出航!
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「最期の別れは済んだか?待っていてやった私の優しさに感謝し…!?」
ドガァァァアン!!!!
少将が話しているのも構わず、ルフィ達とメリー号への道を塞いでいた海兵共を吹き飛ばす。
「走れぇぇえ!!!!!」
ルフィの叫びに、チョッパー達が全力でメリー号への道を駆け出した。
「お前ら、たった3人相手に何をしている!?」
「し、しかしこいつら強…っうわぁぁぁぁあ!!??」
視界の隅で少将の顔が青ざめていくのを捉えながら、休む事なく海兵共を倒していく。
…あらかた雑魚は片付けると、少将は先程までの余裕はどこへやら…完全に逃げ腰だった。
「く、くそ!応援はまだか!?」
「何人来ても俺達は負けねぇよ。」
ルフィがコキッ、と指を鳴らす。
「ま、待て!そうだ、お前らは危険分子なんかじゃないと上に伝えてやろう!航海がしやすくなるぞ?」
「てめぇごときの言葉が上に伝わるとは思えねぇな。」
サンジがタバコの煙を吐き出しながら答える。
「な、なら…アレを操れる薬をお前らにやろう!!」
「…んな胸クソ悪ぃモンいらねぇよ。」
刀を構え直しながら答えれば、男は小さく悲鳴をあげてその場に尻餅をついた。
「な、なら…えっと…」
「…ゴムゴムの…」
「…鬼…」
「…コリエ…」
「た、助け…!!」
泣きながら助けを求める少将に、3人で一斉に技をかけた。
「バズーカ!!」
「斬り!!」
「シュート!!」
「ぎゃぁぁぁぁぁあ!!!」
叫び声をあげながら少将は吹き飛ぶ。
その後方に、こちらへと向かってくる海軍の軍艦が目に入った。
「逃げるぞルフィ!あの数の軍艦に一斉攻撃されたら面倒だ!」
「それに今はサクラちゃんの治療がゆっくり出来る事が最優先だからな!」
「ニシシ、わかった!!よーし、出航だー!!!」
笑って頷いたルフィは船へと向かって走り出す。
幸いにもログも溜まっていたので、そこからはナミの指示に従い船を動かし上手く海軍を撒く事が出来た。
…後はサクラが目を覚ますのを待つだけだな。
出航!
(次はお前が俺達の“お願い”をきく番だぜ。)