未来
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チョッパー君達の「絶対に助けてやるからな!!」と言う言葉を聞いたのを最後に、私の意識は真っ暗な世界へと移った。
見渡す限り、一面の闇。
とりあえず歩いてみるけど、足元がふわふわして進めているのかわからない。
ふと、暗闇から声が聞こえてきた。
“死んだら楽になるぞ”
“お前が生きていても良い事なんて一つも無い”
以前の私ならその言葉に恐怖し、頷き、簡単に諦めていただろう。
…でも、今は全然怖くないんだ。
だってチョッパー君達が“絶対助けてやるから”って言ってくれたんだから。
だってルフィさんと“生きて帽子を返す”って約束したから。
だってサンジさんに好きな物を作ってもらう約束をしたから。
…だって、ゾロさんに“生きて告白の返事をする”って約束したから…。
私は皆を信じているし、守らなきゃいけない約束もある。やりたい事だってたくさん。
元気になったらチョッパー君とまた空の散歩をしたいし、ナミさんに買い物についてももっと教えてもらいたい。
ロビンさんにこの世界の歴史についての話もたくさん聞きたい。ウソップさんの狙撃の腕もまた見たい。
ルフィさんにちゃんと帽子を返して、彼が夢を叶えるその時を見たいし、サンジさんの美味しいご飯ももっと食べたい。
ゾロさんに…ちゃんと、告白の返事をしたい。そして叶うならばずっと一緒にいたい。
ほら…未来について考えるとこんなに胸がときめくし、わくわくしてくる。
だから、
『私はもう“死にたい”なんて思わないよ。』
未来を考えるのって悪くない
(それはきっと、きらきらと輝く宝石みたいなモノ。)