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翌日、ドフラミンゴさんのお仕事の関係である島についた……
…の、だけれど。
「フフフ…大丈夫かァ?」
『……暑い、です…。』
…その島は一年中夏みたいな気候の島らしく、今まで秋と冬のような気候を繰り返す島に住んでいた私には体験した事の無い暑さだった。
「街に行く時にはちゃんと日傘さして歩けよ。」
『…え?』
「綺麗な白い肌が日焼けしちまうぜ。」
スッ、と私の頬を撫でながら言ったドフラミンゴさんに、私の顔は瞬時に赤く染まる。
…ドフラミンゴさんは、こういう事サラリとするから困る…。
赤くなった私の頭を一撫でした後、彼は有り得ない量のお金を私に押し付けて(「今日は一日やりたい事するのがお前の仕事だ。」って…優し過ぎる…)仕事へと向かった。
…こ、こんなに貰っても…!!明らかにお小遣いとか賃金のレベルを超えている。
初めてもつ大金がなんだか怖くて、札束から数枚お札を抜き取り残りはクローゼットの奥へとしまい込んだ。
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まだ青痣が腕に残っている私は、暑くても半袖は着られない。
せめて色合いだけでも涼しく、と思い着替えた後部屋を出たら、ドフラミンゴさんの部下の方から淡いピンク色の日傘を手渡された。
「若様からのプレゼントだそうです。」って…本当、申し訳無い…。
ドフラミンゴさんの前以外ではまだ自然な表情が出せないので、いつも通り作り笑いをして日傘を受け取り私も船を降りた。
…表情は相変わらず作り笑いだけれど、産まれて初めての他の街にテンションは確実に上がっている。
まず目指すは本屋さん!