツに水を入れる。ゴソゴソ花火の袋を漁って何からやろっかな、と花火を手に取った。天地は完全に火をつけてやるだけ。この歳になってなんで進んで花火なんぞやらないかんのか。
『綺麗!!!』
「おー」
『天地くんはこれね』
「は?」
『色変わるんだって!!!!!!』
「やらねえよ、」
『火分けてあげるね!!!!!』
「待てって」
『早く!!!!』
「ホントに人の話聞かねえな」
こうなったらこの女はまぁ話を聞かねえし、拗ねられても面倒なので仕方ねえなと天地が手渡された花火に火をつける。何やってんだ俺は。
『楽しいね!!!』
「そうか」
まぁいっか、としゅわしゅわと飛び出る色付きの火花を振り回してえへえへ笑う女を眺める。今日コイツテンション高いな、帰ったらすぐ寝そうだなとも。
『はいこれ』
「ん」
『これもね』
「ん」
『あとこれも』
「ん?」
『もう一本!』
「おい」
『出来た!』
言われるがまま花火を持たされた天地はなんて?という顔で名前を見遣る。その隙にパシャリ。
「おい」
『え、エレクトリカルパレード……ッ!』
「ほ~」
『あ、ちょ、まっ、』
「ちょっとこっち来い」
『ま゛……』
「迷子になったら?」
『天地くんに言う!!!』
「すぐに?」
『LINEする!!』
「今回は?」
『忘れてた!!!!』
「馬鹿野郎」
『あでっ』
あの後女は駅まで佐々木春に送ってもらい、ありがとね!またね!と別れた。佐々木春はまた迷子になる気か?と思いながら貰ったドーナツを食いながら帰った。その日の夜に今日ね!迷子になってね!年下の子に助けてもらった!と天地にLINEをすると次の日の朝お泊まりセットを持ってやって来た。泊まる気満々ね。
『今日ご飯どしよ!』
「中」
『じゃあね~麻婆豆腐』
「買い物」
『花火もね!!!!』
「解った解った」
そう言えばお肉焼きたくない?BBQか?二人だと無理?七輪なら良いんじゃねえか。そんな会話しながら買い物へ。
『これは!?』
「デカすぎる」
『駄目?』
「駄目だ」
『これは?手持ち花火』
「おー」
『ねえ家豆板醤あったっけ?』
「知らねえよ」
『山椒は?』
「嫌いじゃねー」
『じゃ買お』
「甜麺醤」
『ない!』
「ん」
『待って豆腐買ってなくない?』
「買うぞ」
『行こ』
花火と食材を買い終えて家へ。夏なのでお肉が傷むと大変なので早く帰りましょう。
『花火!』
「飯の後だ」
『はぁい』
パッパと挽き肉を炒めて麻婆豆腐を作る。天地とかいう男はある程度辛くても大丈夫。ねえ゛片栗粉ダマになっちゃった!良いから早く。
『丼にする?』
「おー」
『洗い物楽だものね』
「お前スープ作るっつってなかったか」
『忘れてた!!!!!!』
「良いから盛れ」
天地はおかわりもしてご馳走様。いつもならすぐ眠くなるけど今日は花火なので眠くない。水ヨシ、ライター係の天地ヨシ。
『天地くん後ろ虫除けスプレーして!!!』
「後ろ向け」
『しゃっこ!!!!!』
「なに?」
『冷たい!!!!!!!!!』
「解ったから動くな」
じゃあ行こ!とてくてく近くの公園へ。はしゃいで跳ねちゃう名前をなんとか抑える天地は完全に犬と飼い主である。跳ねるンじゃねー、先に行くんじゃねーとちょっと疲れ気味に天地が言うけれど名前は全く聞こえていない。
公園に着いて付属の小ちゃなバケツに水を入れる。ゴソゴソ花火の袋を漁って何からやろっかな、と花火を手に取った。天地は完全に火をつけてやるだけ。この歳になってなんで進んで花火なんぞやらないかんのか。
『綺麗!!!』
「おー」
『天地くんはこれね』
「は?」
『色変わるんだって!!!!!!』
「やらねえよ、」
『火分けてあげるね!!!!!』
「待てって」
『早く!!!!』
「ホントに人の話聞かねえな」
こうなったらこの女はまぁ話を聞かねえし、拗ねられても面倒なので仕方ねえなと天地が手渡された花火に火をつける。何やってんだ俺は。
『楽しいね!!!』
「そうか」
まぁいっか、としゅわしゅわと飛び出る色付きの火花を振り回してえへえへ笑う女を眺める。今日コイツテンション高いな、帰ったらすぐ寝そうだなとも。
『はいこれ』
「ん」
『これもね』
「ん」
『あとこれも』
「ん?」
『もう一本!』
「おい」
『出来た!』
言われるがまま花火を持たされた天地はなんて?という顔で名前を見遣る。その隙にパシャリ。
「おい」
『え、エレクトリカルパレード……ッ!』
「ほ~」
『あ、ちょ、まっ、』
「ちょっとこっち来い」
『ま゛……』