可愛いお前が悪い
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「…とまぁ、こんなもんかね。」
「フフフ…今更海軍がどう動こうが俺には関係ねェな。」
「またあんたはそう言う事を言って…」
「それこそ今更だろ?」
溜め息をつくおつるさんに構う事なく、立ち上がり隣室へと向かった。
「カレン、待たせたな。」
『ドフラミンゴさん!』
扉を開ければ読んでいた本を閉じ、嬉しそうにカレンが駆け寄ってくる。
「フフフ!帰るぜ。」
「…本当にあたし以外に会わせずに帰る気かい。」
「当たり前だろ。」
本を片付けに行ったカレンに聞こえ無いくらいの声で、呟いた。
「…出来るなら監禁して、俺以外の男になんか見せたくねェ位なんだ。」
「…。」
「フフフ…まァそれをしたらカレンは笑わなくなっちまうだろうから、流石にしねェけどな!」
「はぁ……ほどほどにしておやりよ。」
呆れ気味に言うおつるさんに適当に返事をし、戻ってきたカレンを抱き抱え行きと同じ様に窓枠に足をかけた。
ーーーーー
「フフフ…どうだ、空の散歩は?」
『ま、まだちょっと怖いです…!』
ぎゅう、としがみついてくるカレンに口元の笑みが濃くなる。
…こいつがこんだけしがみついてくるなんて、普段じゃ絶対あり得ない。
『でも、』
「ん?」
『…ドフラミンゴさんと一緒だから、嬉しい気持ちの方が強いです…。』
「!」
…あァ、本当にカレンはどうしてこうも可愛いんだ!
『⁉ド、ドフラミンゴさん⁉な、なんだか速度が上がったような…‼』
「フフ、フフフ‼煽ったお前が悪い。」
『え…えぇ⁉わ、私、煽ったつもりは…‼』
その時丁度船についた。
静かに船の甲板へと降り立ち、そのまま足早に自室へと向かう。
…おつるさんの前だけでなく、またあんな可愛い事言われて、生憎我慢出来る様な男じゃねェんだ。
だから、今晩は覚悟しろよ?シンデレラ。
可愛いお前が悪い。
(手加減、してやれねェかもな。フッフッフッ!)
あとがき
おつるさん難しい…‼
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