いちねんせい ご!
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「苗字さん夏休み天地と何すんの?」
『えっとね!!!!花火!!!!』
「そっかぁ」
天地と花火、結びつかねえな……と藤代はいつもの笑顔で流した。どちらかと言うと家を燃やしてそう。
「あとは?」
『あとねえ。解んない!』
「そうなの?俺とは遊んでくんないの?」
『天地くん拓海は変態だから遊ぶなって言ってた』
「ぶっ殺そ」
『遊ぶなら何して遊ぶの?』
「ん?どっか行きたいとこある?」
『考えたことない』
「天地といつもどこ行くの?」
『買い物とねえ、適当にお散歩』
「そっかぁ」
『あ見て。これ天地くん買ってくれたの』
「ンはは」
死んだ魚みてーな目をして間抜けな着ぐるみを着た名前の写真を見て拓海は笑っちまった。笑ったな……?と名前がムッとするけれど無視。可愛いね。
「色々あるよ。動物園とか」
『動物園!』
「水族館とか」
『美味しい?』
「食べない」
『でっかいサメいる?』
「俺も行ったの昔だからなぁ。昔は居たよ」
『え!見たい』
「じゃあ夏休み行こうか。俺のとこの奴等も紹介するよ」
『天地くんに聞いてからでいい?』
「……付き合ってないんだよな?」
『?』
「別に聞かなくて良いんじゃない?」
『確かに……?』
聞いたら絶対ダメって言うに決まってる。人の事変態呼ばわりしやがって。じゃあ遊ぼーね!とほけほけ笑う名前に拓海はにっこり笑っていつも朝一緒になる名前の話をしたらこれあげなさいねとマリ姉がくれた大福をポッケに突っ込んだ。
「赤ちゃん、いい?もし夏休み中危ない事あったら友ピでも私でもクラスメイトでも誰でもいいから電話しなさいね」
「苗字ちゃん私にも電話しなね」
「絡まれたら言えよ苗字、担いで逃げるくらいならしてやる」
「熱中症にならないようにちゃんと飲み物飲むんだぞ」
『うんあのね、嬉しいしありがとうだけど赤ちゃんじゃないし子供じゃない』
「「「ガキだよ」」」
『解せない』
終業式が終わってルンルンしながら歩く。すっかり傷も癒えてお迎え大丈夫!と言ったら天地は心做しかムス……とした顔をしていたけれど、天地もやる事があるので軽く頷いた。
今日は天地は来ないと言っていたのでどうしようかしらと名前はうんうん考えて、そうだ違うスーパー行こ!と意気揚々と電車に乗った。
『電車で寝ちゃった……』
「んで迷子になったって?」
『う゛ん……』
「気を付けろよ今度から」
『あんがと……』
「泣くなもう」
案の定迷子になった名前はぺそぺそしながらそこらのまだ顔が優しめ(当社比)の男に声をかけた。半泣きで話しかけられた男はびっくり。学校だと顔が怖いから女になんて話しかけられないので。
「は?アンタ高校生?」
『中学生なの?』
「中三」
『じゃお姉さん!一年生!』
「迷子で泣いてるお姉さんは嫌だ」
『意地悪じゃん』
「うるさ」
『英明高校なんだよ!!!!』
「声でか」
『どこの中学なの?聞いても解んないけど』
「解んないのかよ。八尋中」
『ドーナツあげるね』
「あざっす」
佐々木春という男は年上なのにガキみてーな人だなと思いながら歩く。さっき後ろから『歩くの早い!!!!!!』って叫ばれたので今はのそのそ。身体が大きいから仕方ない。
『あ゛!見て!ワッフルある!』
「ありますね」
『食べよ!!!!』
「昼飯食えます?」
『親なの?』
「苗字さん夏休み天地と何すんの?」
『えっとね!!!!花火!!!!』
「そっかぁ」
天地と花火、結びつかねえな……と藤代はいつもの笑顔で流した。どちらかと言うと家を燃やしてそう。
「あとは?」
『あとねえ。解んない!』
「そうなの?俺とは遊んでくんないの?」
『天地くん拓海は変態だから遊ぶなって言ってた』
「ぶっ殺そ」
『遊ぶなら何して遊ぶの?』
「ん?どっか行きたいとこある?」
『考えたことない』
「天地といつもどこ行くの?」
『買い物とねえ、適当にお散歩』
「そっかぁ」
『あ見て。これ天地くん買ってくれたの』
「ンはは」
死んだ魚みてーな目をして間抜けな着ぐるみを着た名前の写真を見て拓海は笑っちまった。笑ったな……?と名前がムッとするけれど無視。可愛いね。
「色々あるよ。動物園とか」
『動物園!』
「水族館とか」
『美味しい?』
「食べない」
『でっかいサメいる?』
「俺も行ったの昔だからなぁ。昔は居たよ」
『え!見たい』
「じゃあ夏休み行こうか。俺のとこの奴等も紹介するよ」
『天地くんに聞いてからでいい?』
「……付き合ってないんだよな?」
『?』
「別に聞かなくて良いんじゃない?」
『確かに……?』
聞いたら絶対ダメって言うに決まってる。人の事変態呼ばわりしやがって。じゃあ遊ぼーね!とほけほけ笑う名前に拓海はにっこり笑っていつも朝一緒になる名前の話をしたらこれあげなさいねとマリ姉がくれた大福をポッケに突っ込んだ。
「赤ちゃん、いい?もし夏休み中危ない事あったら友ピでも私でもクラスメイトでも誰でもいいから電話しなさいね」
「苗字ちゃん私にも電話しなね」
「絡まれたら言えよ苗字、担いで逃げるくらいならしてやる」
「熱中症にならないようにちゃんと飲み物飲むんだぞ」
『うんあのね、嬉しいしありがとうだけど赤ちゃんじゃないし子供じゃない』
「「「ガキだよ」」」
『解せない』
終業式が終わってルンルンしながら歩く。すっかり傷も癒えてお迎え大丈夫!と言ったら天地は心做しかムス……とした顔をしていたけれど、天地もやる事があるので軽く頷いた。
今日は天地は来ないと言っていたのでどうしようかしらと名前はうんうん考えて、そうだ違うスーパー行こ!と意気揚々と電車に乗った。
『電車で寝ちゃった……』
「んで迷子になったって?」
『う゛ん……』
「気を付けろよ今度から」
『あんがと……』
「泣くなもう」
案の定迷子になった名前はぺそぺそしながらそこらのまだ顔が優しめ(当社比)の男に声をかけた。半泣きで話しかけられた男はびっくり。学校だと顔が怖いから女になんて話しかけられないので。
「は?アンタ高校生?」
『中学生なの?』
「中三」
『じゃお姉さん!一年生!』
「迷子で泣いてるお姉さんは嫌だ」
『意地悪じゃん』
「うるさ」
『英明高校なんだよ!!!!』
「声でか」
『どこの中学なの?聞いても解んないけど』
「解んないのかよ。八尋中」
『ドーナツあげるね』
「あざっす」
佐々木春という男は年上なのにガキみてーな人だなと思いながら歩く。さっき後ろから『歩くの早い!!!!!!』って叫ばれたので今はのそのそ。身体が大きいから仕方ない。
『あ゛!見て!ワッフルある!』
「ありますね」
『食べよ!!!!』
「昼飯食えます?」
『親なの?』