仲間
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「…で、さっきのはどういう事?」
出航し、追っ手の心配も無くなった所で自己紹介から始まり…今はさっきのマジックについて尋ねられている。
『うーん、 本来は種明かしはしないのですが… 今回は特別ですよ?』
そう言って海軍の船を消した種明かしを始めた。
『実はですね、天気と時間等、様々な条件が重なるとあそこに大きな渦潮が出来るんです。』
「渦潮?」
『はい。その渦潮は海軍の船ですら一瞬で飲み込む位の物で…その代わり、本当に一瞬しか出来ないから多分海兵は全員無事なんですけど。沈んですぐ浮かび上がる感じですね。』
「なるほど…。」
『なので私はタイミングを見計らって布を上げたり下げたりすれば良かったんです。』
「…何で海軍すら知らねぇような渦潮をお前が知ってんだよ。」
『ずっと塔に閉じ込められていましたから…海を観察する時間だけはいくらでもあったんですよ。』
そう言って笑えば、少しばつが悪そうにゾロさんは目を逸らして頭をかく。
「…悪い、」
『いえ、お気になさらず。 』
「本っ当すっげーなクレア!!」
『ふふ、ありがとうございます。』
「マジシャンが仲間になるなんてすげー嬉しい!! よろしくな!!」
『こ、こちらこそ、よろしくお願いします!!』
「もう仲間なんだから、敬語止めなさいよね!!」
「そうだぞ!!」
ルフィさんの言葉を皮切りに、皆さんからも歓迎の言葉を貰えて…嬉しくて涙が出そうになった。
仲間
(もう、 一人じゃない。)