仲間
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「おー、 お帰りサンジ!!」
「あぁ、待たせたな。」
「ふふ、本当に花嫁さんを拐って来たのね。」
「だ、大丈夫だったか!?」
「一つ問題点を挙げるとすんなら、海軍がこっちに向かってるって事くれぇだな。」
「…何やってんだアホコック。」
「あ"?やんのかクソマリモ。」
「喧嘩してる場合じゃないでしょ!!詳しい話も自己紹介も後よ!! まずは出航!!」
その声を合図に、船の人達が一斉に準備に取り掛かる。
何をすれば良いか分からずとりあえず私は邪魔にならない隅へ移動した。
「お、おい!! あれ海軍の船じゃねぇか!?」
鼻の長い男性が指差した先には確かに海軍の船。
「…全速前進!! 撒くわよ!!」
『待って下さい。』
「…クレア?」
オレンジ色の髪の女性を止め、船をその場に留まらせる。
「…何のつもりだ。」
『大丈夫、私に任せて下さい。』
緑の髪の彼が睨んできたけど、それに笑顔で返し、咳払いをしてから”仕事モード”になった。
『さぁさぁ皆さん、これからあの船を消してご覧にいれましょう!』
「船を消す!?」
『取り出しましたは何の変鉄も無い布。これを船が隠れるように広げます。』
「お前…俺のチーフいつの間に…」
サンジのポケットチーフを拝借し、海軍の船が隠れる様に広げる。
ふわり、と吹く風の吹き方や、少し変わった風の匂いに成功を確信し…ゆっくりと数を数える。
『1…2…3!!』
「「!?」」
布をどければ、先程まであった海軍の船は跡形も無く消えていた。
「ふ、船が消えた!?」
「すっげーーー!!」
「どういう事だ…!?」
「…っと、とりあえず今の内に行くわよ!!」
そう言って、オレンジ色の髪の女性は再び指示を出した。