いちねんせい し!
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「苗字ちゃんどしたの!!!?」
「苗字お前なに?誰?殺る?」
『やらない』
「お目目見えてないでしょそれ!!?」
『見えてないけど大丈夫!』
「友ピ怒ってなかった?」
『激怒!!!』
「そりゃそう」
「殺る?どこ校?殺る?」
『やらない』
「痛い?」
『今痛くないよ!』
「飴ちゃんお食べ」
「赤ちゃんに飴やるんじゃねー喉詰まるだろ。ほれ赤ちゃんマシュマロな」
『ありがとうけど赤ちゃんじゃない』
毎日元気に学校に来る名前が怪我をして登校したらそりゃ~大騒ぎ。もう校門ら辺で見かけた先輩とかも「赤ちゃん!!?」「誰にやられたんだオイオイオイ」「ココア飲む?」と話しかけてきたくらい。名前は英明の奴等の大半に赤ちゃん扱いをされている。不本意。
結局一昨日と昨日天地は泊まった。わざわざ家に戻って着替えまで持ってくる面倒な事までして。何故か名前まで散歩と称して天地の家まで連れて行かれ、緊急時の避難場所だのと言われてしまった。次の日までたっぷり寝た名前はご飯食べよとぐるぐるお腹を鳴らした。あっもしかしてコイツ食ってねえなと天地が爆速で飯を買いに行ったりした。
さて、今はまだ怪我をしているからあれだけど治ったらバイトしなければ。幸い割と図太く強かだった名前は父親から手切れ金のように送られていた生活費を貯金している。無駄遣いするような性質ではないし、天地と飯を食う時は折半(ほぼ向こうが払う時もある)だし、そもそも一人の時は飯を食わない。必需品とかにはお金をかけるけれど、それでも暫くは持つ。
一応酔いの醒めた父親に電話して怪我が治るまでは金を送ってねと言えば一応「酔って言ってしまった事だから生活費は送る」とは言っていたけれど、それがいつ撤回されるかも解らない。
『ん゛~いいバイトってなんだろね』
「あ゛?!赤ちゃんバイトすんの!!!?」
「苗字ちゃん、悪い人に騙されそうだからちゃんとしたバイトじゃなきゃダメだよ」
「大丈夫?保護者に許可取った?」
「友ピに相談してからにしな?」
『皆私の事なんだと思ってるの?』
クラスメイトに高校生がバイトするには保護者の許可が居るんだよ、と言われてあちゃあと顔を歪める。あの父親とかいう男は金喰らいだのなんだの言う割にバイトをしようとしたら男漁りだの売女だのと五月蝿いのだ。わざわざ東京に連絡して許可なぞくれる訳がない。どうにか許可無くてもバイト出来ないかな、と言えば「そんなバイト大抵危ないから絶対友ピ怒るよ」と言われた。仕方ない、今日の放課後迎えに来ると言っていたし聞いてみようか。
『ねえ天地くん』
「ん」
『親の許可無くても出来るバイトってなんだろね?』
「ダメだぞ」
『うんクラスメイトにも言われた』
「昨日お前の父親金は送るっつってたろ、もう少ししてから考えても良いんじゃねーか」
『うん。でも卒業したら生活費は無くなる訳だし、貯金はあっても良いなと思って』
「……」
『ねえなんの顔?』
「いや、お前そういう事考える頭あるんだなと」
『馬鹿にしてる?』
「そこまで頭あるのになんで普段馬鹿なのかと」
『馬鹿にしてる?????』
とにかくダメだ、と言われてしょんぼり。ところで今日ご飯何にする?作るな食いに行くぞ。なんでえ?????
