プレゼント
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夜。
いつもの様に屋根に上がり、クレアと話す。
…こいつとのこの時間がすごく好きだ。
「…な、これやるよ。」
『え?わ、』
プレゼント、と改めて考えたら恥ずかしくなってしまい、半ば押し付けるようにして渡す。
受け取ったクレアは、首を傾げつつゆっくりと包装を開き…やべぇ、なんか緊張する…‼
『…これ、ネックレス…?』
「…ネックレスなら着けててもマジックの邪魔にはなんねぇだろ。」
『わ、たしに?』
「お前以外に誰がいるよ。」
『っありがとう‼大切にする‼』
ギュッ、と箱を抱き締めながら本当に嬉しそうに笑うクレアに、胸が高鳴る。
…あークソ可愛い…。
「…着けてやる。」
『え?』
「ほら、貸せ。」
ネックレスをクレアの手から取り、抱き締めるようにしながら前から着けてやる。
…チラリと見えたクレアの耳が真っ赤で、何か嬉しくなった。
「出来た。」
『あ、ありがとう。どうかな?』
「…クソ似合う。」
月明かりに石がキラリと輝き、まるでこの世の物じゃないんじゃないかって位にクレアが綺麗に見える。
『…本当にありがとう。』
「いーえ。」
『ふふ、この石、サンジの髪色と同じだね?』
「⁉」
『サンジといつも一緒にいるみたいで、嬉しい‼』
確かに俺も自分の髪色と同じだ、って買ったけど、改めて言われるとすげー恥ずかしい。
そんな俺に構う事無く、クレアは本当に嬉しそうにずっとネックレスを眺めている。
…あー…本当、何でこいつはこんなにクソ可愛いんだ。
『?サンジ、どうかした??』
「…うるせぇ。俺にも構え。」
『へ…⁉』
腕を引き、そのままクレアの後頭部に手を回してキスをする。
…こいつの喜ぶ顔、もっと見てぇな。
プレゼント
(街で色んなモン見せてやれたら、喜んでくれっかな…。)