いちねんせい さん!
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
?
『あ゛……』
「あのな」
『ま゛……』
「悪かった」
『あ゛~~!!!!』
「悪かったから泣くな」
結局飯を食って夜中になって、明日学校だから帰らなきゃな……と帰る準備をして家を出たのだけど、ちょっと歩いてから忘れ物をしたのを気付いて戻ればま~た鍵をしめてなかった。あの女、とキレ気味に入ると名前は茶の間にあった布団に俯せに倒れ込むように寝ていた。片付けようとして倒れて寝ちまったのが目に見えるようである。クソデカ溜め息を吐いてコロンと仰向けにして揺する。起きない。
そういやこの女電話がかかると寝てても起きるんだよな、と何回か電話で起こした事があるのを思い出した。名前の携帯を顔の真横に置いて、洗面所に素早く隠れる。電話を鳴らすと『はあ゛?』なんてドスのきいた声が聞こえて内心笑う。『もち゛も゛ち!!!?』とどでけぇ声がしたので即座に電話を切るとパタパタ動き出す音がする。『歯磨き!!!』とデカい独り言を言って近付いて来るので戸の前で待つ。
ガラッと洗面所の戸がひらく。誰も居ねえと思ってたのに目の前に壁みてーな男が爬虫類みたいな目付きで見下ろしていたらどうなるか。
『ヒッィあェ!!!?』
「い゛ッッッッッ!!!!!!?」
殴られた。そりゃもう躊躇なく腹を殴られた。まさか殴られると思わなくてびっくりしちまって固まると、女は追撃としてとんでもねえ音でビンタした。バチィィィン!!って言った。天地の頬っぺには紅葉マーク。天地と認識した瞬間へたり混んで『あ゛~~~~……』と脱水症状でも起こすんじゃねーかってくらい泣き出した。頬っぺがヒリヒリしてる天地だけど今回悪いのは自分だと解ってるので渋々屈んで謝ると『や゛や゛!!!!!!!』と喚くので仕方ねえなと茶の間まで抱えて運ぶ。座って降ろしてやろうとすればまぁ名前はしがみついたまんまだった。
『う゛~~!!!!』
「解った、解った。悪かったから」
『あ゛~~~!!!!ばか~~~!!!!!!!!!!!』
「うるせーなお前」
『や゛~~~!!!!』
「ハイハイ」
軽く流しながら背を叩いてやる。最早赤ん坊をあやしてるようなもんだった。こうして天地は時間を考えてあ、もうこれ泊まった方が早いなと目を遠くさせたのだった。
少ししてべそべそ目を真っ赤にした女が離して、と言うから降ろす。なしてここに居るの、と言うから素直に忘れ物。と言えば怖かった゛と言ってまた泣きそうになるからむに……と頬を摘む。泣くな泣くな。
「顔拭け」
『ん゛』
「あと布団片付けなくていい」
『ん?』
「泊まる」
『明日学校なのに?』
「……」
『……』
「朝寄るからいい」
『今の間何?』
「うるせえ」
完全に寝る体勢。くわ……と欠伸を零して昨日みたく二人で歯磨き。寝よっか。そうな。そうして名前は横になるので天地も横になって引き続き抱き締めて
「あ?」
『あれ』
「おかしい」
『あっちで寝る』
「……」
『……』
「……」
『……』
「……寝ろ」
『おやすみ』
「おー」
『あ゛……』
「あのな」
『ま゛……』
「悪かった」
『あ゛~~!!!!』
「悪かったから泣くな」
結局飯を食って夜中になって、明日学校だから帰らなきゃな……と帰る準備をして家を出たのだけど、ちょっと歩いてから忘れ物をしたのを気付いて戻ればま~た鍵をしめてなかった。あの女、とキレ気味に入ると名前は茶の間にあった布団に俯せに倒れ込むように寝ていた。片付けようとして倒れて寝ちまったのが目に見えるようである。クソデカ溜め息を吐いてコロンと仰向けにして揺する。起きない。
そういやこの女電話がかかると寝てても起きるんだよな、と何回か電話で起こした事があるのを思い出した。名前の携帯を顔の真横に置いて、洗面所に素早く隠れる。電話を鳴らすと『はあ゛?』なんてドスのきいた声が聞こえて内心笑う。『もち゛も゛ち!!!?』とどでけぇ声がしたので即座に電話を切るとパタパタ動き出す音がする。『歯磨き!!!』とデカい独り言を言って近付いて来るので戸の前で待つ。
ガラッと洗面所の戸がひらく。誰も居ねえと思ってたのに目の前に壁みてーな男が爬虫類みたいな目付きで見下ろしていたらどうなるか。
『ヒッィあェ!!!?』
「い゛ッッッッッ!!!!!!?」
殴られた。そりゃもう躊躇なく腹を殴られた。まさか殴られると思わなくてびっくりしちまって固まると、女は追撃としてとんでもねえ音でビンタした。バチィィィン!!って言った。天地の頬っぺには紅葉マーク。天地と認識した瞬間へたり混んで『あ゛~~~~……』と脱水症状でも起こすんじゃねーかってくらい泣き出した。頬っぺがヒリヒリしてる天地だけど今回悪いのは自分だと解ってるので渋々屈んで謝ると『や゛や゛!!!!!!!』と喚くので仕方ねえなと茶の間まで抱えて運ぶ。座って降ろしてやろうとすればまぁ名前はしがみついたまんまだった。
『う゛~~!!!!』
「解った、解った。悪かったから」
『あ゛~~~!!!!ばか~~~!!!!!!!!!!!』
「うるせーなお前」
『や゛~~~!!!!』
「ハイハイ」
軽く流しながら背を叩いてやる。最早赤ん坊をあやしてるようなもんだった。こうして天地は時間を考えてあ、もうこれ泊まった方が早いなと目を遠くさせたのだった。
少ししてべそべそ目を真っ赤にした女が離して、と言うから降ろす。なしてここに居るの、と言うから素直に忘れ物。と言えば怖かった゛と言ってまた泣きそうになるからむに……と頬を摘む。泣くな泣くな。
「顔拭け」
『ん゛』
「あと布団片付けなくていい」
『ん?』
「泊まる」
『明日学校なのに?』
「……」
『……』
「朝寄るからいい」
『今の間何?』
「うるせえ」
完全に寝る体勢。くわ……と欠伸を零して昨日みたく二人で歯磨き。寝よっか。そうな。そうして名前は横になるので天地も横になって引き続き抱き締めて
「あ?」
『あれ』
「おかしい」
『あっちで寝る』
「……」
『……』
「……」
『……』
「……寝ろ」
『おやすみ』
「おー」