ウキウキ
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「…サクラ、他の人間の前では力使っちゃダメよ。」
それはある天気の良い日、チョッパー君と空を散歩して帰ってきた時にナミさんに言われた。
「海軍なんてそこら中にいるんだから。見つかるリスクは少ない方がいいと思うのよね。」
まぁ私たち海賊と一緒にいる時点で危ないんだけど、とナミさんは悪戯っぽく笑う。
「特に、もし一人の時に力使って、たまたまあんたを探してる海軍に見つかって囲まれでもしたら逃げ切るのは難しいでしょ?」
『…確かに、そうですね。』
「だから、町や島で何かあったら…そうね、例えば誰かに絡まれたりした時には大声で叫びなさい。ゾロ達の名前を出せば相手は怯むだろうし、きっとすぐにゾロが駆け付けるわ。」
『?わかりました。』
やたらとゾロさんを推すナミさんに首を傾げつつ、返事をする。
『…あれ、でもゾロさんて方向音痴なんじゃ…』
「サクラの事に関しては大丈夫なのよ。」
『??』
「まぁ安心してゾロを頼りなさいってこと!」
ニヤリと笑ったナミさんにバシッ、と背中を叩かれ…地味に痛い。
「ゾロと言えば、サクラお前組み手してもらうんじゃないのか?」
『はい…あ、もうこんな時間!私行ってきますね。』
チョッパー君とナミさんに頭を下げてから、ゾロさんが鍛練している場所へと早足で向かった。
早くゾロさんに会いに行こう!
ウキウキ
(サクラ、よっぽど組み手が好きなんだな!すごく嬉しそうだ!)
(ふふっ…組み手“も”よ、きっと。)
(え??)