いちねんせい さん!
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『あまちくん゛』
「ん゛」
『どいて……』
「ん゛」
『おきて!!!』
「……」
『ダメだ二度寝だこれ』
あの後21時過ぎくらいまで他愛もない話をして、二人でシャコシャコ歯を磨いてもうちょいしたら寝るかと言っていたのだけど、いつももうちょい遅く寝てる天地はお目目ぱっちり。女がバサバサになった布団を直してバッチリ!いつでも寝れるよ!とサムズアップしていたけれど、俺はもう少し起きてると言えば名前もじゃあ私も起きてる、と言ってまたどうでもいい話をした。22時くらいにゃ目がぽそぽそして来たのでそろそろ寝ろ、と言うと目の前の麦茶を飲み終わったら、と言うのでそうしろと言い残して天地はトイレへ。
戻ってきたら天地が寝る予定の布団にぼと……と倒れて寝ていやがった。嘘だろとまたべちべち頬を叩くけど今度は完全に寝ていたので起きやしねえ。
天地もまぁ眠かったのだけど、まさか一緒に寝るわけにいかねえし、仕方ねえなと名前の寝室へ向かった。ぬいぐるみとパジャマがあった。タンスが開きっぱなしだった。下着が見えていた。静かに寝室の戸を閉めてすぴすぴ眠る女を少し移動させて布団をかけて一緒に寝たというわけ。
さて、朝モゾモゾしながらぱち!と目が覚めた名前を待ち構えていたのはとんでもねえ強さで名前を抱き締める腕だった。なんだと……?とびっくりしたけれど、そんな事より腕が重い、力が強い、恥ずかしいの三拍子なので起きてと揺すればうっすら目は開いたけど、すぐにまた目は閉じた。
『ね゛~~たい焼き!』
「…………まだ早いだろが……」
『何時か見たいから離して』
「……」
『いや離して?』
「……」
『ガン無視じゃん。携帯見さして』
「……やだ……」
『やだ!!!!!!?天地くんそんな可愛い事言えたの!!!!?』
「う゛……るせえ……」
クソデカい声出しやがって……と普段の三倍悪い目付きでキロリと女を見遣った。やっと起きた!と名前がうごうごと動いて抜け出そうとするのだけど、まだ寝惚けている天地は眠りを邪魔されるのが嫌で動けないようにぎっちり女を固めていた。ほぼ抱き枕。
『や゛……』
「……」
『おきる……』
「……」
『ねえ゛天地くんってば』
「……まだはやい……」
『携帯!見たい!』
「……」
『……天地くん、今日たい焼き買いに連れてってくれるンだよね?』
「……行く……」
『まだ寝れるか確認していいかな?』
「……チッ……」
『舌打ちしない』
腕の力が緩んだので枕元の携帯をとる。見てみれば確かに早くて、あと二時間は寝れるよと天地に言って携帯を置いた。ねえ天地くんこの手何?
『ねえ゛恥ずかしいから離して』
「……???」
『あっ凄いアホな顔してる……』
お前恥ずかしいって感情あったんだな……と寝惚けながら名前の事は離さない。ポカポカする抱き枕はそう簡単に離せない。携帯を見る為にちょっと離れてた名前をずりずりと布団に引きずり込んで自分の顎を名前の頭に置いて寝る体勢。名前もまさか普段あんな人を殺しました!みてーな面してる友人がこんな事して来ると思わないのでポカン、としてからくふくふ笑った。
『でも二時間で起きなかったら鳩尾を重点的に殴るからね』
「ぐむ……」
『あまちくん゛』
「ん゛」
『どいて……』
「ん゛」
『おきて!!!』
「……」
『ダメだ二度寝だこれ』
あの後21時過ぎくらいまで他愛もない話をして、二人でシャコシャコ歯を磨いてもうちょいしたら寝るかと言っていたのだけど、いつももうちょい遅く寝てる天地はお目目ぱっちり。女がバサバサになった布団を直してバッチリ!いつでも寝れるよ!とサムズアップしていたけれど、俺はもう少し起きてると言えば名前もじゃあ私も起きてる、と言ってまたどうでもいい話をした。22時くらいにゃ目がぽそぽそして来たのでそろそろ寝ろ、と言うと目の前の麦茶を飲み終わったら、と言うのでそうしろと言い残して天地はトイレへ。
戻ってきたら天地が寝る予定の布団にぼと……と倒れて寝ていやがった。嘘だろとまたべちべち頬を叩くけど今度は完全に寝ていたので起きやしねえ。
天地もまぁ眠かったのだけど、まさか一緒に寝るわけにいかねえし、仕方ねえなと名前の寝室へ向かった。ぬいぐるみとパジャマがあった。タンスが開きっぱなしだった。下着が見えていた。静かに寝室の戸を閉めてすぴすぴ眠る女を少し移動させて布団をかけて一緒に寝たというわけ。
さて、朝モゾモゾしながらぱち!と目が覚めた名前を待ち構えていたのはとんでもねえ強さで名前を抱き締める腕だった。なんだと……?とびっくりしたけれど、そんな事より腕が重い、力が強い、恥ずかしいの三拍子なので起きてと揺すればうっすら目は開いたけど、すぐにまた目は閉じた。
『ね゛~~たい焼き!』
「…………まだ早いだろが……」
『何時か見たいから離して』
「……」
『いや離して?』
「……」
『ガン無視じゃん。携帯見さして』
「……やだ……」
『やだ!!!!!!?天地くんそんな可愛い事言えたの!!!!?』
「う゛……るせえ……」
クソデカい声出しやがって……と普段の三倍悪い目付きでキロリと女を見遣った。やっと起きた!と名前がうごうごと動いて抜け出そうとするのだけど、まだ寝惚けている天地は眠りを邪魔されるのが嫌で動けないようにぎっちり女を固めていた。ほぼ抱き枕。
『や゛……』
「……」
『おきる……』
「……」
『ねえ゛天地くんってば』
「……まだはやい……」
『携帯!見たい!』
「……」
『……天地くん、今日たい焼き買いに連れてってくれるンだよね?』
「……行く……」
『まだ寝れるか確認していいかな?』
「……チッ……」
『舌打ちしない』
腕の力が緩んだので枕元の携帯をとる。見てみれば確かに早くて、あと二時間は寝れるよと天地に言って携帯を置いた。ねえ天地くんこの手何?
『ねえ゛恥ずかしいから離して』
「……???」
『あっ凄いアホな顔してる……』
お前恥ずかしいって感情あったんだな……と寝惚けながら名前の事は離さない。ポカポカする抱き枕はそう簡単に離せない。携帯を見る為にちょっと離れてた名前をずりずりと布団に引きずり込んで自分の顎を名前の頭に置いて寝る体勢。名前もまさか普段あんな人を殺しました!みてーな面してる友人がこんな事して来ると思わないのでポカン、としてからくふくふ笑った。
『でも二時間で起きなかったら鳩尾を重点的に殴るからね』
「ぐむ……」