いちねんせい し!
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『天地くぅん』?
「……」
『も~……』
「……」
『離して……』
「ぁに?」
『も゛~!!!!』
頬の痣は良くなったけれど、右眼の腫れは引いてもずっと蒼くて眼帯が外せない名前を心配してるのか(否定される)天地は毎日迎えにきた。たまに遅れたりするけど迎えに行くまで待ってろと言われて教室で待ってる日々。クラスメイトの人等がちょこちょこ遊んでくれるので全然暇じゃない。
明日休み、となって天地が飯どうする、と聞く。腫れが引いてから家では眼帯を外すので普通にご飯は作っているのでどうしようかなと返すとちょっと黙ってから「着替え取りに行くぞ」と言われた。
天地くん家に?とおー、と言うのでお泊まりだぁとウキウキ。天地くんの家にお邪魔します。天地くんの部屋はシンプル~!といった感じで白とか茶や黒といった落ち着いた物が多い。一人暮らしなのになんでこんなに生活感ないの?「ベッドに飛び込んだら寝るから辞めろよ」と先回りして言われるので見るからにふかふかなベッドにダイビングは諦めた。
スーパーで何にしよっかなと悩むと頭の上から「酒のつまみになるやつ」と言われて飲むんだなこんにゃろ……と思いながら鶏肉と茄子を買った。首を傾げる天地に内緒!と言えば鼻で笑われた。腹立つ。
コンビニで「お前飲めるんか」と言われて苦くないのと答えると天地はカゴにビール沢山と酎ハイだとかを買っていた。甘いの?ジュースみたいなもんだ。そっかぁ。
家に着いてパパッと茄子と鶏肉の唐揚げを作った。前に天地が酒のつまみに唐揚げが欲しそうだったので。言わないから憶測だけど。先に二人でご飯を食べて、第二弾の唐揚げを揚げて二人で缶を開けて乾杯。缶を差し出すと仕方ねえなという顔でカコンと当ててくれた。
さて、天地は酒に弱くない。名前も別にめちゃくちゃアルコールの低い酒を飲んでるのでそう酔わない。ただ天地の飲むペースがめちゃくちゃ早かった。実は天地、普段ならゆっくりめのペースで飲むし酔うということがない。一人で飲むし。
ここ最近ホントに天地は苛立っていた。名前に見せないようにしていたけれど、名前の顔や身体の消えない怪我跡に。なんでか知らないけれど他の奴に付けられた跡があれの身体にあると思うと腹がムカムカしてくるのである。かと言って、天地が名前を殴りたいかと言えばそうではないから余計混乱していた。殴りたくはない、そもそも自分がアイツを殴ったらとんでもねえ事になる。だのに、これはなんなのか。
そんなイライラを酒にぶつけちまった天地は大きな過ちを犯す事になる。
「おい」
『ん』
「こっち来い」
『ん?』
天地が自分の隣をぽんと叩く。珍しい事もあったもんだなと名前がなんの迷いも無しに酒を移動させてそこに座るとまぁ機嫌が良さそうに酒を飲んだ。何だこの人、と酒をちび、と飲んでテーブルに置くと天地の腕が名前の首にかかる。天地に寄りかかるように倒されて頭がぐるぐるした。
『なにて?』
「あ?」
『なにこの手』
「唐揚げもうねえの」
『無いよ』
「そうか」
『いっぱい食べるね』
「おー」
『この手なに?』
「うるせえなお前」
『理不尽過ぎない?』
まぁいっかぁ、と名前がまた酒を飲む。腕は退いてくれない。寝る時みてーに腕がめちゃくちゃ重いので。
そんで暫く飲んだり食べたりしていたらいい加減体勢がキツいのでもそもそ動くと天地は鬱陶しそうに名前を抱えて胡座をかいた上に乗せた。なにて?と言うとまた満足気に酒を飲むけど、流石に恥ずかしいと言えば「恥ずかしいって感情あったんか?」と言われた。人をなんだと思ってんだ。
暫くはもぞもぞ動いて抜け出そうとしていた名前だけど、天地が絶対離そうとしないので諦めていた。大人しくなったので天地もご機嫌。顔は変わらないけれど。
『ねえ゛天地くんそろそろ離して……』
「は?」
『は?じゃない』
「居ろ」
『は??』
「嫌か」
『酔ってんの?????』
急にムス……とした顔で天地は名前の頭に顔を乗せた。酔ってるんだなぁと名前まで少しムスっとする。玩具にされてる感がある。
『ねえ゛~!!!あっつい!』
「嫌か」
『あっついんだって!』
「唐揚げ」
『いや美味しく食べてくれるのは嬉しいけど』
「口開けろ」
『あ』
うるせー女の口に唐揚げを放り込んで酒をごくり。黙らされたなと思いながらまだカリカリしてる茄子を食べて甘い酒を飲む。
『ね、お布団敷いていい?』
「ん?」
『お布団敷くってば』
「行くな」
『酔ってるでしょ??ちょ、』
何かと離れようとする名前に苛立った天地は酔った勢いのまま顔を下げた。つ、と唇で首筋をなぞる。名前が流石に何してんの、と声を出した瞬間、天地の口はがぱりと開いたのだった。
『天地くぅん』?
