お風呂上がり
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お風呂に入った後、食堂でチョッパー君と絵本を読んでいたら、彼が目を擦り出したので男部屋まで運んであげた。(ちなみに他の方達はまだ食堂で話したりしている。)
ただでさえもふもふしてて気持ち良いのに、眠気から体温が高くなったチョッパー君は更に気持ち良かった。抱きしめて眠りたいくらい。
…流石に男部屋で一緒に寝たら迷惑だよね。
女部屋に運べば良かったかなー、なんて考えていたら視界に誰かのシャツが目に入った。
雑に置かれていたそれを何となく手に取り畳む。…と言うか、この部屋なかなか…うん、散らかってる。
多分サンジさんのゾーンであろう一角だけはすごく綺麗なのがなんだか面白くて小さく笑った時だった。
ガチャ
「…なんでお前がここにいんだよ?」
『あ、ゾロ…さ…ん…』
ドアが開いたと思ったら入ってきたのはゾロさん。
男部屋だから何もおかしくは無いんだけれど…
その、
ゾロさんは、
上半身裸で…!
お風呂上がりなのか頭からタオルをかけてガシガシと頭を拭きながらこちらへと近づいてくる。
男の人の裸(と言っても上半身だけだけど)なんて見た事が無い私には刺激が強すぎて…でも、その引き締まった上半身から何故か目が逸らせなくて見つめてしまった。
「…あ?おいサクラ、ここに置いといた服知らねぇか?」
『!!こ、こここれですか!?』
ゾロさんの言葉にようやく我に返り、先程畳んでいた服を慌てて差し出す。
「あぁ畳んでくれたのか」なんて言いながらゾロさんがシャツに手を伸ばした瞬間、微かに触れた指先。
『ひゃあ!!』
「ぅお!?」
『ご、ごご、ごめんなさい!変な声出して…』
バクバクと激しく鼓動する心臓を押さえながら謝る。
別に、ゾロさんに触れられるのは嫌いじゃないし初めてじゃない…のに、なんでこんなに挙動不審になってしまうんだろう?
…た、確かに、ゾロさんの半裸姿は初めて見るけど…
と言うか、なんだかゾロさんの雰囲気もいつもと違う気がする。
なんて言うか、大人っぽいと言うか…あ。
『…色っぽい…』
「はぁ?」
『今のゾロさん、なんだか色っぽいです。』
そう告げるとゾロさんは眉間にシワを寄せた。