可愛いわがまま
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『…ドフラミンゴ、さん?』
「……7時…いや、6時だ。」
『え?』
「6時までに仕事終わらせて帰ってくる。」
『!?そ、そんな!無理なさらないで下さい!!』
「無理なンかじゃねェよ。だいたい、あいつら毎回グダグダと無駄話が多過ぎンだ。たまにはさっさと切り上げても良いだろ。」
『…でも…すみません、私がわがまま言ったからですよね…。』
申し訳無さを含んだ声色で呟くカレンの頭を、安心させるかのように撫でてやった。
「フフフ…これは俺のわがまま、だ。」
『?』
「俺もお前と一緒に居てェんだよ。」
『!!』
「本当は仕事なンか放り出してェくらいだ。」
『だ、駄目ですよ!!』
腕の中で慌てふためく様子に笑いが込み上げる。
「フフフ!お前がそう言うからちゃンと仕事して来る。」
『よ、良かったぁ…』
「……まァ、ちぃとばかし乱暴な手段になるかもしンねェけど。」
『え?』
「いンや、何でもねェよ。」
カレンから身体を離し、朝飯を運ばせる為に電伝虫へと手を伸ばす。
『…無理、させてしまうと分かってはいるんですが…』
「あ?」
『すみません…とても嬉しい、です…』
「……。」
真っ赤な顔で俺の服の裾を掴み、ふにゃりと笑ったカレンに完全に俺の心は持っていかれた。
………よし、5時までに仕事終わらせよう。
可愛いわがまま
(あァ、そういやおはようのキス忘れてたな。)
(えぇ!?あ、いや、その…!!)
(フフフ…来いよ。)