「……」
『も~……』
「……」
『離して……』
「ぁに?」
『も゛~!!!!』
頬の痣は良くなったけれど、右眼の腫れは引いてもずっと蒼くて眼帯が外せない名前を心配してるのか(否定される)天地は毎日迎えにきた。たまに遅れたりするけど迎えに行くまで待ってろと言われて教室で待ってる日々。クラスメイトの人等がちょこちょこ遊んでくれるので全然暇じゃない。
明日休み、となって天地が飯どうする、と聞く。腫れが引いてから家では眼帯を外すので普通にご飯は作っているのでどうしようかなと返すとちょっと黙ってから「着替え取りに行くぞ」と言われた。
天地くん家に?とおー、と言うのでお泊まりだぁとウキウキ。天地くんの家にお邪魔します。天地くんの部屋はシンプル~!といった感じで白とか茶や黒といった落ち着いた物が多い。一人暮らしなのになんでこんなに生活感ないの?「ベッドに飛び込んだら寝るから辞めろよ」と先回りして言われるので見るからにふかふかなベッドにダイビングは諦めた。
スーパーで何にしよっかなと悩むと頭の上から「酒のつまみになるやつ」と言われて飲むんだなこんにゃろ……と思いながら鶏肉と茄子を買った。首を傾げる天地に内緒!と言えば鼻で笑われた。腹立つ。
コンビニで「お前飲めるんか」と言われて苦くないのと答えると天地はカゴにビール沢山と酎ハイだとかを買っていた。甘いの?ジュースみたいなもんだ。そっかぁ。
家に着いてパパッと茄子と鶏肉の唐揚げを作った。前に天地が酒のつまみに唐揚げが欲しそうだったので。言わないから憶測だけど。先に二人でご飯を食べて、第二弾の唐揚げを揚げて二人で缶を開けて乾杯。缶を差し出すと仕方ねえなという顔でカコンと当ててくれた。
さて、天地は酒に弱くない。名前も別にめちゃくちゃアルコールの低い酒を飲んでるのでそう酔わない。ただ天地の飲むペースがめちゃくちゃ早かった。実は天地、普段ならゆっくりめのペースで飲むし酔うということがない。一人で飲むし。
ここ最近ホントに天地は苛立っていた。名前に見せないようにしていたけれど、名前の顔や身体の消えない怪我跡に。なんでか知らないけれど他の奴に付けられた跡があれの身体にあると思うと腹がムカムカしてくるのである。かと言って、天地が名前を殴りたいかと言えばそうではないから余計混乱していた。殴りたくはない、そもそも自分がアイツを殴ったらとんでもねえ事になる。だのに、これはなんなのか。
そんなイライラを酒にぶつけちまった天地は大きな過ちを犯す事になる。
「おい」
『ん』
「こっち来い」
『ん?』
天地が自分の隣をぽんと叩く。珍しい事もあったもんだなと名前がなんの迷いも無しに酒を移動させてそこに座るとまぁ機嫌が良さそうに酒を飲んだ。何だこの人、と酒をちび、と飲んでテーブルに置くと天地の腕が名前の首にかかる。天地に寄りかかるように倒されて頭がぐるぐるした。
『なにて?』
「あ?」
『なにこの手』
「唐揚げもうねえの」
『無いよ』
「そうか」
『いっぱい食べるね』
「おー」
『この手なに?』
「うるせえなお前」
『理不尽過ぎない?』
まぁいっかぁ、と名前がまた酒を飲む。腕は退いてくれない。寝る時みてーに腕がめちゃくちゃ重いので。
そんで暫く飲んだり食べたりしていたらいい加減体勢がキツいのでもそもそ動くと天地は鬱陶しそうに名前を抱えて胡座をかいた上に乗せた。なにて?と言うとまた満足気に酒を飲むけど、流石に恥ずかしいと言えば「恥ずかしいって感情あったんか?」と言われた。人をなんだと思ってんだ。
暫くはもぞもぞ動いて抜け出そうとしていた名前だけど、天地が絶対離そうとしないので諦めていた。大人しくなったので天地もご機嫌。顔は変わらないけれど。
『ねえ゛天地くんそろそろ離して……』
「は?」
『は?じゃない』
「居ろ」
『は??』
「嫌か」
『酔ってんの?????』
急にムス……とした顔で天地は名前の頭に顔を乗せた。酔ってるんだなぁと名前まで少しムスっとする。玩具にされてる感がある。
『ねえ゛~!!!あっつい!』
「嫌か」
『あっついんだって!』
「唐揚げ」
『いや美味しく食べてくれるのは嬉しいけど』
「口開けろ」
『あ』
うるせー女の口に唐揚げを放り込んで酒をごくり。黙らされたなと思いながらまだカリカリしてる茄子を食べて甘い酒を飲む。
『ね、お布団敷いていい?』
「ん?」
『お布団敷くってば』
「行くな」
『酔ってるでしょ??ちょ、』
何かと離れようとする名前に苛立った天地は酔った勢いのまま顔を下げた。つ、と唇で首筋をなぞる。名前が流石に何してんの、と声を出した瞬間、天地の口はがぱりと開いたのだった。