アルコール
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「ちょっとサクラ大丈夫?」
『…ふぁい…』
いつも通り宴会騒ぎを楽しんでいたら、ナミの心配そうな声と舌足らずなサクラの声が聞こえてきた。
チラリとそちらを見遣れば、耳まで真っ赤になってナミにもたれ掛かるサクラの姿。
「飲み過ぎちゃダメだって言っただろ!?」
「…サンジ君特製の、アルコール度数が低いカクテル一杯しか飲んで無いわよ。」
チョッパーとナミとの会話に思わず酒を吹き出しそうになる。
…カクテル一杯であれってどんだけ弱いんだあいつ…。
こりゃ外じゃ飲ませらんねぇな、と一人溜め息をついた所でナミに呼ばれた。
「ゾロ!」
「…んだよ。」
「サクラ部屋まで運んであげて!」
「…は?」
「この中じゃ一番酔って無いのアンタなのよ。と言うか私の中でアンタはすでにサクラ係なの!」
「……なんだよ、サクラ係って…。」
ナミの言葉に深く溜め息をつく。
…心なしかニヤついてねぇか?こいつ。
「頼んだぞゾロ!おれ、夜サクラが気持ち悪くなった時の為の準備してくる!」
「ほら、ゾロ。」
「…チッ、仕方ねぇな。」
持っていた酒を一気に飲み干し、相変わらず軽いサクラを抱き抱えて女部屋へと向かった。
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『ぞろさぁん…』
「ほら、水飲め。」
『あい…』
覚束ない手でなんとかコップを握って水を飲むサクラ。
…まぁ気持ち悪そうな様子もねぇし、このまま寝させて大丈夫だろ。
「もう寝ろ。」
『んー…』
「じゃあな。」
『……ぞろさん、いっちゃうんですか?』
「………は?」
その発言の意図がわからずサクラを見ると、弱々しく俺の服を掴んできた。
『…いや、です。』
「?」
『いっちゃ、いや、です。』
「なっ!?」
『わたし、もっとぞろさんといたいです。』
「~っ!!」
酒のせいで潤んだ瞳に、赤く染まった頬。甘えるような声…
俺自身も酒が入っているので、いつもより理性は脆い。
『ぞろ、さん…?』
…視界がグラリと揺らいだ気がした。
アルコールには気をつけましょう
(…これで無意識とか本当タチ悪ぃな…はぁ…)
あとがき
原作でルフィ達の飲酒シーンがありましたので夢主にも飲ませていますが、現実では未成年の飲酒は法律で禁止されているのでダメですよ!