小さな恋心
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「フフフ…落ち着いたか?」
『た、大変申し訳ございませんでした…!!』
わんわんと子どものように泣きわめいた後、襲ってきたのは『やってしまった』と言う感情。
し、七武海であるお方の胸で泣くなんて…!!
「気にすンな。」
『あ…』
ぽんぽん、と頭を撫でて下さるドンキホーテ様に安堵した。
…ドンキホーテ様の側は、ドキドキするけどとても落ち着く…。
あぁどうしよう。
気付かないフリをしていたこの気持ちが咲いてしまった。
声も、頭を撫でてくれる手も、特徴的な笑い方も、彼を形成する全てが…………
………“愛しい”、だなんて…。
…私みたいな女が、彼の側にいたいだなんておこがまし過ぎる。
だから、勿論この気持ちを伝えるつもりは無い…
…けれど、この想いを消し去るには時間がかかりそうなんです。
だから、どうかしばらくはひっそりと貴方を想う事を許して下さい。
…今だけは、この温もりに甘えさせて下さい。
小さな恋心
(貴方との思い出だけで私は十分幸せなのです。)