いちねんせい さん!
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「傷まだ治っとらんか~」
『でももう痛くない!』
「跡残らんといいが」
『大丈夫!多分!』
「んでチーズは買えたんか?」
『いっぱい買ってね!!!ハンバーグの中に入れて上からもかけた!!!!』
「そうかァ」
月本光義くんとお茶に来ています。鈴蘭との一件が終わってから光義は光信に喧嘩に女を巻き込んだとしょぼくれながら言って、怪我をさせたから詫びをしたいんだがと相談された光信はゴミを見るような目で「さっさと土下座でもなんでもしてこんかい」と吐き捨てた。長男、情けない所もあるけれど兄弟間ではめちゃくちゃお兄ちゃんしてるので、妹が産まれた時一番嬉しがりめちゃくちゃ可愛がってきた身としては女に傷を負わせるのはド地雷であった。
光義も光義で神戸との喧嘩で負った傷が痛むけどまぁそんな事より先だよな……と光信の前で電話した。もしかしたら怖がってたし出ないかもなと思ってたら普通に出た。
怪我どうだ、と聞くといい感じ!!!!とどでけえ声で言われたので光信にまで聞かれて「お前小学生じゃないよなその子」と言われた。見た目は高校生だった。そんでお詫びに茶でもと女を呼び出してファミレスに来たのだった。
前回はめちゃくちゃ怖がってたってのに女はえへえへえへえへ笑いながらパフェを貪っている。怖くないんかと聞けば『なんか言った!!!!!!?』と爆音で返されたのでにっかり笑ってなんでもねーと言っといた。元気だな。
『今日ね!!!』
「おー」
『照り焼き作るの!!!!』
「ほー、偉いな」
『だからワカメ買って帰る』
「ワカメ」
『お味噌』
「そっかァ」
パフェも食べ終わって二人で歩く。顔怪我して親とかになんも言われんかったか。一人暮らしだから!ん?じゃこの間電話したのは?友達!!!そっか。
「あれ、義兄じゃん」
「げ」
光政である。ちょろちょろ歩いてた光政は光義が女連れて歩いてるからお!!!?女か????と面白半分で近付いて来た。面倒くさそうな顔をした光義がこの間怪我させちまった子、と先に言えばなーんだという顔になったけど。
『……』
「ん?」
「苗字ちゃんどうしたァ」
『……俵おにぎり……』
「は?」
「ぶふっ」
急に光政をジ……と見るからどうした?と思えばおにぎり……なんて言い出すから光義も笑っちまった。短時間しか喋ってないけどこの女は割と自分の中で話が成立しているタイプだから周りからしたら突拍子もない事ばかり言う。光政が何見て言ったんかな???と口元を引き攣らせながら言う。
『海苔みたい』
「ダハハ!!!!」
「笑うな!!海苔はやめろ海苔は」
『じゃあゆかりご飯でいいかな』
「おにぎりの話はもう辞めろ」
「み、光信に言お……」
「辞めろって!」
「苗字ちゃん、これ俺の弟の光政な」
『苗字名前です!!!!一年生!!!!!』
「小学生か????」
「光政とタメだな」
「これが?」
『人の事これ扱いした』
「光政」
「初対面で食い物扱いしてくる奴だぞ」
『おにぎり』
「辞めろってば!!」
そんな話をしていたら名前は『帰るね!!!バイバイ!!!』と帰っちまった。送ろうと思ってたのに。恐らくあの女お詫びとかなにとか完全に忘れて遊んでもらったくらいの気持ちだったんだろうな……とムッスリこいた光政の後頭部をべちんと叩きながら光義は笑った。
「傷まだ治っとらんか~」
『でももう痛くない!』
「跡残らんといいが」
『大丈夫!多分!』
「んでチーズは買えたんか?」
『いっぱい買ってね!!!ハンバーグの中に入れて上からもかけた!!!!』
「そうかァ」
月本光義くんとお茶に来ています。鈴蘭との一件が終わってから光義は光信に喧嘩に女を巻き込んだとしょぼくれながら言って、怪我をさせたから詫びをしたいんだがと相談された光信はゴミを見るような目で「さっさと土下座でもなんでもしてこんかい」と吐き捨てた。長男、情けない所もあるけれど兄弟間ではめちゃくちゃお兄ちゃんしてるので、妹が産まれた時一番嬉しがりめちゃくちゃ可愛がってきた身としては女に傷を負わせるのはド地雷であった。
光義も光義で神戸との喧嘩で負った傷が痛むけどまぁそんな事より先だよな……と光信の前で電話した。もしかしたら怖がってたし出ないかもなと思ってたら普通に出た。
怪我どうだ、と聞くといい感じ!!!!とどでけえ声で言われたので光信にまで聞かれて「お前小学生じゃないよなその子」と言われた。見た目は高校生だった。そんでお詫びに茶でもと女を呼び出してファミレスに来たのだった。
前回はめちゃくちゃ怖がってたってのに女はえへえへえへえへ笑いながらパフェを貪っている。怖くないんかと聞けば『なんか言った!!!!!!?』と爆音で返されたのでにっかり笑ってなんでもねーと言っといた。元気だな。
『今日ね!!!』
「おー」
『照り焼き作るの!!!!』
「ほー、偉いな」
『だからワカメ買って帰る』
「ワカメ」
『お味噌』
「そっかァ」
パフェも食べ終わって二人で歩く。顔怪我して親とかになんも言われんかったか。一人暮らしだから!ん?じゃこの間電話したのは?友達!!!そっか。
「あれ、義兄じゃん」
「げ」
光政である。ちょろちょろ歩いてた光政は光義が女連れて歩いてるからお!!!?女か????と面白半分で近付いて来た。面倒くさそうな顔をした光義がこの間怪我させちまった子、と先に言えばなーんだという顔になったけど。
『……』
「ん?」
「苗字ちゃんどうしたァ」
『……俵おにぎり……』
「は?」
「ぶふっ」
急に光政をジ……と見るからどうした?と思えばおにぎり……なんて言い出すから光義も笑っちまった。短時間しか喋ってないけどこの女は割と自分の中で話が成立しているタイプだから周りからしたら突拍子もない事ばかり言う。光政が何見て言ったんかな???と口元を引き攣らせながら言う。
『海苔みたい』
「ダハハ!!!!」
「笑うな!!海苔はやめろ海苔は」
『じゃあゆかりご飯でいいかな』
「おにぎりの話はもう辞めろ」
「み、光信に言お……」
「辞めろって!」
「苗字ちゃん、これ俺の弟の光政な」
『苗字名前です!!!!一年生!!!!!』
「小学生か????」
「光政とタメだな」
「これが?」
『人の事これ扱いした』
「光政」
「初対面で食い物扱いしてくる奴だぞ」
『おにぎり』
「辞めろってば!!」
そんな話をしていたら名前は『帰るね!!!バイバイ!!!』と帰っちまった。送ろうと思ってたのに。恐らくあの女お詫びとかなにとか完全に忘れて遊んでもらったくらいの気持ちだったんだろうな……とムッスリこいた光政の後頭部をべちんと叩きながら光義は笑った。