甘い熱
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真っ赤になって慌てるカレンが可愛くて、その真っ赤な頬が本当に美味そうに見えて思わずキスしていた。
ふに、と柔らかい肌は何故か本当に林檎みたいに甘く感じ…カレンの動きが止まったのを良いことに今度は舐めてみた。
『っひゃあ!?』
「フフフ、甘ェな。」
『そ、そんなわけ無いじゃないですか!!』
『不思議な事にそんなワケあンだよ。』
今まで抱いてきた女にはこンな事思った事ねェが、カレンは全身から甘い匂いがする。
俺と同じ物食ってるし、シャンプーだって同じなのにカレンだけ。
…ンで、その甘い匂いに誘われてる俺はそろそろ色々と限界だったりするワケなんだが。
惚れた女とずっと同じ部屋にいるのに今まで手を出してねェ自分を、自分自身が一番驚いている。
…いや…本気で惚れてるからこそ、か?
確実にそういう行為が“初めて”であろうカレン。現にちょっと覆い被さっただけでこの慌てようだ。
こんな彼女に後先考えずに手を出したら傷付けるに決まってる。だから我慢してるンだが…俺も男なワケで。
『や、やめ…ドフラミンゴさん…』
「……。」
惚れた女に、真っ赤な顔に涙目のオマケ付きで見つめられて欲情しない男がいるなら見てみてェ。
『っあ…!?』
無言のまま首筋に唇を這わすと、首が弱いのか色っぽくて甘ったるい声を出したカレンにいよいよ理性が崩れる音がした。
「…なァ。」
『は、はい?』
「……シて良いか?」
『え…』
「フフフ!この状況で“何を?”なンて質問はしねェよな?」
『~っ!!』
先程よりも更に赤くなったカレンに口角が上がる。
フフフ…嫌がる素振りがねェって事は良いって事だよな?
「…優しく、するから。」
安心させるかのように優しく頭を撫でながら呟けば、カレンは瞳を強く閉じて小さく頷いた。
「…フフ!フフフ!!本当に良いンだな?後でやっぱ嫌だっつっても止められねェぜ?」
『ド、ドフラミンゴさんこそ良いんですか?私、今までドフラミンゴさんがお相手してきたような人達程美人でもなければスタイルも良く無いのに…』
「フッフッフッ、誰が…例えお前自身が何と言おうが、カレンは俺にとっては最高で何よりも大切な女だ。」
言いながらカレンの身体を横抱きし、ベッドへと運ぶ。
“初めて”がソファの上じゃアレだろ、なんて今まで使った事も無い気を使う自分に笑いが溢れた。
…さて、たっぷりと可愛がってやるぜ?愛しい愛しいオヒメサマ。
甘い熱
(ドロドロに溶け合って一つになろうじゃねェか。)