信じる
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「っ黙れ!!おいAB-536!!麦わら達を海へ引きずりこめ!!」
男の強い口調に、また“AB-536”は反応し動く。
しかし手をルフィさん達にかざしても、彼等は避けるそぶりも反撃するそぶりも見せない。
「は…ははは!とうとう諦めたのか?」
「違ぇよ。俺達はサクラならお前なんかに負けねぇって信じてんだ。」
「なっ…!?」
確固たる自信を持って話すルフィさんや、それに頷く皆さん。
皆さんが“私”を信じてくれた。
…だから、
「っじゃあお望み通り海の藻屑になるが良い!!やれ!!」
『……。』
「!?お、おい!!聞こえないのかAB-536!!さっさとあいつらを片付けろ!!」
“私”も“サクラ”を信じてあげなきゃ…!!
『…ウンディーネ。』
「そうだ、それで良い!!」
“AB-536”の呼び掛けに精霊が応え、巨大な水柱がルフィさん達へと襲いかかる。
…っ動いて、“私”の身体…
「は…ははは!!本当に動かない気か!?」
…動け…
「麗しい仲間愛だなぁ!?」
…動け…動け…
「これで私は昇進間違い無しだ、くたばれぇ!!!」
…動け動け動け動け…っ
『っ動けーーーー!!!!!!!!!』
その瞬間、霧が晴れたような感じがした。
信じる
(“AB-536”じゃなくて“サクラ”なら負けないって“私”も信じるよ。)