「お前とりあえず目が治るまでは作るな」
『大丈夫だよ』
「喧しい」
『心配してくれるの?』
「黙ってろ」
『おもちくん優しいもんね~~!!!!!!!!!!』
「喧嘩売ってるのか?」
『おもちくん私ハンバーグ食べたい』
「言い直せ」
『ひちゃちくん』
「ング」
「苗字ちゃんどしたの!!!?」
「苗字お前なに?誰?殺る?」
『やらない』
「お目目見えてないでしょそれ!!?」
『見えてないけど大丈夫!』
「友ピ怒ってなかった?」
『激怒!!!』
「そりゃそう」
「殺る?どこ校?殺る?」
『やらない』
「痛い?」
『今痛くないよ!』
「飴ちゃんお食べ」
「赤ちゃんに飴やるんじゃねー喉詰まるだろ。ほれ赤ちゃんマシュマロな」
『ありがとうけど赤ちゃんじゃない』
毎日元気に学校に来る名前が怪我をして登校したらそりゃ~大騒ぎ。もう校門ら辺で見かけた先輩とかも「赤ちゃん!!?」「誰にやられたんだオイオイオイ」「ココア飲む?」と話しかけてきたくらい。名前は英明の奴等の大半に赤ちゃん扱いをされている。不本意。
結局一昨日と昨日天地は泊まった。わざわざ家に戻って着替えまで持ってくる面倒な事までして。何故か名前まで散歩と称して天地の家まで連れて行かれ、緊急時の避難場所だのと言われてしまった。次の日までたっぷり寝た名前はご飯食べよとぐるぐるお腹を鳴らした。あっもしかしてコイツ食ってねえなと天地が爆速で飯を買いに行ったりした。
さて、今はまだ怪我をしているからあれだけど治ったらバイトしなければ。幸い割と図太く強かだった名前は父親から手切れ金のように送られていた生活費を貯金している。無駄遣いするような性質ではないし、天地と飯を食う時は折半(ほぼ向こうが払う時もある)だし、そもそも一人の時は飯を食わない。必需品とかにはお金をかけるけれど、それでも暫くは持つ。
一応酔いの醒めた父親に電話して怪我が治るまでは金を送ってねと言えば一応「酔って言ってしまった事だから生活費は送る」とは言っていたけれど、それがいつ撤回されるかも解らない。
『ん゛~いいバイトってなんだろね』
「あ゛?!赤ちゃんバイトすんの!!!?」
「苗字ちゃん、悪い人に騙されそうだからちゃんとしたバイトじゃなきゃダメだよ」
「大丈夫?保護者に許可取った?」
「友ピに相談してからにしな?」
『皆私の事なんだと思ってるの?』
クラスメイトに高校生がバイトするには保護者の許可が居るんだよ、と言われてあちゃあと顔を歪める。あの父親とかいう男は金喰らいだのなんだの言う割にバイトをしようとしたら男漁りだの売女だのと五月蝿いのだ。わざわざ東京に連絡して許可なぞくれる訳がない。どうにか許可無くてもバイト出来ないかな、と言えば「そんなバイト大抵危ないから絶対友ピ怒るよ」と言われた。仕方ない、今日の放課後迎えに来ると言っていたし聞いてみようか。
『ねえ天地くん』
「ん」
『親の許可無くても出来るバイトってなんだろね?』
「ダメだぞ」
『うんクラスメイトにも言われた』
「昨日お前の父親金は送るっつってたろ、もう少ししてから考えても良いんじゃねーか」
『うん。でも卒業したら生活費は無くなる訳だし、貯金はあっても良いなと思って』
「……」
『ねえなんの顔?』
「いや、お前そういう事考える頭あるんだなと」
『馬鹿にしてる?』
「そこまで頭あるのになんで普段馬鹿なのかと」
『馬鹿にしてる?????』
とにかくダメだ、と言われてしょんぼり。ところで今日ご飯何にする?作るな食いに行くぞ。なんでえ?????
「お前とりあえず目が治るまでは作るな」
『大丈夫だよ』
「喧しい」
『心配してくれるの?』
「黙ってろ」
『おもちくん優しいもんね~~!!!!!!!!!!』
「喧嘩売ってるのか?」
『おもちくん私ハンバーグ食べたい』
「言い直せ」
『ひちゃちくん』
「ング」