命令とお願い
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
謝りながら涙を拭うサクラを見て、ようやく戻ったのだと安堵する。
「ニシシ!!俺達の勝ちだな!!」
「サクラちゅわぁ~ん!!信じてたよー!!」
「よーし、それでこそウソップ様の弟子だぁー!!」
ルフィ達が歓喜の声を上げる傍ら、少将は再び忌々しそうに舌打ちし海兵に指示を飛ばした。
「もうAB-536は使いものにならない!!こうなったら私達で…やれ!!」
直後、海兵共が俺達に向かって突っ込んでくる。
が、こんな雑魚共いくら集まろうが俺達の敵じゃねぇ。
先程までの鬱憤も手伝い、全員で蹴散らして行く。
無理すんなっつったのに、サクラは海兵相手に力を使い…『力を使って直接怪我はさせていないので大丈夫だと思います。』って、そういう問題なのか?
「くそっ!!海賊ごときが舐めた真似を…おい!!こうなりゃ麦わらの船を沈めろ!!」
『そんな事、させません!!』
少将が電伝虫を使って指示を出した瞬間、サクラはメリー号を囲む海軍の船へと手をかざした。
『ウンディーネ!!』
「まさか…やめろ!!」
サクラの声と共に、水柱や巨大な波が海軍の船のみを襲い転覆させる。
「くそっ、くそっ…くそぉぉお!!!!!“兵器”の分際でよくも…くたばれ!!」
「っサクラ避けろ!!!!」
『!!!!』
ダァン!!!
「「「サクラー!!!!!」」」
…少将のピストルが、サクラの腹部を撃ち抜いた。