いちねんせい し!
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酒を飲むと眠りが浅くなる。それで早く目が覚めちまって、やっちまったわ……と天地は片手で顔を覆って深呼吸。いつも通り名前を抱き締めて起きるのはまぁいい。慣れた。抱き心地の良い湯たんぽ。
酒が入っても記憶が残るタイプの天地は昨日の醜態を思い出しながら死んでいる。ぷすぷす寝てる女の服をそろっと捲ると肩に軽く跡が付いていた、天地の目は死んだ。
ま、いっか……と二度寝の体勢。諦めの早さはこの女と知り合ってから確実に上がった。諦めなきゃやってらんねー時もある。
ん゛……と、名前が胸元に擦り寄る。変に動いたら起きちまうので寝ちまおう。
『ね!!!!アイス!!!!!!』
「そうな」
『食べてい!!!?!!?』
「おー」
二人して昼前に起きてお出かけ中です。起きた名前はとんでもねえ不機嫌だった。顔を洗う時噛み跡がチラ見してバレたのである。寝惚けて引っ付いてた天地の事を冷えた目で見そうになったから「今日出かけるか」と先に言えば馬鹿なのでホント!!!!!?とテンションが上がっていたけど。
準備してから外へ。どこ行くとか決めてないけれどとりあえず大きめのショッピングモールでも行くかと歩き出した。
自分の知ってるショッピングモールよりデカい……と呆けた顔をする名前の腕を引く。名前は眼帯をしているので傍から見たらDV受けでもした?という感じなのだけど、本人はえへえへ笑ってびょんびょん跳ねているし天地は疲れ果てた顔しながら腕を掴んではしゃぐ犬のリードを持った飼い主みてーになってるから大丈夫だな……ってなる。
フードコートで座ってアイスを食べる。天地はコーヒー。よくまぁ甘い物をそんなに食えるもんだと呆れながら女を見遣る。
『食べる?!!!』
「要らね」
『そっかぁ』
「味は?」
『ぱちぱちするやつ!』
「味っつってんだろ」
『謎』
「そうか」
食べ終わってぶらり。お前服とかは?ある。そうか。
チラリと雑貨屋を見ていると天地の目に飛び込んできたパジャマ。間抜けなキャラクターの着ぐるみである。ピンときて手に取って女の肩を叩く。
「おい」
『なに』
「試着」
『は?』
「行ってこい」
『は?』
何言ってんだコイツ……と思いながら名前が試着室に入る。着たよ!と見せると天地は二度くらい頷いた。満足したのかなと思って脱ぐと天地は着ぐるみを取った。戻さないの?買う。は?
「買う」
『なんで?』
「買う」
『なんで??』
「お前そっくり」
『は????』
「着ろ」
『なんで??????』
結局そのまま天地は間抜けな着ぐるみを買った。心做しか上機嫌の天地を見て名前はとんでもなく不思議な顔をするけれど、『私コダッ〇に似てる?』とちょっと不機嫌な顔をした。
『ねえ私似てる?』
「似てる」
『腹立つ』
「帰ったら着ろよ」
『やだ』
「着るんだな」
『急にアホになるのやめてってば』
そうして二人でご飯の買い出し。今日何作る?なんでもいい。和洋中ね。和。じゃあ肉じゃがだ。
じゃがいも二袋買おうとして止められたりなんだりしたけどまぁ買い終わって、じゃあ帰るかと帰路に着く。
家に着いた瞬間天地は着ぐるみをぶん投げた。着てこい。マジ?着てこい。渋々着替えて出ていくと天地は無言で写真を撮った。なんで撮ったの?黙ってろ。
『ねえじゃがいも皮剥いて』
「正気か?」
酒を飲むと眠りが浅くなる。それで早く目が覚めちまって、やっちまったわ……と天地は片手で顔を覆って深呼吸。いつも通り名前を抱き締めて起きるのはまぁいい。慣れた。抱き心地の良い湯たんぽ。
酒が入っても記憶が残るタイプの天地は昨日の醜態を思い出しながら死んでいる。ぷすぷす寝てる女の服をそろっと捲ると肩に軽く跡が付いていた、天地の目は死んだ。
ま、いっか……と二度寝の体勢。諦めの早さはこの女と知り合ってから確実に上がった。諦めなきゃやってらんねー時もある。
ん゛……と、名前が胸元に擦り寄る。変に動いたら起きちまうので寝ちまおう。
『ね!!!!アイス!!!!!!』
「そうな」
『食べてい!!!?!!?』
「おー」
二人して昼前に起きてお出かけ中です。起きた名前はとんでもねえ不機嫌だった。顔を洗う時噛み跡がチラ見してバレたのである。寝惚けて引っ付いてた天地の事を冷えた目で見そうになったから「今日出かけるか」と先に言えば馬鹿なのでホント!!!!!?とテンションが上がっていたけど。
準備してから外へ。どこ行くとか決めてないけれどとりあえず大きめのショッピングモールでも行くかと歩き出した。
自分の知ってるショッピングモールよりデカい……と呆けた顔をする名前の腕を引く。名前は眼帯をしているので傍から見たらDV受けでもした?という感じなのだけど、本人はえへえへ笑ってびょんびょん跳ねているし天地は疲れ果てた顔しながら腕を掴んではしゃぐ犬のリードを持った飼い主みてーになってるから大丈夫だな……ってなる。
フードコートで座ってアイスを食べる。天地はコーヒー。よくまぁ甘い物をそんなに食えるもんだと呆れながら女を見遣る。
『食べる?!!!』
「要らね」
『そっかぁ』
「味は?」
『ぱちぱちするやつ!』
「味っつってんだろ」
『謎』
「そうか」
食べ終わってぶらり。お前服とかは?ある。そうか。
チラリと雑貨屋を見ていると天地の目に飛び込んできたパジャマ。間抜けなキャラクターの着ぐるみである。ピンときて手に取って女の肩を叩く。
「おい」
『なに』
「試着」
『は?』
「行ってこい」
『は?』
何言ってんだコイツ……と思いながら名前が試着室に入る。着たよ!と見せると天地は二度くらい頷いた。満足したのかなと思って脱ぐと天地は着ぐるみを取った。戻さないの?買う。は?
「買う」
『なんで?』
「買う」
『なんで??』
「お前そっくり」
『は????』
「着ろ」
『なんで??????』
結局そのまま天地は間抜けな着ぐるみを買った。心做しか上機嫌の天地を見て名前はとんでもなく不思議な顔をするけれど、『私コダッ〇に似てる?』とちょっと不機嫌な顔をした。
『ねえ私似てる?』
「似てる」
『腹立つ』
「帰ったら着ろよ」
『やだ』
「着るんだな」
『急にアホになるのやめてってば』
そうして二人でご飯の買い出し。今日何作る?なんでもいい。和洋中ね。和。じゃあ肉じゃがだ。
じゃがいも二袋買おうとして止められたりなんだりしたけどまぁ買い終わって、じゃあ帰るかと帰路に着く。
家に着いた瞬間天地は着ぐるみをぶん投げた。着てこい。マジ?着てこい。渋々着替えて出ていくと天地は無言で写真を撮った。なんで撮ったの?黙ってろ。
『ねえじゃがいも皮剥いて』
「正気か?」